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シロクロネクロ (電撃文庫 た 26-1)

電撃小説大賞

シロクロネクロ (電撃文庫 た 26-1)

多宇部貞人

書籍情報

出版社
アスキー・メディアワークス
発売日
2011-02-10
ページ数
296ページ
言語
日本語
サイズ
10.7 x 1.3 x 15 cm
ISBN-13
9784048702683
ISBN-10
4048702688
価格
1 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

シロクロネクロ (電撃文庫)

レビュー

  • 文章が面白い

    独特の文章力があり、マニアックな小ネタが嫌味なく挟まれていたりと 読んでいて引っかかったり、退屈になることのない作品だった。 決して設定やストーリーが斬新であったり、衝撃的な展開がある作品ではないものの 文章を目で追っているだけで楽しめる作品だった、ということで個人的には高評価。

  • デジャヴと遊ぼう!

    百物語以降、大賞は売れ線を狙ってるんだなー、という感はあったのですが これは……死に線狙い!? ここ2、3年の中ヒット作品を混ぜて造ったキメラのような…… 『これはゾンビですか?』かと思えば『ハイスクールDD』で、 気づくと『デュラララ』か『バッカーノ』っぽくなっているという…… そして合間合間に『乃木坂』か『れでぃばと』。 既に人気が確立し、ジャンルとして枯れそうなネタばかりを合わせている、 そんな印象を受けます。(思い浮かぶ既存作品には個人差があると思われます) ああ、ネクロマンサーってそういう…… まあ、リサイクルするにしても結果がゾンビでは死に体なので当然の結果です。 しかし去年話題になったアレみたいな事はないのですが、オリジナリティ皆無ってのは 大賞としてどうなんだ…… 文章は饒舌系を超薄味にしたようで、吹けば飛ぶような一人称。でも簡素かというと そうでもなくて、主人公の妙に高いテンションに終始振り回されっぱなし。 ヒロインズも可愛いと思って良いものか迷うくらいには無個性。たまに光るけど 借り物っぽさが拭えない。他のキャラも何処かで見た覚えのある誰かの一部分を抜き 出しただけじゃないか、と疑ってしまう。 そして、物語が致命的に面白くない。 設定が設定でしかないのに、その設定に沿って話が進行するのでチンプンカンプン。 で?っていう。 あと、ギャグとシリアスとラブの配合比が絶対におかしい。 これは何を楽しめばいいんだ? 人を選ぶ作品、と云うこともできるかもしれませんが、どこを狙っているのかは不明です。 このレビューを読んでいる方に既読者がいるかわかりませんが、ガガガ文庫の 『今日もオカリナを吹く予定はない』を思い出していただけるなら、アレをちょっと読み づらく解りにくくした感じです(話の内容は全然違いますが、全体的な質とかノリとか雰囲気が)。 大賞って帯に釣られて買っちゃいましたが、激しく後悔しています。 まだ去年の珍作『はい、こちら探偵部です』の方が面白かった、ってのは言い過ぎですか?

  • 電撃大賞と思って読むと残念賞!

    私は、書店で『金の帯』の付いた本を手に取り、ワクワクして楽しませて貰ってきたラノベファンです。 「ブギーポップ」「塩の街」「ミミズクと夜の王」「アクセルワールド」等、 挑戦的に良作を輩出してきた電撃大賞ですが、時折レベルの低い大賞を選出します。 (個人的に「放課後百物語」「幕末魔法士」)これはそう言った系統です ただ上記の二つよりも、文章レベルは低く「勢い系作品」です。 ネクロマンサー同士のバトルが中軸ですが、情景描写は読み辛く、萌えも物足りなく、スプラッタ演出や下ネタも微妙です。 良い点としては、感動的な要素が一部見受けられました。が、惜しい。もう少し上手く推敲して欲しかったと思います。 全体的に拙い、と言う印象がありますが、いちおう大賞作品です。 (蛇足ですが、「ライトノベル」は電撃や角川が、良作を輩出し新人を磨いてきたからこそ、飛躍的に成長したのだと思います。 しかし、こう言った大賞作品を見る限り、最近それに便乗し出回っている拙い作品に、電撃が浸食されているようで残念です)

  • 退場するキャラ間違ってるだろ・・・

    無難な作品を大賞の名前で売ってるんですかね。納得できる大賞作品はミミズクと夜の王が最後です。異能力には目新しさなし、キャラもそこそこ立ってるけどありきたり、話もつまらなくはないけどテンプレ以上 王道未満。また、いいなと思ったキャラ2人が両方退場しました。残りのキャラには魅力なし。2巻は買いません。 全体についてはほんと語ることも無いほど可なし不可なしなんで、個人的に気になった細かい点。主人公の言動が不良っぽいのが気になりました。不良というか、チャラいというか、DQNというか。学校の友達もかなりチャラチャラ。それでいてイラストはナヨナヨした黒髪の童顔オタクタイプだったので、イラっとする場面がちらほら。いっそ金髪茶髪(短髪)の微ヤンキーみたいなイラストにしてくれたほうが好感が持てたです。

  • おっぱいよりも大事なものがあるんだ!

