日本の文学賞

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歌集 岸辺

齋藤茂吉短歌文学賞

歌集 岸辺

佐藤通雅

震災、病苦、戦争の暗部を見つめながら、老いゆく身体と日常の細部を通して生と死の境界に迫る第十二歌集。

短歌老い震災戦争病苦境界日常

作品情報

岸辺にはなにか聖書の感じあり帽とり額に水の光当つ

角川文化振興財団から刊行された佐藤通雅の歌集。東日本大震災や病苦、戦争の記憶を背景に、老いと境界の感覚を静かに掘り下げる。

レビュー要約

  • 選考委員は、仙台を基盤に歌壇を客観的かつ批判的に見つめ続ける姿勢と、震災の記憶を現在進行形の感覚として詠み取る力を評価している。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
2022-07-14
ページ数
304ページ
言語
日本語
サイズ
13.7 x 2.3 x 19.5 cm
ISBN-13
9784048844826
ISBN-10
4048844822
価格
2860 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/詩歌/詩集

岸辺にはなにか聖書の感じあり帽とり額に水の光当つ 震災、病苦、そして戦争。時代の暗部は湖面にも揺蕩っている。さざ波は問いかけてくるだけで何も応えない。人間の業とは、命とは。実直な詩魂で深淵に迫る最新歌集。

●佐藤 通雅:1943年水沢市生れ。66年、個人編集誌「路上」創刊。61年に入会した「短歌人」を退会後あらゆる組織との関係を絶ち、「路上」のみを拠点として、創刊・批評活動を展開。歌論以外に童話論、童謡論、教育論などマルチな批評を掲載している。

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