日本の文学賞

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青春ラリアット!! (電撃文庫 せ 3-1)

電撃小説大賞

青春ラリアット!! (電撃文庫 せ 3-1)

蝉川タカマル

書籍情報

出版社
アスキー・メディアワークス
発売日
2011-02-10
ページ数
280ページ
言語
日本語
サイズ
10.7 x 1.4 x 15.1 cm
ISBN-13
9784048702386
ISBN-10
4048702386
価格
22 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

「ッシャーッ! 行くぞコノヤローッ!」 どこかの有名レスラーばりにマイクコールをし、全校朝礼の場で公開告白をした月島。その結果は── 当然、停学処分となったのだった。 バカの日本代表、月島を心配する者がひとり。友人の宮本である。失恋し、なおかつ停学のダブルパンチで傷心であるはずの月島を見舞うことに。その道すがらで出会ったのが、整った顔立ちながら愛想のかけらもない無表情の少女── 長瀬だった。 長瀬は 「停学になってしまった月島先輩を慰めてあげたい」 と殊勝なことを言う。どうも、月島に“ゾッコンラヴ”であるらしい。あの月島に“ゾッコンラヴ”なのに驚きつつ、自分に対してはなぜか横柄な彼女に怒りも覚える宮本だった。 この奇妙な三角関係が、風雲嵐を巻き起こす事になり!?

レビュー

  • テンポがいい

    タイトルそのまんまの内容でした テンポがよく、スラスラと読めます しかし、テンポがいいのかノリがいいのか、なぜこんな状況なの?というのもしばしば キャラの個性が強く、多分主人公が一番影が薄い メインが3人だけなのですが、その分描写がしっかりしていたと思います すでに主人公に彼女がいたり、ヒロインは主人公の友達が好きで、そいつは別の子が好きという この関係がとても面白いです。特に主人公は関係ないじゃんという ラストはまさかのバトルで、みんなとてもかっこいい これはこれで、きれいに話がまとまっているので続編が出るのか気になるところ

  • 電撃ならではの青春ストーリー

    タイトルと宣伝文に惹かれて購入しました。 が、本当にバカばっかりな作品で、大笑いでした。 もちろん面白かったですよ。 宮本と長瀬の掛け合いが秀逸で、勢いのある展開は一気読みさせてくれます。 しかも、皆まっすぐなので、解決の読後感もよく、非常に気持ち良く読み終えられます。 いわゆる、ライトノベル的な萌えは弱いのかもしれませんが、こういうのが受賞作に なるあたり、電撃文庫というレーベルの独自性なのかもしれません。 お奨めできる一冊です。

  • 嫌いです

    恋愛絡みのゴタゴタから青春っぽい事をやらかすストーリー。 メインの登場人物は、男3人と女2人(1人はこの巻ではほぼ出番なし)で、男が多い。 登場人物の二人が片思いで、二人とも好きになった根拠は一言で片付く程度のもの。 二人とも好きな本人とはクラスメイト以下の希薄な関係にも関わらず、影でその人の為に行動し、ボロボロになる。 「こんなに自分を犠牲にするほど好きだ」という描写だけで、実際「こんだけ好きなんだ」と相手にぶつけない。 最初の馬鹿げた告白はギャグだし、本人にいいところを一つも見せてない。 最初から恋が実らない方向に突っ走って、最後はあっさりと身を引く。 こんなもので感情移入できるわけがないし、美しい愛情だとも思わない。 最後はデフォルメされた親バカ極道とのプロレスもどき。 シリアスな喧嘩でもないし、笑えるわけでもない、緊張感に欠ける根性論のぶつかり合い。 ヒロインの毒舌は面白かったが、それ以外は個人的には嫌いだった。

  • 熱血バカの引き起こす騒動

    体力バカの月島薫は全校集会で高野瑠璃に告白するのだが撃沈する。その結果、5日間の停学と傷心を得た月島を慰めるため、彼の家に向かう友人の宮本圭太の後を、一人の後輩が尾行してきた。その後輩、長瀬瑞希は月島のことが好きらしい。しかし、緊張のあまり月島の傷心をえぐる行動をとってしまう長瀬だった。 そんな三人は、偶然、月島を振った高野瑠璃が、その彼氏の藤田誠司から遠ざけられていることを知る。惚れた女の笑顔を取り戻すため、月島はその問題を解決しようとするのだが…。 熱血一直線の熱い男と、その友人でありながらどこか素直になれない男、そして熱血バカにほれる性格のねじ曲がった女という、ひと癖ある連中が織りなす青春ストーリーだ。熱血バカの行動が直接的に物事を動かすだけでなく、間接的に一歩引いた感じの人間をも動かしてしまう。 会話のテンポと、長瀬の罵倒を楽しむ感じの物語だと思う。そこに、いくつかの恋愛のラインが絡み合ってくる。 深みはないかもしれないけれど、読み味すっきり爽やかの作品という気がする。

