作品情報
混沌の只中で、英雄譚が始まる。
KADOKAWA刊のデビュー長編。ファンタジーと冒険が前面に出た作品。
書籍情報
- 出版社
- 主婦の友社
- 発売日
- 1994-11-10
- ページ数
- 265ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784073022213
- ISBN-10
- 4073022210
- 価格
- 1775 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
Amazonで高畑 京一郎のクリス・クロス 混沌の魔王。アマゾンならポイント還元本が多数。高畑 京一郎作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。またクリス・クロス 混沌の魔王もアマゾン配送商品なら通常配送無料。
レビュー
-
大変満足
まず、本はほとんど痛んでおらず綺麗でした。本の内容のレビューは控えます。
-
ゲームを題材とした読みやすい小説
『クリス・クロス 混沌の魔王』は仮想現実世界に閉じ込められてしまったプレイヤー達が その世界から脱出する為にゲームに挑むファンタジー小説になります。 現在では既視感の強い題材と思ってしまうかもしれませんね。 では当時基準ではどうだったかと言いますと、これもすでに一般小説に『クラインの壺』という 仮想現実といったモチーフを使う例があり、テーマもこれまた類似性があると言えます。 なので、私は当時では手垢のついたとまでは言えないものの、 テーマとしての先進性や革新性は認めることができません。 では、その中で本作にはどういった差異があるかが問題になります。 先述の『クラインの壺』は一般小説として作られた内容に対して 本作の特徴はよりゲーム内の出来事に特化している所にあります。 当時、CD-ROMの登場等によりリアリティのある映像をゲーム内で表現することが 可能になってきた時勢にその半歩先の世界を表現したことは良い着眼点だと思います。 端的に言えば良いタイミングで発表された作品という事ですね。 これにより、特にゲームが身近にある若年層に親しみやすくなりました。 何か否定的な論調になってしまいましたが、文章は平易で読みやすく モデルにしたであろうゲームがいわゆるちょっとマイナーな作品である事から 作者がコア寄りのプレイヤーであることが推察され、主観的には好みの作品でした。 現代視点で読むと・・・といった観点だと本作の魅力は伝わりにくいので、 そういった価値基準を強くお持ちの方にはお薦めできませんが、 レトロゲームにも興味があるよ!という方には是非読んで頂きたい作品ですね。
-
30年前の本
とても状態が良かった。 知人に勧められて購入したが、 とても読みやすくウィザードリィ世代ならではの 味もあった
-
電撃文庫
電撃文庫の初期のものですか、いつ読んでも楽しめます
-
これが本当に5、6年前の作品とは思えない…
私が初めて読んだ、仮想世界を舞台にした小説です。 文章が上手で最後までいっきに読み終えてしまいました。 活字の苦手な人でも読み終えられると思います。 ゲームが好きで活字に縁の無いにぜひ読んでもらいたい作品です。 現在のオンラインゲームとは違って、 本格的に多くの装置を使用し創り出した もう一つの現実。仮想世界。 仮想現実型RPG。 シンプルなシナリオ、迷宮の奥に潜む魔王討伐。 途中で起こる出来事(演出!?)は、プレイヤーどうしの いさかいがちっぽけな事の様に見える物だった。 ここからストーリーは目が離せなくなり、 終盤での展開は以外な方向へと向かう…。 仮想と現実。この違いを区別できるものとは何か。 あなたはこのクリス・クロスを読んだ後でも、 この世界が現実だと証明できますか?
-
おすすめしない。
・キャラは多人数出てくるせいか誰もが薄い ・ストーリー構成は平坦かつ凡庸 ・テーマ性は薄いというか無いに等しい ・演出力が低く、感情は全く揺さぶられない ・主人公および、ヒロインに全く魅力がないのは致命的 総評すると古い臭くて、つまらない作品。2時間あまりで淡々と読了し、何の余韻もなく本を閉じた。 たぶんこれから、この本を開くことはない。
-
元祖異世界ライトノベル
オンラインゲームが発展した現在においては、この作品は古臭さを感じるかもしれない。 だが、この作品が生まれたのは約30年前。 インターネットすら普及する前だった。 そんな時代に夢のような世界観を見せてくれたこの作品は凄く印象が残っており、懐かしくなって手に取ってしまった。 流石に当時ほどの興奮は覚えないが、たまに読み返したくなる一冊である。
-
未来を先取りし過ぎた小説
発刊当時に購入し、読みましたよ。 プロットも内容も大した事はないですよ。 なにしろ、萌えの概念すらない時代に書かれた小説ですから、昨今のライトノベルみたいに美少女や美少年も登場人物しません。 ストーリーも、昨今のラノベ読んでる人なら、使い古された内容で、つまんないでしょう。 でも、この小説が書かれた当時(むろん発行日より前)は、オンラインゲームはおろか、インターネットすら普及しておらず、その存在を知ってる人も皆無でした。 知ってる人でも、バーチャル空間にプレイヤーが互いにアクセスしてしてゲームできる時代が来るなんて、夢にも思わなかったでしょうね。 そんな時代に、この小説は書かれてしまってるんですね。 いやはや、当時、未来を先取りしたトンデモない小説を読んでたんだなと、今になって驚愕しております。 しかし、まことに残念なのは、この天才作者は、以降、数える程度しか小説を発表せず、デビューから10年ほどで執筆を止めてしまっているんですね。 何とも惜しいものです。
関連する文学賞
- 電撃小説大賞 第1回(1994年) ・金賞