書籍情報
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2017-03-10
- ページ数
- 328ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.6 x 1.7 x 14.8 cm
- ISBN-13
- 9784048926638
- ISBN-10
- 4048926632
- 価格
- 350 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
そこは天国に最も近い場所――。 黄昏の火星で往く、8635kmの旅路。 第23回電撃小説大賞《選考委員奨励賞》受賞作品! 火星へ人類が本格的な入植を始めてから二百年。この星でいつからか言い伝えられている、ある都市伝説があった。 オリンポスの郵便ポスト。太陽系最大の火山、オリンポス山の天辺にあるというその郵便ポストに投函された手紙は、神様がどこへでも、誰にでも届けてくれるという。 ――そう、たとえ天国へでも。 度重なる災害と内戦によって都市が寸断され、赤土に覆われたこの星で長距離郵便配達員として働く少女・エリスは、機械の身体を持つ改造人類・クロをオリンポスの郵便ポストまで届ける仕事を依頼される。火星で最も天国に近い場所と呼ばれるその地を目指し、8,635kmに及ぶ二人の長い旅路が始まる――。
●藻野 多摩夫:第23回電撃小説大賞《選考委員奨励賞》を『オリンポスの郵便ポスト』で受賞、同作品でデビュー。センスオブワンダーに溢れた世界を描く期待の新人。 ●いぬまち:第23回電撃イラスト大賞《金賞》受賞者。同じ第23回電撃小説大賞受賞作の『オリンポスの郵便ポスト』(電撃文庫)にて挿絵デビュー。
レビュー
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久々に良作シリーズの予感
雰囲気のある表紙イラストとあらすじに惹かれて購入。 異世界モノやラブコメが大半のラノベにあっては珍しく世界観と物語が練りこまれています。 物語の内容はあらすじの通りで、惑星改造に失敗した火星で郵便配達員を務める主人公の少女「エリス」が、 依頼人である機械人間の「クロ」と一緒に、実在さえ疑われる幻の郵便ポスト「オリンポスの郵便ポスト」を目指して旅をする――というもの。 細かなネタバレはさておき、要約してしまうとこれだけの物語なのですが、その旅の道中を一人称文体を用いたエリスの視点から描くことで、 主人公や登場人物たちの境遇・心情に寄り添いながら、非常にテンポ良く読み進めることができるようになっています。 道中のエリスとクロのやり取りは読んでいてとても微笑ましく、爽快かつ温かな読後感がありました。 真っ当なストーリーとキャラクターで読者に勝負をしに来ている良質な作品だと思います。 既存作品を引き合いに出すのはあまり良くないですが、 作品の雰囲気としては『キノの旅』と『テガミバチ』を足して合わせたような感じと言えばおおよその印象は伝わるかと思います。 (ちょっと古いところだと『ポストガール』とも近い雰囲気があります) また、これはちょっとした小ネタですが、 作中にH・G・ウェルズの『宇宙戦争』や『ジャックと豆の木』などが引用されているなど、 童話好きやSFファンならニヤリとできる要素が散りばめられているのも、個人的には非常に面白かったです。 すでに続巻が刊行されシリーズ化していますが、 第1巻だけでも物語はきれいに完結しているので、この手の世界観がお好きな方にはぜひおススメしたい一冊です。
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とてもリリシズムあふれる作品だった。
詳しいことはこれから読む人のために書きません。 帯に、「いつまでも、この物語の世界の中にいたい。」 とあるのをおおむね同意します。 久しぶりに感動した小説だった。
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完全に
好みの問題ですが、先が読める分、終盤に近付くのがつらい系――でした。 それだけ、入り込んでいたのかな……? と思えるような、良い作品かと思います。 とはいえ、もう一度、読めるか、続きを読みたいか…… といいますと、厳しいので☆3つ。 この世界観をこよなく愛する人はいるでしょう。 まずは、お試しください!
