日本の文学賞

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銀の夢: オグリキャップに賭けた人々

講談社ノンフィクション賞

銀の夢: オグリキャップに賭けた人々

渡瀬夏彦

『銀の夢:オグリキャップに賭けた人々』は、競走馬オグリキャップに夢を託した関係者とファンの熱を追ったノンフィクションである。勝敗の記録だけでなく、馬を支えた人々の記憶と感情を重ね、時代を動かした人気の背景を描く。

競馬オグリキャップ人間ドラマスポーツノンフィクション

作品情報

喝采の背後で、ひとりひとりの夢がオグリキャップの走りに重なっていた。

オグリキャップに人生の一部を賭けた人々の姿を追う講談社ノンフィクション賞受賞作。競馬ブームの熱狂を背景に、馬と人間の関係、勝負に託された夢を描く。

レビュー要約

  • 名馬の華やかな物語にとどまらず、関係者の証言と熱気を丹念に追う点が読み応えにつながっている。競馬を知らない読者にも人間ドラマとして届く。

書籍情報

出版社
講談社
発売日
1992-05-01
ページ数
572ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784062052825
ISBN-10
4062052822
価格
1650 JPY
カテゴリ
本/趣味・実用/ギャンブル/競馬

第14回講談社ノンフィクション賞受賞 人々の熱き思いをのせてオグリキャップは走った…… 喝采と絶叫とセレモニーのアナウンスを背後に聞きながら、オグリキャップは辻本の手に引かれて地下道へ入っていく。……彼の上気した顔を眺めながら記憶を溯っていて、はっとした。……「実はこのところずっと、オグリキャップが負ける夢ばかり見とったんよ。そしたら本当に負けがつづいたやろ。正直まいった。それがな、つい何日か前に、オグリが勝った夢、見たんや。1着になる夢……」――【本文より抜粋】

レビュー

  • 感動もの★

    大好きなオグリの有馬記念後の事がよく分かりました…

  • オグリキャップの基本。

    オグリキャップについて書かれた本は他にもありますが、本書は代表的な一冊です。 600ページ超と読み応えがあり、オグリキャップ他そのライバル馬の関係者の証言も多く含まれています。 最近ゲームでオグリキャップを知って当時の様子に触れたいと思う人にも適しています。 私は図書館で単行本を読み、その後この文庫本をアマゾンマケプレで入手しました。 単行本はオグリキャップ引退からあまり間をおかずに刊行されましたが、文庫本には単行本刊行後の出来事があとがきに追記されていて、入手した価値がありました。 長らく絶版でしたが、Kindleで復刊し「適正価格」で読めるのは喜ばしいです。

  • 取材の光と影

    本書は、競走馬オグリキャップの誕生から種牡馬入りまでり描いたノンフィクションである。その馬の周りで馬の才能を見いだして、活躍させようと奮闘する人々の群像劇としての側面も、本書は持っている。読み終えた上で気になったのは、取材対象、取材内容のバランスの悪さである。牧場や笠松競馬では騎手、調教師、調教助手、馬主など一通りの関係者以外に、それらの家族や、少しだけ馬と関わってその仕事をやめてしまった者などにも取材をしている。 打って変わって中央競馬では、調教師と一部の騎手には入念に取材したように見えるが、その数人以外にはあまり取材ができていないように見えた。とくに騎手の情報のほとんどは競馬マスコミからの情報のように感じた。何か筆者のオグリキャップの取材に対して中央競馬では警戒感があったのではないかと思わせるような対応に終始しているように見えた。筆者はそういう中央の対応に関しては感情的な反応を一切文章中には出さず、事実を淡々とつづり、不自然なまでにハッピーエンドで締めくくってある。 しかし、その後の筆者はノンフィクションの題材に競馬を扱わなくなる。また解説文だけが不自然に電子化されておらず、何か隠したい情報があるのではないか思わせる。そうした裏の部分を隠しとおすことによって電子化の道が開けたのかもしれないと思うと深く考えさせられるものがある。

  • Kindle版あって良かった。

    懐かしい。嬉しい。

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