ごーいんぐ? ほーみんぐ!1 (講談社ラノベ文庫 き 1-1-1)
異能が好きな少年が、神社の呪いで帰宅できなくなった人々を助ける奇妙な帰宅部に入れられる。怪奇現象と部活動の形式を組み合わせた、学園怪異コメディである。
作品情報
帰れない呪いを解くため、奇妙な帰宅部の活動が始まる。
第1回講談社ラノベチャレンジカップ優秀賞受賞作。友達のいない少年が、紅椿神社の呪いに関わる怪奇現象と、帰宅を助ける部活動に巻き込まれていく。
レビュー要約
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選考では、身近な主人公視点で導入しやすい点が評価される一方、帰宅部という競技的な設定をさらに掘り下げられたはずだという課題も示されている。
書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 2012-10-02
- ページ数
- 291ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784063752571
- ISBN-10
- 4063752577
- 価格
- 682 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
友達のいない歩は一人寂しい下校中、クラスメイトの東条の姿を目撃する。だが、彼女の身体の一部は地面に沈んでいた。奇怪なその光景に、さまざまな疑問はありつつも興奮する歩。そう、彼は異能が大好きだった!彼を見込んだ“紅椿神社の呪いにかかった人を助ける帰宅部”の部長・風夏は無理やり歩を部員にする。東条もこの呪いにかかったせいで、怪奇現象に合い帰宅が困難となっていたのだ。おかしな呪いをかけた神の正体とは!?
レビュー
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地盤がスッカスカ
明らかに起承転結の「起」でしくじっている。それが素人目にも分かる内容、そんな風に感じました。 メインヒロイン・神埜にある事情でかかっている呪いを解除するため、彼女の友人である風夏に誘われ主人公が協力に乗り出す流れですが、この二人目のヒロイン・風夏が曲者です。時に主人公とヒロインの橋渡し役、時に情報源として、物語を引っ張る求心力となるのが風夏の役割ですが、実態はご都合キャラです。黒幕なんじゃないかと疑いたくなるくらい都合よく情報を持っている点など特に。 最大の難点は謎の人間関係。登場当初、風夏は謎の人物として主人公に接触し、そこから主人公は神埜と縁が出来て呪いについて知ることになるのですが、読んでて思ったのは「要件は分かったけど、結局お前は何なの?」です。風夏が神埜とどんな関係で、なぜ呪いを知っていて協力しているのか、序盤に説明がありません。101ページあたりから読み進めて、セリフの節々からなんとなく察せるくらいです。要するに描写・説明不足が目立ちます。 その他、終盤に進めば進むほどストーリーがバトルものと化していく点も個人的にはBAD。 ちなみに、あらすじのブラコン妹に惹かれて買ったのですが、妹キャラには珍しい眼鏡っ娘の委員長風なビジュアル、期待通りの病的なブラコンぶりで、妹に関しては良かったです。それだけに残念でした。
関連する文学賞
- 講談社ラノベチャレンジカップ 第1回(2011年) ・優秀賞