作品情報
ひみつの陰陽師は、藍川竜樹の視点から題材の核心をたどる受賞作である。
ひみつの陰陽師は、受賞時に注目された主題と書籍としての刊行情報を整理できる作品である。本文は、題材の背景、人物の選択、時代や社会の空気を重ね、読み手に考える余地を残す。
レビュー要約
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題材への切り込み方と読み進めやすさが評価されている。人物や背景の描写に厚みがあり、受賞作としての読み応えを感じる読者が多い。
書籍情報
- 出版社
- 集英社
- 発売日
- 2011-11-01
- ページ数
- 304ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784086015813
- ISBN-10
- 4086015811
- 価格
- 1 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
平安怪奇コメディー! お家存続のため、男と偽って陰陽師として出仕した少女・真澄は、先輩陰陽師・玲雅の技に魅せられ、弟子入りすることに。有能だが人嫌いの玲雅にこき使われるが、宮廷を騒がす怪異に巻き込まれて…。
レビュー
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まだまだ序盤
大好きな陰陽師もの。 ずっと気になりつつも、イラストがかわいらしすぎるので「ほしい物リスト」に入ったままでした。 ようやくkindleでまとめ買い!現在4巻まで読み進めたところ・・・。 あらすじは他のレビューアーさん方がたくさん書いてくださっているので感想を。 設定はよくあるもので、展開も読めてしまったり、じれったかったり・・・ でもつい頬を緩め読んでしまうかわいい少女小説的展開! 登場人物や設定もとても細かに描かれています。 著者さんの主人公達だけでなく、脇役達への愛を大いに感じます。 しかし、キャラが立ちすぎて肝心な主人公の生い立ちや、玲雅のことが薄く感じられてしまいます。 とても面白いのですが、3巻まではゆっくり読んでいました。 そして、いよいよ4巻。 話が動き出し、登場人物達の気になる言動も見られ、続きを早く読みたい気持ちにさせてくれます。 残りも楽しく読みたいと思います。
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いろいろとオイシイ
人間嫌いで偏屈、でもとっても有能でイケメンな玲雅を上司に持つことになった真澄の本当の名は真子。 傍流だが加茂家の姫で、陰陽道の力を持たぬ兄に変わり、家のため、男のふりをして名を変え出仕している。 生来お転婆気質だったため、兄に力のある男子が生まれるまでは、と、ある意味、気軽に二重生活をスタートさせたのだが… ツンデレ男子に二重生活主人公、というとってもオイシイ設定で、楽しく読めました。 ダークな背景も重くならずに物語に取り込めるだけの力がある作家さんだと思います。 これでデビュー作!!素晴らしい。 テンポも良いし、物語に引き込まれる感じで一気に読んでしまいました♪ 本来なら、あて馬的な立場であっただろう真澄の従者 蘇芳は、案外さらりと?立場をかえましたが 次回からの流れを作ったのだと思えば、それもアリなのか…と納得。 これでメインキャラが揃った、という感じです。 帯にある「ちょいエロ陰陽師コメディ」は、さすがに書き過ぎだろう、と思わなくもないのですが 少女ラノベ的にはこんなもんでよろしい。 むかーし読んだ 氷室先生の『ざ・ちぇんじ』をなぜか思い浮かべてしまいました(笑) それにしても、こういう陰陽系ではどうしたって毎度毎度、道漢が悪役キャラだなぁ。 まっ、それも史実か。
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後半、突き抜けました
この平安ファンタジー、陰陽師の血筋の家ながら家を継ぐべき兄にその力がカケラも無いため、妹が「弟」となって変わりに出仕する設定です。 賀茂家の真子姫は髪を切り双子の男子・真澄として晴れて陰陽師となる。コンビを組まされた先輩陰陽師は力はあるけれど人嫌い出仕嫌いの飛鳥戸玲雅。人使いの荒い玲雅にこき使いわれつつ頑張ってる真澄を心配する従者、蘇芳はすっかり置いてけ堀を喰らっているが…。 最初イラストを見て、平安の姫、女子だったはずの真澄も、当代の色男らしい実光も、結ってないバッサリな切りっ放しのショートヘアだったのでこの作品の「平安テイスト」に自分的について行かれるか不安を覚えました。 その危惧は、婆さま女房・橘内侍のカッ飛び様に決定的になったのですが、そこまで行くと「これは、なんちゃって、なんだから」と逆にふっ切れて読めました(笑)。 後半になって、あの人物やこの人物が「事件」に絡んで、意外と言うかここまでやる!?、な展開に虚を突かれ、そういう意味では面白かったです。 ただ、陰謀のあらましを語るくだりは大股で、読み飛ばしたのか従者クンの葛藤もそこまでとは拾えてなくて、キーマンの二人について「どーしてそんな選択しちゃったの!?」と、モヤモヤしましたが…。 話としては登場人物が位置に着いた感じでしょうか?。最終的に、意外に壮大な思惑も匂わされたりして、大事も小事もと、この先どうなるのか気になります。
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キャラがいきいきしていた
とても楽しく読みました。 甘いところはありますが、お話とは何か、を本当にわかっていて 色々な詰め込みも、作者の萌えというよりは「こうしたら楽しいかな?」という 読者への丁寧なサービス精神が溢れていました。 ボケと突っ込みがちゃんとしていて、爽快でした。 家のために出仕する男装の陰陽師という設定や、ネタバレになりますが ああ、やっぱり…と思う犯人像とそこに行きつくまでの細かな伏線が 面白かったです。 覗き魔の素っ頓狂な性格(?)とか玲雅の俺様な性格と、主人公のひたむきさが また掛け合いに味を出しています。 鉄板ですが、ラブはちょっと薄目です。 熱愛を望む人よりはコメディタッチで「ともかく楽しく何かを読みたい」と 思う人にはお勧めです。 てんこ盛り、いいと思います。でもこれは人それぞれかも知れません。 あとは数の術式とか、風景とか、有り触れた世界観でありながら、 ともかく面白い陰陽師ものでした。 次は絶対に予約して買いたいです。ついでにこの作者の他の世界観のものも 興味があるので、今後に期待で☆4つです。
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もっと覗かせろ〜
『ひみつの陰陽師 ひとつ、秘め事だらけの宮廷絵巻』です。2011年度ロマン大賞受賞作。 平安を舞台にした陰陽師もの。 主人公は女の子だけど、男のフリをして宮廷に出仕。でも後宮へ行って仕事をするために女装させられて……なにがなんだか。 ちょいエロを謳っていた割にはそちらは少なめでしたが、逆ハーということで、盛りだくさんな内容でした。悪く言えばかなり詰め込みすぎでしたけど。 全体としては平安としての雰囲気と、多彩なキャラによって紡ぎ出されるプチコメディタッチとが違和感なく同居していて、非常に面白かったです。キャラでいうと覗き魔がかわいくて特に好きです。 盛り込みすぎなところが、密度が高くて読み応えがあると感じるか、ブラカップの中に無理矢理押し込んでもそれは脇腹の贅肉と考えるか、読者の受け取り方により評価も変わりそうですが、とにかく読むのは疲れました。 楽しく読めたのは事実です。続刊が出るならば、自重するというかセーブするというか、盛り込みはほどほどでお願いしたいです。 欠点は諸々ありましたが、それでも全体的なレベルの高さが勝ったと感じたので評価は★5です。
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