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「あの日を、もう1度」と願った先、終わりかけの「世界の天辺」で、終わらない「今」へと至る旅
終わって欲しくないと読者に思わせる作品、そういった所産を形成させた作者と言うのは、何時の時代にも往々にして、存在する そのような名作、逸材は「映画」や「小説」「ゲーム」等、数多くの分野で生まれた、もしくは生きていた 「彼ら」が生み出した産物、彼らに生み出された「産物」と言うのは、細かい部分を挙げていけば、好みに左右されていく物 それもまた、人間の生み出した物であるなら、当然の事だし、当たり前の事象である しかし、やはり本当に良い作品と言うのは、大多数に受け入れられるような物であって欲しい 私は常々、そのように考えてきたし、そのような生み出された原石を見つける事こそ、やはり、1つの作品を昇華していく面白さ、楽しみに繋がる事だと断言出来るからだ そして、そのような思想を胸に抱いているからこそ、私はこの「物語」が万人に受け入れられて欲しいと、望まずにはいられない 「最終ページをめくりたくない」 「いつまでも、この物語の世界の中にいたい」 「ものすごい書き手の誕生だ」 神康幸氏による紹介文を見た時、今思えば、私の追い求めていた感覚は正にこれだと確信していたのだと思う 1番の挑戦作、異端作が登場することも多い《選考委員奨励賞》 今年選ばれた本作も、その今までの歴史に恥じない、いや、もしかしたら凌駕している可能性もあるかもしれない(贔屓目) とにかく、恥じることのない、正しく秀作であったと断言出来る小説であり、これから先に続く私の長い人生の中で恐らく、一生心に残り続ける事だろう… 『オリンポスの郵便ポスト』 僭越ながら、この場で紹介させて頂くことを許して欲しい さて、上記の紹介文を見た時に私が感じた感覚 それは前述した通り、私の期待していた物ではあったが、同時に少しばかりの畏怖を覚えてしまった事も事実である そこまで言わせる作品と言うのは、果たしてどういった代物か そこまで言わせる作者と言うのは、果たしてどういった人物か 正直、怖いもの見たさで、戦々恐々と購入した作品だった事は否めない しかし、結果としては、いやあ、呆然としましたね… はあ…!? いや、何… ああ、そういう事だったのか…… 神康幸氏の紹介文で書いていた事、全くもって同感、間違ってないです 私も同じく、これは本当に凄い新人作家が誕生してしまったように思います 自分はレビューの傾向として、個人的に良かったと思う作品しか取り上げないので正直、傍から見たら点数の甘さは否めないのですが… 正直、この作品については☆が5段階までしかないのが、大変もどかしい 全くもって、全然、足りません もっと上の段階があるのなら、是非ともつけたいと思わせてくれた本作 第23回電撃小説大賞現時点で、『賭博師は祈らない』に並ぶと断言出来るでしょう… 今回、大絶賛している『オリンポスの郵便ポスト』は「旅」を主軸とした、SFロードノベルとでも言うべき作品だ ロードムービーの小説版、ロードノベル それにSFが融合して生まれた、少し哲学的要素を含む、終わりかけの世界の物語 終わって欲しくないと誰もが思っていても、いずれ終わるだろうと誰もが考えている世界での話である 序文で、私は終わって欲しくない作品が生まれてしまうという事について語ったが、しかし、そうは言っても「物語」とはいずれ必ず終わってしまう物である事は、皆さん、自明の理であろう そう、本作の鍵となっている「旅」もまた、いずれ「物語」のように終わる物 終わらない旅は「旅」とは呼べず、唯の「放浪」に他ならない 目的があるから「旅」であり、終わりがあるから「旅」と言えるのだ ----------------------------------------- 旅路に果てがあるのはいい事だ。 しかし、結局、大事なのは旅そのものだ。 アーシュラ・K・ル=グウィン ----------------------------------------- この言葉は、『オリンポスの郵便ポスト』が紡いだ「旅物語」を体感した、私と同じ読者にも、同様の事が言えてしまうだろう この小説を読んでしまったなら、貴方は終盤が近づくにつれて、どうか辿り着かないで欲しいと1度は思ってしまう筈だ オリンポスなんて行かなければいい このままずっと、2人であてのない旅を続ければいい 私も何度、そう思ってしまった事だろうか… しかし、それではこの2人の「目的」は叶わない この2人の「物語」は終わらない これまでの歩んできた道程を振り返るためには、終着点が必要だった これから歩んでいく道程を乗り越えるためには、終着点が必要だった その過程が肌身にしみる最後の展開、実に見事な出来栄えだったと、切に思う そう、本作は最後も重要だが、何より大切なのは、2人がこれまで歩んできた道程の描写その物と言えるだろう 今、思えば、本当に長いようで短い109日間、8635kmだった 最初に主人公エリスの父母に宛てた手紙から始まる序盤 そして、郵便局での2人の出会い そこから始まった、世にも奇妙な珍道中 最初はSF特有の、どのような世界観か、どんな関係性か分からない部分に作用され、実に淡々と内容が語られていた しかし、第2章24日目から段々と、その文に少しばかりの変化が生じてきたような気がする これはもしかすると、自分が藻野多摩夫氏の文に慣れてきたからなのか、キャラクターに愛着が湧いてきたからなのかもしれないが、私はその日の展開から時間を忘れる程、夢中にページをめくってしまったのだ 自らの感じた事を申すなら、この作品の凄い所は、ストーリー構成の上手さである 父母への手紙と現実世界の描写で交互に描かれる世界観 その2つの行き交いで見事に生じる1つの矛盾 