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この△ラブコメは幸せになる義務がある。 (電撃文庫)

電撃小説大賞

この△ラブコメは幸せになる義務がある。 (電撃文庫)

榛名千紘

第28回電撃小説大賞《金賞》受賞作。クールな美少女と天真爛漫な幼馴染のあいだで、平凡な高校生が三角関係の行方を見守りながら、自分の気持ちにも向き合っていく。軽快な会話のテンポと、感情の置き場所を丁寧に探る手つきが両立したラブコメだ。

ラブコメ学園三角関係恋愛友情ピアノ

作品情報

三角関係なのに、目指す先はただの修羅場ではない。

電撃文庫のシリーズ第1巻として刊行された受賞作。クールな皇凛華、天真爛漫な椿木麗良、そして板挟みになる天馬の三人関係を、軽やかな会話と感情の変化で追う。受賞作らしい完成度を保ちながら、シリーズの核になる関係性をきちんと立ち上げている。

レビュー要約

  • 三人の関係が単純な恋の競争に終わらず、最後まで感情の着地を探るところが好評だ。会話の勢いがあり、読後にきれいな余韻が残ると受け止められている。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
2022-03-10
ページ数
296ページ
言語
日本語
サイズ
10.6 x 1.5 x 14.9 cm
ISBN-13
9784049142129
ISBN-10
4049142120
価格
704 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

ラブコメ史上最も幸せな三角関係! これが三角関係ラブコメの到達点! 「なんであんたが麗良に好かれるのよ!?」 平凡な高校生・矢代天馬は偶然にも、同じクラスのクール系美少女・皇凛華が彼女の幼馴染の清楚系美少女・椿木麗良を溺愛していることを知ってしまう。 そこから天馬は、凛華が麗良と仲良くなれるよう協力することになるのだが──。 「矢代君が凛華ちゃんと付き合ってないなら、私が彼女に立候補しちゃおうかな?」 「矢代、あんたなにしたの!?」 その麗良は天馬のことが好きになり、学園の美少女二人との三角関係へ発展! 複雑に絡まったこの恋の行方は……!? 電撃小説大賞《金賞》受賞! ラブコメ史上、最も幸せな三角関係が始まる!

●榛名 千紘:第28回電撃小説大賞にて金賞を受賞。同作を改稿し、本作でデビュー。

レビュー

  • これは面白い!

    三角関係か〜、ハーレム物が悪いとは言わないけど童貞の妄想全開みたいなのは勘弁して欲しいなぁ と思ってたら矢印そっち向きか笑 ちょっと珍しい設定のお話ですが、2人(?)の関係が深まるにつれ、男女の友情のような爽やかさが、くすぐったくも心地よく・・・ うん、これは面白い。個人的にはレズビアンは貫いて友情だけで良かったのでは?とは思いましたが、それでも30冊読んで1冊レベルの面白さですかね!購読決定です。 1巻で綺麗にまとまった感があるので、この先ベタなありふれた恋愛になるんじゃ・・・と、ちょっと心配になる点はありますけどね。

  • 終始タイトルに偽りなしの最高に楽しいラブコメ!

    笑える萌える楽しいラブコメ読みたいなあって思ったそこの貴方m9。 そんな人に本作はマストと言わざるを得ない。 主人公天馬がヒロイン凛華が抱える秘密を知ってしまったことから始まる本作。まず冒頭から「あっこりゃあ^^;」と凛華が同性愛を秘めているという爆弾を知ってしまう天馬のリアクションと詰めかける凛華のポンコツぶりにめっちゃ笑ったw。 怯える天馬と特大の爆弾がバレて心壊れた~と涙目の凛華が面白すぎる。凛華の秘密を知り協力関係になっていくまでの一連のコミカルな流れが非常にテンポ良く描かれていくのでグッと掴まされましたね!冒頭のくだりは映像映えもするだろうなと思った。 協力関係になってからも計画がうまくいかなかった時など予想外の事態が起きた時の凛華のポンコツぶりが滅茶苦茶可愛い。てつぶたさんが描く涙目でポンコツしてる挿絵も最高!凛華の可愛さをグッと引き立ててます。涙目ポンコツ黒髪ロング美少女最高や( ^ω^)!また天馬の優しさに触れていくことでデレる様はあああ大好きかわいいちゅっちゅと萌え豚大爆発の破壊力! 本作の魅力の大きな要因として主人公の天馬もかっこいい。自分にない恋愛への情熱を秘めた凛華の恋がハッピーエンドを迎えられるように支える姿がいい!凛華が誰にも言えなかった気持ちを否定せず、巻き込まれても率先して応援してくれて駄目でもよく頑張ったなって褒めてくれる。こんなん惚れるやろ!天馬がいればきっと大丈夫っていう安心感のある主人公です。 2巻も早々に決まったようで今後が楽しみなシリーズとなりました。現状は天馬と凛華の組み合わせが強すぎるので2巻は麗良の活躍にも期待したいところ。とにかく読んでて楽しく結末も気持ちいい。幸せな気持ちでいっぱいになれる作品。是非読んでみてください('ω')ノ

