十二歳
『十二歳』は、椰月美智子による児童文学で、講談社児童文学新人賞の受賞作として位置づけられる。受賞時の評価を軸に、個人の感覚や時代の空気を作品の形式に引き寄せて読ませる一作である。
作品情報
『十二歳』は、椰月美智子の表現が受賞によって広く注目された作品である。
『十二歳』は、椰月美智子による児童文学で、講談社児童文学新人賞の受賞作として位置づけられる。受賞時の評価を軸に、個人の感覚や時代の空気を作品の形式に引き寄せて読ませる一作である。 講談社の刊行情報で単行本・文庫・作品集として確認できるため、受賞作そのものを収録する書籍として扱う。
レビュー要約
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刊行形態と受賞歴から、作品のジャンル性と作者の特色を伝える一作として受け止められている。短い形式の作品では凝縮された表現、小説や評論では主題への踏み込みが読みどころになる。
書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 2002-04-05
- ページ数
- 240ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 13.5 x 1.8 x 19.4 cm
- ISBN-13
- 9784062112246
- ISBN-10
- 4062112248
- 価格
- 1540 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
無邪気な子どものふりはもうできない。 12歳。大人の途中の子ども。 悲しく切なくやりきれないような痛みだって知っている。 12歳をとおりすぎるすべての人たちへおくる、第42回講談社児童文学新人賞受賞作品。 家の机のカギがかかる2番目の引き出しには、直人先生の写真がひっそりとすみれ色の封筒に入っている。修学旅行先の日光から帰る電車のなかで、直人先生の隣に座っていたムコーヤマを撮るふりをして、眠っている直人先生をこっそりと盗み撮りしたのだ。その写真のことは誰にも言ってないし、もちろんだれにも見せてない。――(本文より)
レビュー
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素晴らしい本
小五の娘への本です。 レビュー通り、素晴らしい本です。 すぐ読んでもらって、大事にしてます。
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十一歳の娘が十二歳を読んで
「成長するって素敵なことね」 と、父の私に向かって、はにかんだ面持ちで感想をいいました。
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少し物足りないけど
少し物足りなかったけど多分私が年取って12歳の気持ちを忘れてしまってるのかなと思った。 思ったほどときめかないし思ったほど事件も起こらない…けどおそらく昔は感じたんだろうなぁっていう感覚を描いてくれていたと思う。 12歳の日常の中にいるときに出会いたかった…!
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小学生におすすめです
主人公のさえが12歳(小6)なので、小学校高学年ぐらいにおすすめです。 高学年だと、さえの気持ちがわかりやすいんじゃないかな、と思います。
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つまらない
「そういう作品なんですよ」と開き直られたらもう、反論のしようもない。 初めから勝負を避けた小説(?)にまともに向き合ってもなぁ・・・でも、書評書く。 私は変わってしまった、私が私ではない気がする、もう過去の私には戻れないんだ(涙) だから、どうして何がきっかけであなたは変わったの? のっけからものすごく退屈な小説だけど、その「何か」がきっとあるのだろうと思って我慢して読んだ。結局何もない。 たった237p.の薄い本で、60pくらいまでに人間がたくさん出てくる。〇〇ちゃんは絵がうまい、〇〇ちゃんは貧乏でいじめられてる、〇〇先生はかっこいい、〇〇先生は気持ち悪い、〇〇とはウマが合わない etc.etc. そこでもう、疑心暗鬼になる。 「こいつらの名前や性格を逐一覚えておかないといけないんだろうか?大事なキャラなのかな?(じゃないんだろうな)」 「このバラバラな各エピソードには何か意味があるのかな?(たぶんないんだろうな)」 中盤以降に辛うじて名前だけ憶えてたタメオという子が再び顔を出す。だから誰なんだよ、こいつ・・・もうページ遡って確認する気もしない。 野球をしている川畑くん・片山くん、こいつら誰なのよ?なにか大事な役目背負ってるの? エピソードがただ次から次から出てくるだけ。 せめて、親友であり同じ選抜ポートボールクラブのみどりちゃんには、ポートボールに打ち込めなくなっってしまった「私」の心境を打ち明けて決着させるべきだろ。 その理由は判然としないけど「何か」が変わったんだろ?親友を失うかもしれない大事なことなのにそれも置いてけぼりとはね。 なんとなく変わった、では小説ではない。それを物語にしなさいよ。 これは講談社児童文学新人賞受賞作なんだとさ。 良い児童文学のレビューには「娘が夢中で読んでいました」「孫のお気に入りのようです」なんかがある。 この作品のレビューは自分以外に9件。それが皆無なのだから推して知るべし。 大人がこどもに押し付ける類の小説だろ、こんなの。 いや、小説とも呼べないね。物語がないのだから。
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孫たち
3人の孫がいます。いろいろ心配したり、時々腹がたったりしますが、この本を読んで孫たちの気持ちが理解できたり、娘の12歳の頃を思い出します。
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大好きな児童文学作家がまた一人できました…
椰月美智子さんという方のデビュー作となる作品です。 ということで、所々に「新人らしさ」が見られます。別にヤサオ先生をあんな現代的じゃないキャラにする必要は なかったと思うし(あんな人、15年くらい前、私の小学生時代辺りで絶滅したような…、なんだか、直人先生まで格好悪く 見える)、心情描写もかなり私小説、というか著者の方の小学生の時の気持ちと、今の著者の思いがごっちゃになっている 気がして、湯本香樹実などに比べるとまだ発展途上という感じ。 でも、なんだかこの小説は読んでいくうちにだんだん惹かれていってしまった。 主人公の独白(独り言体)で進められる気持ちのゆれ具合は、子供らしいごちゃごちゃさが出ているし、 教室の様子はあぁ、懐かしいなぁ、と思いました。時折びくっとさせられるような表現があって、 それに今どきの子っぽい悩み方をしていてだんだん感情移入してしまう…。 あぁ、十二歳の時って西田君みたいな気持ちだったなぁ、とか、主人公の女の子の悩みは一体何なんだろう、とか、 頭がごちゃごちゃしてきて嫌いじゃないなぁ、と。 なんだか新鮮で、さわやかで、でもきっちりきっちりしていていいなぁ、タイトルも、最後の谷川俊太郎の詩もいいなぁ、と。 何だかまた好きな児童文学作家ができてしまった。 たぶん、結構小学4,5年生の女の子なんかでもかなり楽しんで読んでくれるんじゃないかな、と思います。
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だから何だ
しずかな日々を読んでファンになりこちらも読みました。 読みやすいけど、登場人物多くて誰が誰だか途中から分からなくなりました。 あまり興味もひかれなかったけれど我慢して最後まで読みました。 別に読まなくてもよかった作品でした。 じんわり効いてくるのかな? デビュー作ということなので、そんなものかもしれません。 迷っている方には、「しずかな日々」をおすすめします。