作品情報
彼はただのヒモではない。姫騎士の影で動く命綱だ。
電撃文庫の第1巻として刊行された受賞作。迷宮都市《灰色の隣人》を舞台に、姫騎士アルウィンとマシューの奇妙な距離感を軸に進む。シリーズの出発点として、暴力と信頼、欲望と献身が同居する空気をはっきり打ち出している。
レビュー要約
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荒れた世界観の中でも、主人公の人間味と姫騎士との関係性が魅力として強く支持されている。見た目の軽さよりも、思った以上に重みのある読み味が好評だ。
書籍情報
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2022-02-10
- ページ数
- 376ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.6 x 1.8 x 14.9 cm
- ISBN-13
- 9784049142150
- ISBN-10
- 4049142155
- 価格
- 748 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
悪徳の迷宮都市を舞台に、 一人の『ヒモ』とその飼い主の生き様を描く! ★第28回電撃小説大賞《大賞》受賞作★ 灰と混沌の迷宮都市『灰色の隣人(グレイ・ネイバー)』。 数多のモンスターと財宝を孕むダンジョンの鮮烈な灯りの影には、必ず害虫が潜む。そんな掃き溜めに咲く汚れなき深紅の花が姫騎士・アルウィン。王国再興を志し秘宝を求めるダンジョン攻略の急先鋒――そして彼女に集る元冒険者・マシューは、この街に数いる害虫の一人だ。 仕事もせず喧嘩も弱い腰抜け、もらった小遣いを酒と博打で浪費するクズ、そう人は罵る。 ――しかし、彼の本当の姿を知る者はこの街にはいない。 「お前は俺の飼い主(おひめさま)の害になる――だから殺す」 「おい、てめぇ! ただの腰抜けじゃ……ッ!」 「内緒にしてくれよ。俺たちみたいな害虫が何をしているかなんて、彼女は知らなくていいんだ」 ――彼は自らの手を汚すことを厭わない。 「マシュー、お前は私にとって大切な命綱だ」 「君が必要とする限り、俺はこの手を離さない。言っただろ。俺は君の『ヒモ』だって」 ――全ては姫騎士様のために。 選考会騒然! エンタメノベルの新境地をこじ開ける、衝撃の異世界ノワール!
●白金 透:第28回電撃小説大賞《大賞》を『姫騎士様のヒモ』で受賞しデビュー。 ●マシマ サキ:人気イラストレーター。 ソーシャルゲームのキャラクターデザインなどで活躍。
レビュー
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おもしろかった。
自分が今まで読んだ事ない様な文で目新しくて面白かった。外国風の独特な言い回しのようなセリフや主人公の思考も懐かしいというかなんというか…。 主人公は特別で強いけど、その力を自由に使えない。神の呪いのせいで。でも試練ってどういう事なんだろうね?いろいろ疑問もあった。この先は少し内容が含まれているので、もしこの駄文を読んでる人がいたらこの先は読まないほうが良いですよ。 結局アルウィンはマシューの素性や呪い?に関して知っているのかどうか?迷宮攻略に参加してないしするようにも言われていないことからマシューが隠しているか知っているかだと思っていたんだけど、童貞聖騎士に口止めしてたし…。でも最後の一年前の事件のその後の話ではマデューカスの事どころかデズの事も知っていた。どゆこと?デズの名前はドワーフではありふれているから言わない限りバレないだろうって話だったし。本当にわからん。迷宮の秘宝でマシューを元に戻すか神すらほふれるようにするのか知らないけどアルウィンはそうするつもりなのかな?早く薬から解き放たれると良いね。 太陽神は何がしたいのか?マシューはもう逃げない逃げたくないみたいな描写があったけど、これからどうやって戦うのか?とか凄く気になる。2巻ももちろん買う。早く発売して欲しい。
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ヒロインが見た目的にかわいいのと、タイトルがダブルミーニング