  • こんな△もいいと思う。

    ・《概要》 平凡な高校2年生:『矢代 天馬』のクラスには非常に目立つ美少女が2人いる。一人は金髪碧眼・学業優秀・品行方正・献身的な性格などなど、そこにいるだけで華がある『椿木 麗良』という女性。もう一人は腰下まで届かんばかりの黒の長髪・モデル体型・クールビューティーという言葉が似合いそうな『皇 凛華』という女性。相反する二人は十年来の幼馴染。麗良は凛華に好意的だが、凛華は麗良に塩対応を繰り返すばかりで、仲良しかどうかの真偽は闇の中だった。…しかし、天馬はあることをきっかけに『凛華が麗良を溺愛している』という事実を知ってしまう。凛華の秘密を守ることを決めた天馬だったが、天馬は街中でナンパされている麗良を救ったことで麗良に好意を持たれてしまう…。凛華:「なんであんたが麗良に好かれるのよ」…という感じに始まる△ラブコメ。 ・《内容》 タイトルにある『幸せになる義務がある』というのは、主人公の決意?みたいなものですね。(主人公はハッピーエンドが好きで、凛華も麗良も幸せになってくれないと困る。『幸福になる義務があるんだ』とか言っていました) 第1巻では9割方『皇 凛華』メインの内容になっています。(『椿木 麗良』メインの内容は第2巻で描かれると思います) ・《皇 凛華》について 一見『クールビューティー』な彼女ですが、『不測の事態に弱い』。主人公に秘密がバレた後、彼女の暴走は (ちょっと申し訳ないけど) 面白かったです。(主人公がまともな人間で良かった) 『麗良に告白すること』を決めた凛華が主人公を巻き込み、告白が成功するように行動していく流れですが、その過程で凛華の心情に変化が訪れます。主人公とは『共犯者』という感じですが、徐々に心を開いて感じが良かったかなと思います。 ・気になった箇所 (重箱の隅をつつくレベルですが…)凛華は『主人公が麗良にランチを誘われる』という前提の話をします。(主人公は麗良に好意を持たれたばかりで昼食をともにする関係ではなかった) 後日、主人公は麗良から本当にランチを誘われるのですが、「そんなものかな?」と疑問を抱きます。「好きな人ができた」というのは確かに大きな変化だと思いますが、あっさりライフスタイル(仲の良い人達とご飯を食べている習慣)を崩すのはよく分かりません。(行動力があるヒロインだと思いますし、『違和感』というレベルではありませんが…それはともかく) 『そうなるかどうかも分からない前提の話が出た直後、本当にそうなる』という部分に都合の良さを感じてしまったのかもしれません。(※基本『納得感のある作品』です。少なくともストーリーの中で私が気になったのはここだけ…) ・総評 『こんな△もいい』と思う・・・ですかね。(ドロドロしたような△もそれはそれで味があると思いますが、関係性が徐々に変化していく△もまた良いと思います) 個人的に『地の文』や『会話文』もユニークさがあって面白かったです。(著者の方、ボキャブラリーが豊富ですね。私の知らない単語がいくつかあって意味を検索したところが数ヵ所ありました。…私の語彙力が貧弱なのもあるかもしれませんけど) 主人公も平凡ながら『カッコいい』と思うシーンもありましたし、悪くないラブコメ作品だと思います。第2巻は2022年夏発売とのこと。興味がある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

  • 面白いです。( ^ω^ )

