書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 1998-02-01
- ページ数
- 381ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784061820050
- ISBN-10
- 4061820052
- 価格
- 525 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
Amazon.co.jp: Jの神話 (講談社ノベルス イK- 1) : 乾 くるみ: 本
1963年静岡市出身。静岡大学理学部数学科卒。奇想が妖艶なる魅力を放つ本作で第4回メフィスト賞を受賞。竹本健治氏の『匣の中の失楽』に慄然として書いた『匣の中』も小社より刊行される予定。
レビュー
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ある意味劇的なカタルシス
最初はカトリックの女子高生という ミステリアスで静謐な空気のなかで物語が進みます。 その空気感が、ある事実の判明で一気に崩れます。 ミステリでいうところのカタルシス、なんだと思いますが その方向転換が合うか、合わないかで評価が割れる本です。 私は、嘘でしょ!?、これジャンル違う本では!? と、あっけにとられている間に終わった感じでした。 が、最後までいくと まあ、こういうのもありなのかな。と思いました。 ちなみに後半は通勤通学のお供には向きませんので 気をつけて。
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ミステリーではない
いろんな意味で衝撃の結末でした。 ミステリーだと思って真面目にジャックの正体を推理してたのが馬鹿らしく感じた。 それと全体の構成が好きじゃない。 本題に入るまでが長いしなかなか展開が進まないので途中で読むのが嫌になった。 最後の美音子と優子の絡みも唐突すぎる。 あとエログロだと知らずに読んでしまい気分が悪くなった。
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ミステリーとしてたいへんおもしろい
遺伝子の染色体から異生物の話へと展開するところがたいへんおもしろかった。本格ミステリーでありながらSFっぽい展開で最後まで一気に読んでしまいました。作者のパターンである最後にミステリーっぽくなる話の展開は生きてました。
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百合として×
ミステリー風な前半の流れからの終盤の展開はかなーり人を選ぶと思います…。自分はこういうのは嫌でした。 ただエロ部分は上手いです。滾ります。 また、百合小説として名が挙がることがあるようですがその方面ではあまりお勧めできません。 というのも百合部分は登場する少女達がただ操られているだけで、自分の意思で行動をしているのではないことが明確なので…。 唯一ヒロイン?は操られる前から百合っ気があり最後も魅せてはくれますが…そのくらいです。両想いと思いきやエピローグでは主人公にすっかり忘れられてるし… 総じて愛情や絆なんて結局快楽には勝てないよ、ってお話なので百合を期待して読むとがっくりきます。エロとして読むにもちょっと前フリが長くて…。 ホラーやミステリーに近い変な話が大好きだ!って人にしか勧められないかなぁ。
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ジャンル分けが難しいや
ジャンル分けが難しいや あらすじ 全寮制女子高「純和福音女学院」に発生する怪事件の数々。 1年生の由紀は塔から墜死し、生徒会長を務める美少女・真里亜は 「胎児なき流産」で失血死を遂げてしまう。 事件の背後には謎の男「ジャック」の影が見え隠れし その正体を暴くため女探偵「黒猫」が学園に潜入するのだが・・・ 感想 あらすじだけ見ると、女ハードボイルドものであり 謎の怪人との対決に胸躍らせる探偵小説のようでもありますが 話が進むにつれ、白百合の花園がひろがり、なのに香りはSF風!? 確かに、上に挙げた要素が練りこまれていますが 最後は思いもよらぬ異種格闘技戦が勃発します。 ラストは非常に視覚的で一読忘れがたい作品。 って言うか、処女作でこんな冒険をするんじゃない、 とのつっこみを入れたくなります。 イニシエーション・ラブで乾さんを知り この本に手を出した人は唖然呆然としたことでしょう。 ですが、逆です。 Jの神話を書いた作者が イニシエーション・ラブを書いたことが真の驚きなのです。 読んでからの一言 カバーはお洒落だけど・・・
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単純な謎解き小説ではない
殺人事件があったりOO消失などの謎が提出されたり女探偵が出てきたりと、最初はオーソドックスな推理小説だと思ったら。後半はずいぶん様子が変わってきて、最後は「この本のジャンルは何?」と思わされるほど様変わりしてしまいました。色もの好みの読者には良いかも。
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この人には悪い意味で裏切られる
あらすじだけ見るとミステリーかな?と思いきや… 欲求不満女が書いた出来損ないのSFホラーでした。 この人唯一のヒット作、イニシエーションラブも、ミステリーのような謳い文句で、結局は頭おかしいビッチの話だったし… もう何言われてもこの人の作品は読まないかな
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良い子は読んじゃダメ
あまりおおっぴらに言ってなかったですが、最高に好きな小説です。自分の予想範囲内もしくは少しだけ超えたところで美しく閉じる小説が好きな人は嫌いかもしれないですが、そうじゃない人は読んで悶絶してください。ヤバイっすよ。最高。内容については書けません読んでください。
関連する文学賞
- メフィスト賞 第4回(1998年) ・受賞