  • 金賞とタイトルに恥じない歪な『青春』小説。

    『金賞に恥じない』『タイトルに恥じない』 ――この一冊を読み終え、率直に出てきた感想である。 自分が電撃大賞の受賞作を手に取り読了するのはこの本が初だったため、正直に言えば金賞の価値や基準は不明瞭なのだが、確かにこの小説には最後まで読ませるエネルギーが満ち溢れていた。登場人物同士の軽妙な掛け合いに、ストーリーの軸が多岐に渡りながら一本にまとめられている構成力。これには息を呑ませられた。 さらに評価したいのは、この物語をありがちなラブコメストーリーではなく『青春小説』として昇華させていることである。この本は主に三人の登場人物が織り成していくのだが、この関係が実に面白い。この三角関係はよくあるような正三角に整えられたものではなく、とても歪なのである。この辺りはぜひ読んで体感してもらいたい。タイトルどおりに勢いのあるラストも必見である。 ただしかし、ここまで自分が評価してきたのは『青春小説』としての評価だということを念頭に入れていただきたい。もし一般的な『ラブコメライトノベル』を所望の方はこの作品ではなく迷わず違う作品を手に取ることをお薦めする。個人的に言えば、この筆者の作品は新刊でも続刊でも手に取りたいと思わせる内容だった。

  • 題名がピッタリです

    電撃の金賞作品です。 大賞金賞銀賞の5作品はすべて読みましたがこの作品が一番好きです。 読みやすいし、イラストも良い。まさに青春でしょう。 ただ展開が読めるというか、続きが出るならこれからどうなっていくのか、なんとなく分かってしまいますね。 しかし続きが出たら間違いなく買います。 満点とは言えないので星4で。でも面白いですよ

  • 力技でなんとかしちゃった感じ

    主人公、ヒロインが現時点ではそれぞれ別の想い人がいると言う点や 超常的な力が出てこない、問題の解決に若さ故の直球バカな行動に 暴走していく点など「とらドラ!」的な青春ストーリーです。 もっともラブコメ成分はかなり低めです。 もし続刊が出たらちょっと期待できますけどね。 まさに青春って感じの疾走感があって楽しかったんですけど お話の根幹が「お節介な人助け」なので彼ら自身のストーリーとは言えないんじゃないか。 関係はあるけれども3人が助けたカップルの問題は本来、当事者が 解決すべき問題ではなかったか。 当事者が知らないウチに勝手に解決しちゃったって。 だからこそ月島の熱血バカぶりは引立ってはいますが、、、、 本来的には主人公の「彼女」との話とか、長瀬と月島との三角関係とか がメインで、その脇にあるお話しが今回のストーリーって感じがしますけどね。 先述の「とらドラ!」で例えると北村と生徒会長のエピソードが いきなり最初に来ちゃったみたいな違和感を感じました。 外伝から始まったと言うか、、、 まあ、これもアリなのかな。 勢いだけで力技でなんとかしちゃった感も青春っぽいか。 続刊があるなら主人公の「彼女」の話や、性格以外は全く謎の長瀬の事とか 月島のバカっぷりはホントに単なるバカなだけなのかとか 彼ら自身のストーリーを読みたい。

  • 本屋で手に取った時の直感

    ……は良い意味で予想通りでした(^^) まず予想通りりだったのはギャグの回し方でした 自分が本屋でこの本を手に取ってカラーページを見てみた所、早速キャラの台詞が絵と共に添えられてるのが目に付きました そしてハッとしました どこか見覚えのある、慣れしたんだ台詞の雰囲気… 淡々と主人公を罵倒するヒロインに、上手い言い回しや喩えを交えてツッコむ主人公……はい、完全にパワポケのギャグ回し方でした。大好きです。即レジに持って行きました。 帰って早速読んでみるとやはりパワポケ厨の予想通り、ギャグで爆笑出来ました が、予想に少々反していたのは筆者の筆力です “青春”で“ラリアット”ですから自分的には主人公一人称で突っ走る軽快な物語だと思ってたんですが…… これまた三人称のしっかりとした文章で驚きました 未だ自分の知らない言葉もあり、まさかFate/zero意外の小説で辞書を引こうとは思わなんでしたf^_^; 一つだけ批評を揚げるとしたら、高畑京一郎氏のおっしゃる通り、全体のバランスでした 無意識で読んでいても月島VS会長戦はちょっとしつこさがありました 長くなりましたが、『青春ラリアット』は読み易く、適度な語彙も学べ、個性的なキャラ達を短時間で脳裏に焼き付けてくれる素晴らしい作品です! 購入をオススメします!

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