作品情報
第15回小説現代長編新人賞奨励賞受賞作。江戸の将棋界を活写したデビュー作で、文庫版も刊行された。
書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 2021-07-28
- ページ数
- 267ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 13.8 x 2.5 x 19.5 cm
- ISBN-13
- 9784065237670
- ISBN-10
- 406523767X
- 価格
- 1430 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
【第15回小説現代新人奨励賞受賞作】 家元の誇りを賭け、青春を捧げ、戦う若き棋士たち。江戸の将棋家の興亡を鮮やかに活写する傑作時代小説。 「江戸時代の棋聖たちが鮮やかに甦る感動の将棋小説。今、若手がしのぎを削る棋士たちの源流がここにある!」―加藤一二三九段 「将棋に関する描写の的確さには感心した。定跡とか詰将棋とか、一行一行が深い知識に裏付けられていなければ、物語はたった一行で瓦解する。しかし作者の将棋への圧倒的な知識に、読み進めていくうちに安堵感に包まれていった。江戸期の将棋界。そこにこんなにも壮大なロマンが広がっていたことに、胸がときめく」―大崎善生(『聖の青春』著者) 「ミステリーの要素も加わり、読者の興味を離さない。真相の描き方も新人離れしている。とんでもない力量の持ち主なのだ。さらに個々のキャラクターも魅力的である」ー細谷正充(文芸評論家) あらすじ) 文化六年(1809年)、江戸将棋界の重鎮・九世名人大橋宗英が惜しまれつつ世を去る。しかし、将棋三家、大橋家・伊藤家・大橋家の分家(宗与家)の間での名人後継ぎ選定は家元間の政争激しく、伊藤家の宗看が十世名人を襲名するまでには16年もの歳月を要してしまう。大橋分家七代目当主・宗与は、その間に生じた将棋家の衰退を憂いていた。自身は父宗英から棋才を継ぐことができなかったものの、鬼才・英俊を養子に迎え将棋家再興のため尽力する。養子ゆえの気後れを見せつつも、英俊は名人宗看に次ぐ実力者へと成長していった。妹で初段棋士の弦女も宗与家に活気を与える存在であった。まだ幼い宗与の嫡子・鐐英も、大橋家の弟子・留次郎(後の天野宗歩)と友情を分かち合いながら日々研鑽を積んでいく。しかし、それとは裏腹に本家と分家の間には確執が生じていた……
(なかむら・とう)1982年奈良県生まれ。江戸時代の将棋界を端正かつ鮮烈に描いた『桎梏の雪』で2021年、第15回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞しデビュー。
レビュー
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大橋宗英亡きあとの家元の話
江戸時代最強の将棋棋士と言われた大橋宗英亡きあとの家元の話をフィクションを交えて味付けしなかなか面白かったです。それぞれの人物の心理描写などもその人物の性格を反映させて良かったですね。
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最高の本です
将棋の歴史に興味をもっと深く知りたいと思いました
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