【ネタバレ】 ノワールものというのは知らなかった。ただブラックラグーンが大好きなんだろうなと感じた。 設定からしてかなり重い。面白いのは面白いのだが、かわいい女の子がいるせいで、ちょっと続編は読めないなという感じ。というのも、①ほぼほぼ100%バッドエンドになる、②ものすごく大きな犠牲を払って主人公とヒロインとが助かって終わり、あるいは③未完、というルートくらいしか思い浮かばないからだ。 設定が重すぎるのと、仲間を信用しないという主人公像がある。 よって追い込まれたら追い込まれただけ辛い状況になるということ。助けを求めないから。安全地帯があればどうにかなるのかなと思ったが、それも感じられなかった。また、ラスボスを神にしたのも、結構きついんじゃないかと想った。収拾が付かないからだ。少なくとも回りの良くしてくれた人たちは信じるというか、一緒に大切にするという考えも無いと、展開がどんどん重くなりそう。 ヒロインを薬中にしたのも良くなかった気がする。重い。展開が非常にしにくい印象がある。しかも治療に周囲に助けを求めて治療をしていくんじゃなく、自分で囲って自分で治療していくというのは、かなり厳しいんじゃないか。情があったら、周りに助けを求めるとは想うが……そうなるとヒロインと主人公が一緒にいる理由も薄くなるが……それこそ男と女の仲というだけで良かったんじゃないかな、と想った。
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端的に言えば昼行灯なヒモが、問題を抱えた世間知らずのお姫様と過ごすそんな話
ただし、それはこの世界観での日常だ。この作品はかなりダーティーで救いようがない。勧善懲悪、弱いものが救われる物語を望むなら、読むことはおすすめ出来ない。クソッタレな物語だ。
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これはすごい!?
往年のアルパチーノ的な奴がゴニョゴニョわちゃわちゃする感じを想像してたら、途中であっなろう系かと思い直し、かと思えばウシジマくんを読んでいる時みたいになる。これがジャブジャブストレートで間髪入れずにやってくる。読まれるラノベ?とんでもない。これは読ませるラノベだ。良い意味でも、良くない意味でも。
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中世もの
もう、本の虫
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誰からも侮られるヒモは実は
最近、ライトノベルを読んでない。しかし流行りのテンプレみたいな本を読みたい気分じゃない。そんな時twitterに流れてきたのがきっかけで手に取りました。結論から言うとちょっと変わった設定だけど結構好きです。 大まかなストーリーは、滅んだ王国の復興のために迷宮に挑戦する元姫様に、誰がどう見ても不釣り合いなヒモがいるというお話。 ギルドや宿屋みたいなテンプレ設定はさらっと流しつつ、彼が何故ヒモとなり、何のために働いているのかというのが徐々に明らかになっていきます。 ヒモの主人公が人知れず汚れ役を引き受けているという面白いアイディアが様々な伏線とともに綺麗にまとまっているのも面白い要素ですが、特に良いなと思ったのは何のために彼が行動しているのかというのがしっかり描かれている点です。ちょっと露悪的に見えるタイプの主人公で、何故ここまでするのかというシーンも無くはないです。しかし、過去の出来事や彼の目的がしっかりと描かれているため説得力が生まれています。一発ネタっぽいタイトルと雰囲気ですがそれを超えて良作に思われます。 続編も刊行予定のようで、このアイディアでどう続きを描いていくのか気になるところです。
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ハードボイルドだぜ、クスクス
いいなぁ。メインもイケてるし、サブキャラも輝いてる。皆んな悪くて面白い。後味悪くて、なお美味しい。続き、待ってるぜ。
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共依存が好きな人にはお勧めかも
今までファンタジー系は全く受け付けれなかったが、この作品だけは始めて真剣にみれた。アングラ感が非常に強く滲み出ており、大衆受けこそせずとも一部の人には間違いなく刺さる。久々の良作に出会えて良かったです。
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