作品情報
アルキメデスは手を汚さない を手がかりに、作品の来歴をたどる。
Amazon JP, NDL OPAC, 出版社公式の順で確認し、講談社文庫の紙書籍として裏づけた。
書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 2006-09-16
- ページ数
- 392ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.8 x 1.6 x 14.8 cm
- ISBN-13
- 9784062755030
- ISBN-10
- 4062755033
- 価格
- 649 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品
「アルキメデス」という不可解な言葉だけを残して、女子高生・美雪は絶命。さらに、クラスメートが教室で毒殺未遂に倒れ、行方不明者も出て、学内は騒然! 大人たちも巻き込んだ、ミステリアスな事件の真相は? 1970年代の学園を舞台に、若者の友情と反抗を描く、伝説の青春ミステリー。江戸川乱歩賞受賞作。ーー「この小説との出会いが、本嫌いだったバカ高校生の運命を変えた」(東野圭吾)
レビュー
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読みやすかった
登場人物の掘り下げが少ないと感じたが、エピローグが個人的に良かったし、すっきり終わってるので、読後感が良い。
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青春群像
『青い山脈』があって、四半世紀ののちに『アルキメデスは手を汚さない』があります。そう考えると、ミステリーのロジックのみではなく、本作が当時の若者の生態をとらえていることもきちんとおさえることができると思います。 それで、ほんとうのアルキメデスは誰だったのでしょうか。
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手を汚さないって、?
時代背景が現代とずいぶん違うのですが、 30代中盤から下の世代で、大阪以外に在住の人には 分かりづらい設定かもしれない。 推理物なのでトリックはあるのだが、 ちょっと強引な、力業っぽいもって行き方だな、と感じた。 タイトルの「手を汚さない」という部分から、 正直、もっと見事な「濡れない手」を想像していただけに、少々残念。 主人公が高校生(たち)で、きっとこの時代の 進学校の生徒たちだからこその会話というか、 その設定が出来るんだろうなと思ったが、 この小説の時代よりも5年ほど遅れた私の高校生活では、 主人公たちのような大人びた会話(話し方)はなかった思うし、 かなり現実離れしているように感じた。 大阪ではないが、私も京都の学校に、 しかもそこそこは進学校に通っていたからこそ思う。 ここは「小説だから」なんだと思うが、推理物は やはり現実味があればあるほどトリックに引っかかりやすくなる上、 物語に引っ張りこまれるのだと思う。 作者が主人公に仕立てた世代の人たちのことを、 知らない、あまり分からずに書いた風にも感じる。 ファンタジーであるのなら、それで構わないと思うし、 全く知り得ない世界観ならば違和感があってもいいと思うが、 高校生活という、大半の人が経験する場が提供されているから、 時代設定と合わせても、厳しく思える。 しかしながら、立派な賞を獲っている作品だけに、 星3つは献上です。
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数十年ぶりに再読しました
内容はほとんど忘れていましたが、たまには同じ本を読んで見るというのもいいもんだと思いました。ディオゲネスやヒポクラテスも読んでみようかな。
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面白い
面白い
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東野圭吾作品をイメージ出来る作品
書かれた時代が時代であったので、多少読みづらい点はありましたが・・・楽しく読む事が出来、また東野作品のベースになった様な作品ですので。随所にそれが鏤めてあり、読んでいて納得出来る部分が多かった様に感じています。 こんな比べ方は、いけませんが東野作品について感心のある方ならば???読んで「なるほど・・・」と感じる部分が多くて楽しいかもしれません(笑)
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東野作品の原点‼️
読書した当時を思い出す作品です。 懐かしさと、なるほどと思わされるトリックに改めて感心しました。 良い作品です。
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賞味期限が過ぎた作品
江戸川乱歩賞受賞作品を乱読中です。昭和中期の作品はやはり古いです。 しかしこの作品より前に受賞した西村京太郎作品にはあまり感じませんでした。それだけこの作品は飛びぬけて古さを感じます。 一番は高校生の話し言葉、とにかく変です。 「もっけの幸い」とか「ありますまい」とか女友達に向って「〇〇君」、、昭和中期でもさすがにないでしょう。あちこちに散らばる女性軽視も気持ち悪いです。 「娘らしい浅知恵」とか「愛する人に朝食を作るのが女の幸せ」などなど、は?いつの時代ですか?です。この時代の特に男性作家にみられる特徴ですよね。女性をモノ扱い、ご都合主義。 登場人物にも魅力も共感も感じられません。全員個性が同じ感じ。これが受賞作かあ、、と思いましたが、読み始めてしまったので最後まで読む努力をしました。 小説にも賞味期限があるんだなと感じさせてくれた作品です。
関連する文学賞
- 江戸川乱歩賞 第19回(1973年) ・受賞