作品情報
暗黒告知 を手がかりに、作品の来歴をたどる。
Amazon JP, NDL OPAC, 出版社公式を順に確認し、講談社文庫の紙書籍として裏づけた。
書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 1977-09-01
- ページ数
- 361ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784061360822
- ISBN-10
- 4061360825
- 価格
- 499 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
第20回(1974年) 江戸川乱歩賞受賞
レビュー
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書評まで読めて感激。社会派推理の傑作!
当初、文庫本かと思って購入したら、乱歩賞受賞後の初版単行本で、嬉しい誤算(笑)! 作品内容は、大正~昭和初期。足尾鉱毒事件という公害問題を背景に、土地収用や利害関係の絡みなどが相まった、読み応えたっぷりの群像劇。 しかも、あの田中正造先生が最重要容疑者となる仰天の展開。 密室トリックは偶然の産物で、真犯人も容易に推理出来るが、何度も読み返したくなる「社会派」のドラマが重厚で素晴らしい作品です。
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足尾鉱毒事件を題材にした社会派ミステリーの乱歩賞作品の傑作
足尾鉱毒事件を題材にして、元衆議院議長ー反骨の獅子ー田中正造氏を中心に物語が進んで行く重厚な公害問題の原点を鋭く抉った社会派ミステリーの傑作。堂々の江戸川乱歩賞作品です。この作品に限っていえば、ミステリー部分はメインテーマではなく、おそらく作者は「公害事件とゆうか、鉱毒とは何かを世に知らし召したかったのではないでしょうか」。兎に角、色々考えさせられる作品で無理をしても読む価値ありの作品です。ここ、10年の乱歩賞とはレベルが違い、ここに本物の江戸川乱歩賞作品があります。
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『雨の日の動物園』も薦めます
実感の伝わらない生硬な表現が散見されはするが、着想と構成は素晴らしい。歴史上の人物(本作では足尾鉱毒事件の“義人”田中正造)をフィクション上で動かす手法も自然だ。 追伸。著者の映画エッセイ『雨の日の動物園』(キネマ旬報社刊)に本作執筆の前後の事情が出ている。松竹のプロデューサーの名前が本作の重要な登場人物と同一だ。興味のある方に一読を薦める。
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商品とは言えない。
埃とゴミまみれだったのを掃除して読み始めたが、各ページ内に頻繁に毛髪、ゴミがはさまっており、始めの30ページで読むのを止めた。別の出品者から同じ本を注文し直した。
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