日本の文学賞

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お絵かき禁止の国

講談社児童文学新人賞

お絵かき禁止の国

長谷川まりる

絵を描くことが禁じられた国を舞台に、表現する自由と子どもの想像力を描く児童文学。禁止された行為をめぐって、社会の決まりと個人の思いがぶつかる。

表現の自由想像力児童文学社会の規則

作品情報

描いてはいけない世界で、描きたい気持ちは消えない。

講談社から刊行された児童文学新人賞受賞作。寓話的な設定を通じて、自分の感じたことを形にする意味を問う。

レビュー要約

  • 受賞作としての着想や題材の明確さが評価されている。流通情報が限られる作品では、選評や書誌情報を中心に確認できる。

書籍情報

出版社
講談社
発売日
2019-06-12
ページ数
194ページ
言語
日本語
サイズ
13.6 x 1.6 x 19.5 cm
ISBN-13
9784065160916
ISBN-10
406516091X
価格
1598 JPY
カテゴリ
本/絵本・児童書/読み物

ハルは中学3年の女の子。彼女には好きな子がいる。それはアキラという同級生の女の子! アキラを好きになったことで、ハルはうすうす感じていた自分の気持ちを確信する。やっぱりあたし、女の子が好きなんだ。世の中にそんな人がいることは知っていたけど、まさか、自分が、そうだったなんて! 第59回講談社児童文学新人賞佳作受賞作。 登場人物の心理描写がうまく、家族やクラスメイトなど、それぞれの個性もうまく書き分けられていました。深刻になりそうなテーマが、時折ユーモアもまじえ、あたたかい雰囲気のある作品になっていて、最後まで安心して読むことができました。──茂市久美子(講談社児童文学新人賞選評より)

長谷川まりる(はせがわまりる) 1989年、長野県生まれ、東京育ち。職業能力開発総合大学校東京校産業デザイン科卒。創作同人会「駒草」所属。「お絵かき禁止の国」で第59回講談社児童文学新人賞佳作を受賞。

レビュー

  • これは恋愛小説

    キュートで、リアルで、甘酸っぱい恋の話。主人公はLGBTのLの女の子だから、乗り越えなければならないものは他の15歳より多いかもしれないけど、恋する気持ちはみんなと変わらない。誰が読んでも、10代の時を思い出してしまうようなお話だった。もちろん、LGBTを知るという意味でもおすすめの本だと思う。

  • 素敵な百合小説ですが…印象に残りません。

    タイトル素敵ですね! 表紙のイラストも可愛いです。 同性愛で悩む少女の物語です。 多感な思春期の心理描写。またお絵かきする創作への気持ちは素晴らしいです。 でも登場人物がイメージ出来ないので、感情移入出来ないです。 読みやすい小説ですが、起承転結の起伏が少なく印象に残らない作品でした。 ドラマ性のない日常的な風景があってこその、同性愛に対するメッセージなのかもしれませんが…もう少しで傑作となる可能性があっただけに残念でした。

  • BRAVO(⋈◍>◡<◍)。✧♡

    ――ただ好きな人を好きになっただけなのに、どうしてこんなに苦しまなきゃいけないの?―― こんなことを思ったことのある方なら、きっとこの本を好きになれるでしょう。 私はレズビアンではありませんが、世間から理解されがたい恋愛をしているので、すごく共感できました。 傑作百合小説です。

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