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無音の哀戀歌 〜さようなら、わたしの最愛〜 (コバルト文庫)

ノベル大賞

無音の哀戀歌 〜さようなら、わたしの最愛〜 (コバルト文庫)

御永真幸

革命前夜のフランス、パリを舞台に、自由奔放な高級娼婦ジャンヌと、身分を隠して生きる死刑執行人シャルルの恋を描くヒストリカル・ラブストーリーです。降りしきる雨の出会いから、身分と職業が隔てるふたりの思いが静かに燃え上がっていきます。

フランス革命前夜身分違いの恋運命と職業秘められた愛

作品情報

雨のパリで出会った娼婦と死刑執行人の、許されない恋が静かに燃え上がります。

『ただここに降りしきるもの』は、改題後『無音の哀戀歌 さようなら、わたしの最愛』の表題作として刊行されました。革命前夜のパリという不穏な時代を背景に、華やかな世界に身を置く女性と、死を職務とする男性の恋を、甘さと痛みをあわせ持つ物語として描きます。

書籍情報

出版社
集英社
発売日
2011-07-30
ページ数
256ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784086015530
ISBN-10
4086015536
価格
304 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

号泣必至!! ヒストリカル・ラブストーリー 革命前夜のフランス、パリ。高級娼婦のジャンヌと身分を偽った死刑執行人、シャルルは出会った。互いに惹かれあいながらも、許されることのない恋の行方は──!? 表題作ほか1編を収録。

レビュー

  • 歴史好きにはオススメです

    時代はフランス革命の頃、主人公は死刑執行人のシャルル。 彼は代々続く執行人の家系。間近で人の死を合法的に扱っているので表面上、感情を表に出しません。 そんな彼が突然出会った人が高級娼婦のジャンヌ。 彼女は奔放な男性観を持っていますが、根は強い女性です。 肌を露出するのを厭うこの時代に、わざと見せていることも嫌味になりません。 シャルルはジャンヌの逞しさに次第に惹かれていきますが、自分は死刑執行人の家系、いわば日影の身、ジャンヌと将来を夢見ることができません。 その葛藤がよく書かれていると思いました。 ただ、シャルルがジャンヌに惹かれていく過程の心理描写が薄いかなぁ〜。 いつ、どの辺りでそんなに好きになってたの?という感じです。 まぁこれは作者がコバルトで賞をいただいたデビュー作を加筆・修正したものだそうなので、まだ新人作家さんだし、文字数に限りがあったのかなということで仕方ない気もします。 あとイラストのヒロインの顔も表紙とイマイチ一致してないように思うので、そこが残念です。 他にもう一編、ある意味ネタバレになるかもしれませんが、シャルルの息子を主人公としたストーリーが載っています。 また違った視点で書かれているので、そういう意味ではおもしろいのかなと思います。 あの有名なフランス革命の重要人物も登場します。 こちらを読んでの感想は、歴史の背景はよく勉強して書かれていると思うのですが、どうもこちらも人物にスポットを当てた書き方が弱いかなぁ(^^; 恋愛描写を主として書いてないからかもしれませんが。 こちらは先の話より心を揺さぶられるような感じはありませんでした。 歴史好きな方にはオススメな作品だと思います。 まだ一作目の新人作家さん、今後に期待したいと思います。

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