第3章でその矛盾は解明されるが、そこでまた、新たな疑問が生じる その解答が、終盤に差し掛かっていくにつれて… 父母への手紙に頼っていた序盤から、実際に主人公2人が体験した過去の描写へと、シフトチェンジ、代行したことによって… 大きな衝撃と感動が第5章と最終章でもたらされていく事と相成った… 「旅」は終わる 「物語」も終わる しかし、そこから始まるのは、新たな「旅」且つ「物語」 その地で至った「今」から続く物は、未来永劫、終わらないのだ… そして、この物語で何より重要なのは「クロ」と呼ばれる存在である この作品を読んで、私は奴の事が、彼の事が、堪らなく大好きになってしまった なんて良い奴なんだろう… なんて愛らしい人なんだろう… この旅を振り返って読んでみて、私は改めて痛感している 彼女は「クロ」にいつも支えられていて、「クロ」は彼女にとっての「羅針盤」であったと… クロは「彼女」に居場所を与えられていて、「彼女」はクロにとっての「楽園」であったと… 真の意味での「旅」立ちは、最後にようやく始まった物なのだと… この1冊で私は見事に彼らに感情移入してしまい、終盤は正直言って、涙が止まらなかった そんな愛すべきキャラ達に巡り会えただけでも、これは大収穫であったと切に思う もしかすると、今回のレビューにおける私の抽象的な文では、いまいち本作の良さはイマイチ、ピンとこないかもしれない… こればかりは自分の文章力の無さ、表現力の無さを甚だ痛感し、悔やむ他無い 私も出来るなら詳しく紹介したい しかし、こればかりはどうしても出来ないのだ この『オリンポスの郵便ポスト』と言う作品に関しては、ネタバレは絶対にダメ 感動が薄れてしまう厳禁の代物となってしまうだろう ただ、1つだけ言えるとするならば… これは「手紙」が紡ぎあげた「愛」の物語だ この奇跡を、彼らが作り上げた事に、私は読書中、涙が止まらなくなった事は前述した通り そう、これは、あの歌と違って、きちんと手紙を届き上げた郵便配達員(ポストマン)の話 2人の郵便配達員(ポストマン)が作り上げた旅の記録 109日間よりも長い、8635kmより遠い距離から届けられた、彼らが紡いだ生き様の記憶なのである 全く、このような作品が出てくるから、新人賞というのは面白い 何故、誰もがオリンポスの郵便ポストに手紙を出すのか? オリンポス山にある天国とは、どのような場所なのか? 定められた運命の中に生きていた彼女と彼は、過ごした旅の記録の中で何を希求したのか? 上記の疑問は、読めば全てが分かるだろう 第23回電撃小説大賞、現時点で1番の挑戦作『オリンポスの郵便ポスト』 火星舞台の冒険小説としても、旅情に潜む感動小説としても、はたまた「おっさん・ミーツ・ガール」としても非常にお勧めの一品なのは、最早、語るまでもない事である ----------------------------------------- 人間もときど地球をはなれて火星に転地旅行でもすることができるようになったら、今より地球のことも客観的に考えられて、人類がもっとずっとリコウになりはしないかしら、なんて考える 野上弥生子 ----------------------------------------- P.S. 最後に、これだけはどうしても伝えておきたいと言うような補足が出来てしまったので、ここに追記しておく事としましょう この作品は一応、1つの物語で上手く完結している物です しかし、小説のみを読んだ場合だと、その解釈に一部分的な物しか成立しない可能性があるかもしれません 実は、この『オリンポスの郵便ポスト』と言う作品には、ある有名な歌手の歌が存在します 正直、今の読者層の中では知らない方もいるかと思いますが、世界的に有名な、波瀾万丈の生涯を送ってきた兄妹です 名前を知らないと言う方も、恐らく、一部の曲を聴けば分かるのではないでしょうか… さて、そんな有名な歌姫達の歌が本作を読むにあたって登場します これから購入して読もうとする方は、その際に、彼らが生み出した、作中で暗喩的に出てきた彼らの楽曲を文章から判断し、その歌の意味や作られた背景について、是非とも見つめ直してみて欲しいのです… もし、分からなかったのなら、どうか、ご自身の手で調べてみて下さい… そうした行為をした暁には、最終盤の描写、物語を辿った上で至った彼女の真意、心理に、恐らく、もう1つの深い意味が生まれる事でしょう…… これは何度も申しあげたように、「愛」の物語です 辛い事は沢山あった 悲しい事も沢山あった 苦悩した事も1度や2度じゃない でも、それでも… 最後の最後まで読み進めたなら… 私達も彼女達と同じく、幸せな「今」に辿り着いている筈 どうか、2人の歌に耳をすませて欲しい 旅の途上と終わりには、可憐の歌声が良く似合う… ----------------------------------------- ある日、私は旅人に尋ねた。 「この世の楽園というものは、ほんとうに存在するのだろうか?」 「もちろん」 「どこに? それはどんなところだ?」 すると旅人は弓を置き、穏やかな眼差しで私の目を覗き込みながら言った。 「私たちはそれに向かって旅をしている。この世の楽園とはこんなものだろうと君が思うもの――それがこの世の楽園だ」 ジェフリー・フォード『白い果実』山尾悠子・金原瑞人・谷垣暁美訳,国書刊行会,p. 336 -----------------------------------------
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あとがきの話いいじゃない。
終盤の流れは何となくわかっていても、読みきってしまえるぐらいに面白い作品でした。 読んだ人の数だけ思い出すことがあったり、感じ方があったりするお話だと思います。(カッコつけていうと、ちょっとフランス映画っぽい?)