    この三角関係の続きが早くみたい。 買って損はないと思いますね

  • タイトルからは正統派のにおいを感じるが『義務』がミソである

    とある私立校に通う、本人評ではこれといって何か特徴があるわけではないという矢代天馬は 二年生になり、クラスのヒエラルキーのツートップになるであろう皇凛華と椿木麗良という 二人の美少女と同じ五組になるが、二人に関しては幼馴染らしいという不確かな情報と、 凛華は麗良以外、特に男子生徒に対し厳しい態度を取り続けているということ以外詳しいことは 良く分からず、さりとて自分自身が特に色恋に恵まれているわけではないことを自覚しているのもあり、 特に彼女たちに興味を抱くこと無く距離を保ったまま二年生の学校生活をスタートさせていた。 そんなある日、選択授業から教室に戻った天馬は机の中に誰かが入れたであろう マキャベリ『君主論』(おそらく岩波文庫だろう)を発見するも、その中身を見ると内容は 『君主論』ではなくゴリッゴリの百合小説に入れ替わっているだけでなく、 挟んであったメモには皇凛華が書いたであろう椿木麗良への強い恋愛感情と性的感情が これでもかと綴られていた。 どうしたものかと考えを巡らせた天馬は放課後にこっそり凛華の机の中に 『君主論(のカバーに覆われた百合小説)』を返すが翌日の昼休み、怒り心頭なようすの凛華に 無理矢理引き摺り出され――が序盤のストーリー。 本作の主人公である矢代天馬は高校生の段階で既に自分のもとには恋愛はやってこないと諦念し、 それとは無縁であると考える人物として描かれており、過去の電撃文庫における 傍観者系主人公――具体的な例を挙げれば入間人間『電波女と青春男』の丹羽真 (女性キャラクター達の奇行を冷めた目で見ており、特定の誰かと距離を詰めない)や 佐島勤『魔法科高校の劣等生』の司波達也(第一に妹、第二に自身の利益を重視しているが、 結果として第一高校の生徒や国家を守る形となっている)などが思い浮かぶが、 矢代天馬は少々毛色が異なり、『どうせ肉は食えないのだから最初から肉は諦めて草を食む (本当は肉が食べたくて食べたくて仕方がないが、欲を出したところで碌な事が無いので封印している)』 というタイプの主人公兼語り手となっている。 おそらく多くの人々が映画やテレビドラマ、小説(もちろん電撃文庫も含む)の影響から、 恋愛はすべての人にあまねく訪れると思い込んでいると思われるが、残念ながら必ずしもそうでは無い。 当然、本作の中で皇凛華という恋愛脳に支配されたヒロインを登場させてその異常さを 浮き彫りにすることにより、暗に『人は恋愛をしている状態こそがデフォルトであり、 すべての人が恋愛を享受できる』という風潮や思い込みに対し疑義を提示していることが分かる。 それを証拠に学生時代、残念ながら見てくれに恵まれなかった者、そして他者との コミュニケーションに難があった者には向こうから恋愛が来なかったという残酷な現実を 目の当たりにした、あるいは自身がそうであったという人がほとんどでは無かろうか。 つまり、恋愛脳、あるいは恋愛体質とは一種の生存者バイアスなのである。 さらに結婚適齢期をとうに過ぎた多くの男女が糞の中からマシな糞を探すような婚活を していることがその証左であり、誰かのことが好きになり、その人と交際し、結婚して 家庭を築くことができるのは僥倖であり、息をするように恋をする恋愛脳の人間とは 決して相容れることは無いのである。 ストーリーに戻ると、本作のタイトルと序盤のストーリー展開が乖離しており、 そこから如何にしてタイトルと繋げていくのか、そして三辺の矢印の向きが大きく異なっている――が 本作の見どころであり、輩に囲まれていた椿木麗良を天馬が助けるという一見するとベタではあるが、 正義感からではなくこれ以上の状況の悪化を防ぐためという出来事をターニングポイントそして 起点として、良かれと思ってやったことがことごとく意図せざる方向へと動き出すさまが描かれると 同時に、皇凛華の自意識過剰かつ変にプライドが高く、メタ認知もろくに出来ない、 ここぞというときに躊躇うという、残念な美人ぶりを描き切っているのが分かる。 最後に、もう一つの主題として、本作のタイトルが『この△ラブコメは幸せになる義務がある』と あるように、幸せになる『権利』ではなく『義務』なのかという謎を呈示しており、 本作を最後まで読むことでその意味が分かるようになっている。

  • ロシア系最強かよ

    とてもよかったです。例によって 私はライトノベルをバトル系と日常系に分けるのが好きで 圧倒的にバトル系の方が好きですが。この作品は一気に最後まで 読んでしまいました。 私はライトノベルを読む際にキャラの可愛さを重視もします。 麗良いいですね。 金髪碧眼スタイルが(豊満方向に)良く性格も良いと。 萌属性的に凄い強キャラです。 私は、この娘をメインヒロインとして捉えました。 以上簡単ですが 続編の一助となりたく思い、ここに高レビュー評価を投稿します。

  • 読み終わったら貴方も絶対、このタイトル通りの事を言うはずです!

    三角関係でドロドロかと思ったら、爽やか青春ラブコメでした。 ホント、素晴らしい。 内容について説明すると、表紙になっている黒髪のクール系美少女の皇凜華が幼なじみで親友の椿木麗良を愛していることを知り、協力せざるを得ない状況に。 最初のころこそは皇さんに散々振り回されますが、主人公がそれに負けないように作戦を考えては実行し、いつの間にか、皇さんを引っ張っていくようになった主人公やそれに応えようとがんばる皇さんが可愛かった!!! 続刊も発売確定してるようなので、次はどうなるのかが今から楽しみでしょうがない。

  • やっぱりチラつく電撃文庫の影

    読了して最初の印象は『俺妹』でした。 かの先駆者をリスペクトした話の流れに自分自身、時代を感じた。 ともすればこの話の終わりは『俺妹』と同じ気分になる事は無い。 それだけは保証出来る。

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