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桃仙娘々伝 (桃仙娘々伝シリーズ) (コバルト文庫)

ノベル大賞

桃仙娘々伝 (桃仙娘々伝シリーズ) (コバルト文庫)

藤原美里

中華神話風の世界を舞台にしたコバルト文庫のファンタジー。若き薬師の庵に、桃華と名乗る食いしん坊で天真爛漫な女童が押しかけ、天仙・地仙を巻き込む騒動が広がっていく。

中華風ファンタジー神仙薬師少女小説

作品情報

蓬莱山のふもとに現れた女童が、神仙たちの日常をにぎやかに揺らす。

集英社コバルト文庫から刊行されたノベル大賞受賞作。受賞作に大胆な加筆を施して文庫化され、明るいキャラクターと神仙世界の騒動を中心に読ませる。

書籍情報

出版社
集英社
発売日
2007-03-30
ページ数
208ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784086010061
ISBN-10
4086010062
価格
237 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

若き薬師と月のうさぎの神仙ふしぎ絵巻――。 若き薬師・中秋の庵に、突然現れた女童。桃華と名乗り、弟子になると居座るものの、食べて歌ってばかり。だが面妖な事件が次々起きて…!? ノベル大賞受賞作に大胆加筆、中華神話風ファンタジー!

レビュー

  • ほのぼの、そして切なさも。

    【あらすじ】 ある日、薬師である中秋のもとに、可愛いお団子頭の女童・桃華が現れる。 桃華は唐突に弟子になると宣言し、中秋の住む薬楽庵に居候することに。 果たして、不思議な少女桃華の正体とは――。 【感想】 2006年、ノベル大賞受賞作に大幅な加筆がされての文庫化。 藤原美里先生の文庫デビュー作品です。 まず、この作品はキャラクターがとても生き生きしています。 食い意地の張った「桃華」、それを見守る「中秋」、何処か憂いを帯びた謎の 女性「霞月」など、個性的なキャラクター達が本当に良い味を出しています。 普段は後片付けの苦手な桃華がこれみよがしに片付けるそぶりを見せたりと、 憎めないキャラクターがとても可愛らしく、見ていてほのぼのします。 そしてそんなほのぼのした空気の中、叶わぬ想いと気づきつつも霞月へ想いを よせる中秋の淡い恋心や、仙人である桃凛が人間に恋をしてしまった結果、先 立たれてしまう悲しみなど、切ない想いが描かれている点も、とても良いと思 います。 藤原美里先生の優しい心理描写が光る作品ではないでしょうか。 最後まで楽しく読める作品でした。余韻を残して終わっていますので、続きが 出ましたら読んでみたいと思います。

  • 幻想中華ファンタジー

    とても面白かったです。 登場する人々の掛け合いに思わずニヤニヤしてしまったり、せつない想いの話には心打たれるものがありました。 何より、中華風な世界が魅力的。 独自の神話がとても素敵です。 基本的にはコメディちっくなファンタジーですが、せつない恋物語とか、怪奇事件とか、気になる要素盛りだくさんで飽きません! 新人さん、あなどれません。見事に惹き込まれました。

  • 中華奇譚かな?

    雑誌掲載作品を読みましたので、どんな話に変わっているか興味もあって買いました。 話の筋は雑誌掲載作品を同じですが、話しは膨らんでいますので、雑誌掲載作品を読んだ方にもお勧めです。 又、仙界について何処かで読んだことのある話しと創作部分が適度に織り込まれておりますので、中華や仙界の話が好きな方にお勧めできる作品です。

  • 大食い番組を見るような爽快感

    仙人が住むといわれる里で薬師をしてる青年と鉄の胃袋を持つ少女のお話です。 キャラ、話、設定全て、かなりのレベルで、それだけでも楽しめますが それに加えて、少女の食べっぷりがこっちまでヨダレを垂らしそうな位美味しそうです。 読んでいて、とても楽しかったです。

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