作品情報
爆破事件が、封じてきた過去を呼び戻す。
講談社刊の長編。爆弾テロを起点に、男が封じた過去と向き合う。
書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 1995-09-14
- ページ数
- 314ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784062077972
- ISBN-10
- 4062077973
- 価格
- 1960 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
ハードボイルド最高傑作! 江戸川乱歩賞・直木賞受賞作。 東京・新宿の公園で爆破事件が発生、多数の死者が出た。犠牲者のなかに「私」の、ただひとりの女性、ただひとりの友人がいた……。 江戸川乱歩賞・全選考委員絶賛!! ●阿刀田高氏――なによりも文章がよい。普通のことを書いても味がある。まちがいなくプロの手と思った。 ●井沢元彦氏――主人公やそれを取り巻く人間たちが極めて魅力的であり、文章も会話も申し分ない。 ●北方謙三氏――全編に漂う、暗く沈んだモノトーンは、並の力量で出せるものではないと思った。 ●高橋克彦氏――ただひたすら物語に没頭した。エンディングの優しさには不覚にも声を上げて泣いてしまった。 ●西木正明氏――まず会話のうまさに舌を巻いた。練達のプロの作品でも、なかなかこうはいかない。 ――(選考委員評より)
昭和23年生まれ。大阪府出身。本名・藤原利一。東京大学文学部仏文科卒。 昭和60年「すばる」文学賞受賞。現在、電通勤務。
レビュー
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28年ぶりに読んだ
以前読んだのは高校生の頃だった。1997年頃ぐらいか。ハードボイルドのアル中のおっさんが主人公、ボクシングをしてたような気がする。爆発の事件があった。そんな朧げなストーリーしか頭に残ってなくて、タイトルは忘れていた。最近AIに覚えていることだけを伝えて、タイトルを聞いたら教えてくれた。テロリストのパラソル。ああ、確かそんな名前だったなと、思い出した。当時読んだのは18歳の時だ。今は46歳。丁度主人公の島村と同じぐらいの年齢だ。読み終えて、とても虚しいなと感じた。とても面白かった。今の年齢だから、より共感が深まったのかもしれない。とても面白かった。検索したら、作者の伊織さんという方はもう亡くなられてるということだ。この人の他の作品も読みたくなってしまった。
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そうきたか
評価の高い作品と聞き手に取った。ハードボイルド小説のようなタッチ。結末が見えないまま進んでいく展開がいい。評判通りの面白いお話でした。。。
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この展開には驚きを隠せない!
結局は恐ろしい背景の根源はいつも魅力ある女性が中心にいる! とても面白く読ませていただきました✨
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今一つです
主人公が犯人と対峙するまでは面白かったのですが、対峙してからの展開が???の連続。竜頭蛇尾とはこの小説のこと。
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すごく面白かった!
「Frenemy」、読み終わった後そんな言葉がグルグル。とてもとても重い物語で、読み終わった後、とにかく清涼剤となるようなレモン入りのコーラとかジンジャーエールとかを飲みたくなりました。 義理・人情は美しいですが、自分の心を裏切ってのものであれば、いずれそこから恐ろしい実がなるのは必然なのかも...運命というより、因果が宿命になってしまうんでしょうか。 ヴィエト・タン・ウェンの著者、『シンパサイザー』とも通じるものが...
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良作
良かったです。
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良かった😃
一気に読めます。人物描写や謎の解かれ方と進行が相まってハラハラします。
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藤原伊織にハマるきっかけになった作品
この作品を一番最初に読んで、藤原伊織にはまり他の作品も読みました。 いわゆるハードボイルドです。他の作品の方が好きですが、これが一番有名かもしれません。
関連する文学賞
- 江戸川乱歩賞 第41回(1995年) ・受賞