日本の文学賞

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D-ブリッジ・テープ

日本ホラー小説大賞

D-ブリッジ・テープ

沙藤一樹

『D-ブリッジ・テープ』は、沙藤一樹による角川書店から1997年に刊行された作品で、日本ホラー小説大賞の受賞作として知られる。ホラー小説・新人文学賞の領域で評価された一作で、題名が示す主題や人物の動きを軸に読ませる。

日本ホラー小説大賞D-ブリッジ・テープホラー小説・新人文学賞

作品情報

日本ホラー小説大賞で評価された『D-ブリッジ・テープ』は、作品名の印象を手がかりに読者を引き込む。

『D-ブリッジ・テープ』は、沙藤一樹による角川書店から1997年に刊行された作品で、日本ホラー小説大賞の受賞作として知られる。ホラー小説・新人文学賞の領域で評価された一作で、題名が示す主題や人物の動きを軸に読ませる。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
1997-06-01
ページ数
161ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784048730556
ISBN-10
404873055X
価格
1 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

近未来の横浜ベイブリッジは大量のゴミに溢れていた。その中から発見された少年の死体と一本のカセットテープ。そこには恐るべき内容が…。斬新な表現手法と失った感性が新たな地平を拓く野心的快作。

レビュー

  • ネタバレしたくないから特に書きませんが、ホラーとは何かは分かりませんが私は好きです

    小学校の担任が教室に置いていたのを読んでから未だに読んでいます、思い出補正もあるんでしょうが何度読んでも飽きません。

  • なんだかよくわからない。

    自己愛の塊なんだろね〜。被害妄想の強い、自分以外の人間は信じられない人が書いたような文章な気がする。または何かのトラウマに囚われているのか、その内自分自身も信じられなくなる脆さを含んでいるような感じ、 若さゆえなのか。 嫌な自分も認めて少しは心を開ければと、これからの作者に幸あれと願わんばかりでした。

  • 発想は◎、完成度は×

    皆さんの評判を見ていて、期待度が上がりすぎたせいもあると思いますが、私はあまり楽しめませんでした。 良い点 ・とにかく思いついたグロ描写をてんこ盛りにした感じ。B級ホラー映画っぽい感じは嫌いじゃなかったです。 ・淡々と語られていく少年の話。 悪い点 ・とにかくグロくさせようとした結果なのか、リアリティに欠ける描写。 例)猫の血を飲んで「旨い!」という感想 幾ら空腹であったとはいえ血液には粘性と吐き気を催す作用があるので、慣れてもいないのに美味しいとは感じられないはず。夢中で食べたので味は覚えていない、とかにすればよかったのに。 例)なぜか大量出血しても命を取りとめる頑丈すぎな主人公。 右足が潰れておいて這って移動するとか痛覚がないとしか思えない。下手すればショック死してもおかしくないだろう怪我で・・・。 例)足の骨、腕の骨を自力で切断 どう考えてもろくに物を食べていない子供の力ではない。しかも足は腐敗を止めるために切断したのだが、消毒も何もないのに切っただけでは明らかに無意味。また腐ったり感染症になったりするはず。 などなど。数えたらきりがないほどあります。もうちょっとホラーアドベンチャー的なおふざけ要素のある内容ならこういった描写でも違和感がないかもしれませんが、シリアスな雰囲気に無理やりこういう展開を盛り込んでくるので逆に笑えてくる始末。 ・5・6歳で捨てられた割に会話力がそこそこある主人公。出会った少女に教わったと説明がありますが、その割には大人びすぎた表現があったり、いまいち信用性に掛けて違和感があります。それだけ考える力があるなら橋から出て助けを求めることも出来たのでは?「俺」という一人称や「~じゃねぇ」といった話し方も男の子は兄弟や友達から学ぶものです。少女以外に数年間も話し相手がいなかったのにそういった話し方をするんだろうか?とも思いました。 こんな感じで、悪いところばかりが目だって感じられました。テンポは良かったのですらすら読めましたが、そこもなんだか行き過ぎて物足りない感じが残ります。少年の一人語りが多いのは良いと思いますが、それ以外の場面も描写が雑でケータイ小説のよう。淡々とした文章だと見せかけて手を抜いているように思えてしまいました。というか、文章力が全体的に低いです。どなたかおっしゃってましたが、出始めの山田涼介を彷彿とさせます。出来が悪いなりに情景を描くことに挑戦している彼のほうが好感が持てるほどです。 とはいえ、発想は良かったと思います。過酷な環境で、自分達の力で生きようとする少年少女というのは悪くないテーマだと思うので、もっと話を練りこみ、テープの内容だけでなく他のことも掘り下げて全体を考えて欲しかったです。設定に無理があるなら思い切って世界観を変えてみる、とか。最後の少年の「ここにいる」を繰り返す以外にも、テープを聞いている人をはっとさせるう一言を考えて欲しかったです。もっともっと工夫しようのある物語だと思います。

  • まあまあ

    前評判がよすぎたために、拍子抜けしちゃいました。 ホラーといえばホラー?私が思い描いていたのとちょっと違ったのが残念です。 もう少し経ったらまた読み直したいです。

  • 全く問題なし!

    予定よりも早く到着したし、何の問題もありません!合格!

  • 思う壺

    文章か上手いとは思えないが、作者の思う壺にはまりました。 ホラーで泣くなんて? あの橋を見る度に思い出すでしょう。そして、もしかしたらこんな 二人がそこで生きているのかも…と。

  • ひたむきな「生」

    当初本書は行間が少し広く、各行の下が空いていて、文字の少ないスカスカの本だという印象を受けた。しかし、その印象は正しくはなかった。内容は60分テープに収められた横浜ベイブリッジにゴミとともに捨てられた少年の語りであるが、実質50分程度しか収められていないと書かれている。本当に50分で読み終えてしまった。しかし本書は、見た目に反して、非常に密度の濃い内容を著している。 読後感は決して平穏ではない。こんなにひたむきな「生」が他にどれだけあろうか。想像もしたくない様な壮絶な方法で衣食住を満たす。それは少女エリハの生に対しても、己に対して以上にひたむきだ。エリハの食糧の調達のために自らの腕までも切り落とす。 荒れた都会の外れで短い人生を最大限に生きた少年の「生」の物語だ。 それを表現する著者の才能は尋常ではない。

  • ふつー?

    23歳の若さで角川ホラー短編大賞受賞、とか、新黙示録とか、 さらには解説の高橋克彦氏の「読んで涙があふれた」という煽りに、 期待値が高すぎ、自分のキモチが追いつけなかったというよくある話。 ごみの島のような場所に打ち捨てられていたテープ、 そこにこめられていた少年の独白、 聞かされている大人たちのやる気のない態度。 描かれている内容はどうにも想定の範囲内で、 しかも文章は山田悠介チック。 で?いつ衝撃が??? って思っているうちに終わりました。 あたしにとってはこの作品、ケータイ小説以上のものではなかったけど。 なにか、見落としたのかな?

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