    気付いたら死んでて、ゾンビとして復活してた主人公「不二由真」 そして、ゾンビとして復活させたのはネクロマンサーの美少女「高峰雪路」だった。 ゾンビとして生きていくには、この世に強い未練を残していなければ生きていけない。 そんな主人公の未練、それはエッチな事をしたいという気持ちだった! もし、未練が達成されたら成仏=死ぬらしい。 にもかかわらず、美少女の高峰と一つ屋根の下で暮らすことになって…… 生殺しってこういうことを言うのか!? いや、もう死んでるか!! と、いった感じで物語は始まります。 この作品の見所は「設定と物語のアンバランス」だと思います! エッチな事をしたら成仏する主人公が美少女と一緒に暮らし始める辺りはラブコメらしい展開ですが。 物語の主軸としては、ネクロマンサー同士(シロネクロ vs クロネクロ)の闘いである。 そのため、ゾンビ同士の血で血を洗うまさに死闘が繰り広げられたりもする。 つまり、物語としては至って真面目でシリアスなのだが、 いかんせん、主人公の最大の武器がエロなのである! なので、シリアスな激闘シーンでも主人公はエロいことを考えねばならないわけで。 そういったアンバランスさに、手に汗握れば良いのか、笑えば良いのか何とも言えない不思議な面白さがこの作品の魅力だと思います。 個人的には、エロだけじゃない熱いものを持った(卑猥な意味ではない)主人公。 孤独に我慢し続ける健気な美少女こと高峰のキャラがしっかりと描かれていたのが良かったです!! 他のキャラについても、もっと色々な魅力を知りたいところです♪ 「とらドラ」著者 竹宮ゆゆこさんが帯コメントにて。 「熱くておばかで、でも意外なほどダークで、ちょっと何ページか読もうかしら、と思ったら、結局最後まで一気に読み終わってしまいました。 バトルもラブコメもおもしろかったです! 大賞のオーラ、ばりばりでした!」 他の受賞作品、及び沢山の作品を読んでるわけではないので、大賞のオーラ云々については、自分では判断しかねますが。 それ以外は、竹宮ゆゆこさんと同意見! あっという間に読み終わって、面白かったですっ!!

  • 可もなく不可もなく

    第17回電撃小説大賞『大賞』受賞作 特に設定が独特というわけでもなく、文章に癖もなく、落ち着いて読める作品でした。 よく言えば、綺麗にまとまっている。 悪く言えば、特徴のない。 そんなライトノベルの模範答案のような作品で、なるほどこれが大賞か、と納得することはできます。 誰からも一定の評価を得ることはできるでしょうし、私もスラスラ読むことができましたが……それだけといえばそれだけ。 それほどエロい部分があるわけではないので、帯の『死んでもいいから“エッチ”したい!!!』という言葉に惹かれた方は不満が残るかも知れません。 読書に大きな感動や驚きを求めるのではなく、一人で過ごす休み時間を潰すための本がほしいような方にはオススメです。お菓子で例えるとハッピーターンみたいな感じでしょうか。 イラストはケ○ロ軍曹みたいな感じで、可愛らしいといえばそうなのですが、あんまりラノベ向きではないのでは……?

  • せめてMFで出すべきだった。

    正直、電撃っぽくないです。 今までは大賞作品って、良くも悪くも硬派というか大人も読めるような雰囲気がありました。 でも、本作はとってもMF文庫Jで発売されてそうな雰囲気です(MFが悪いという意味ではなく)。 人気のゾンビものなんですが、やはり戦闘に緊張感がない。 『ゾンビ=死んでるから死なない』みたいな公式があるせいか、主人公がいくらボロボロになろうとも死なない。 よって、主人公の心情が非常に緊張感のないものに(これゾンもでしたが)。「超痛い」で済まされるくらい。 あと、一人称作品なんですが、地の文が非常に痛い。ネットスラングやら時代錯誤な言葉遣いなど、正直痛々しい。 高校生がパンピーなんて使うのか? と。 チェーンソーが武器として登場するのも『これゾン』と被るので、別のものにすればよかったのに……。 表紙のヒロイン+チビ主人公なんかも『ニャル子』を連想させる。 変に実在する名詞(TSUTAYAやBEAMSなど)を使うのもどうなのかな。 などなど、まだツッコミどころはあります。個人的にどうしてこの作品が電撃で大賞なのか疑問です。 語彙力はそこそこあるみたいだけど、☆はやっぱり1かなあ。

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