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星を,時間を超えて届く思い
郵便配達の少女と,配達を依頼しその荷物でもある男.ただの仕事であったはずが, 旅を続ける中で打ち解けていき,外れた歌を歌い,時に失言や冗談なども交わす内に, お互いの抱える過去や秘密を打ち明け,心を通じ合わせていく様子が穏やかで心地よく, 何もない火星の荒野をひたすらに進む物語は,SFテイストのロードノベルという印象です. また,合間合間に挟まれる少女の手紙は,最後とそれまでではまるで意味が違って映り, 不安をごまかし,願いでもあったそれが,希望へと変わる瞬間が見て取れて強く響きます. 一方,同行する男が選ぶ結末は,自身が望み,仕方がないことだったとはいえ胸が痛み, 薄れゆく記憶に怯えながら,たどり着いた地のさらに向こうへ思いをはせる姿にはもう…. そこに重ねられる,少女に出会えた喜びや旅での感謝の思いは,あまりに優しくて,切なく, その容姿からは想像も付かない饒舌な物言いは,彼女への大きな愛情に満ちあふれているよう. そして,それに応える少女の言葉は,どこまで彼に聞こえていたのかは分かりませんが, きっとあの場所からなら届いたはずと信じたく,死の星での小さな希望を目にした彼女が, 伝えたい,伝えられない,伝えられなかった多くの言葉を運ぶ未来までも夢見てしまいます.
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少し荒いところもあるけれどいい作品です
この本を買おうと思ったのは、表紙から見て取れる真摯なイメージを受け取ったからです。 そもそもこの表紙に惹かれたのは、ラノベの象徴となりつつある思考停止の異世界ものやエロ系を読みたくなかったからです。個人的にはラノベ界ももっとこういった普通の作品が主流になって欲しいのですが、売り上げはああいったものの方が良いんでしょうね… 本作品は表紙の通り、女の子が主人公として出てきますが、しっかりとした内容になっています。(ネタバレしたくないので深入りはしません) 読んでいて気になったのは、「静と動」の余韻の使い方がまだ少し稚拙な感じがあるかな というところです。 悲しい場面やシリアスな場面から、日常に戻る時はワンクッションおいて次のシーンに移る方が好みなのですが、どうもこの作品はその余韻が足りないといいますか、すぐに切り替わってしまうのが印象的でした。 その点を除けば、アクションシーンの描写にいまいち分かりづらいところがあるものの、しっかりと世界に引き込まれて最後まで一気に読める魅力をもっています。 おそらく編集部も様子見ということで一巻完結風の作品にしたのでしょう。物語のラストが続編を出すのが少し難しい終わりの形になっています。個人的には続きを読みたいと思える世界観ですが、そこはここで言っても仕方ないですね。 是非ともこの本が売れて、作者の次回作が読みたいと思ってます
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惜しい!
様々な作品に影響されているのが見えてしまう。 それを消化して自分のものにしてから、この作品を書いたならば、きっと傑作になっただろう。 とはいえ、SF歴40年のゴリゴリのマニアでも楽しめました。 逆に改行だらけの文章に慣れている人はキツいだろうな。 あと、表紙はともかく、挿し絵が雰囲気を台無しにしている。これから読む人は挿し絵の気配がしたら覚悟した方が良い。挿し絵で星-1
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