日本の文学賞

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ロマン大賞

ろまんたいしょう

集英社が主催するライトノベル系文学賞。

ライトノベル文芸
創設年
1992
主催
集英社
カテゴリー
ライトノベル・Web文芸
選考方式
公募
受賞対象
新人
開催頻度
年1回
締切時期
1月頃
発表時期
8〜9月頃
賞のステータス
終了

説明

1992年から2014年まで集英社が主催・公募したライトノベル系文学賞。1992~1995年はファンタジーロマン大賞として開催され、1996年よりロマン大賞に改称。大賞入選作には正賞の楯と副賞100万円、佳作入選作には正賞の楯と副賞50万円が贈られ、入選作はコバルト文庫をはじめスーパーファンタジー文庫やスーパーダッシュ文庫から刊行された。

賞品

主賞品
正賞の楯
賞金
1,000,000円
  • 佳作入選作:正賞の楯と副賞50万円
  • 入選作はコバルト文庫、スーパーファンタジー文庫、スーパーダッシュ文庫から刊行

応募のヒント

推奨

  • 日本語で書かれた未発表の長編小説を応募する
  • 応募要件(400字詰め縦書き原稿用紙250~350枚)を守る
  • ワープロ原稿も可なので、読みやすい形式で提出する

注意

  • 既に発表された作品を応募しない
  • 応募規定の枚数を超過しない
  • 応募資格を満たさない作品を応募しない

関連の賞

  • ノベル大賞
  • コバルト文庫

公式情報

http://cobalt.shueisha.co.jp/award/

過去の受賞者

辻村七子 つじむら ななこ 大賞
時泥棒と椿姫の夢

『時泥棒と椿姫の夢』は、辻村七子によるロマン大賞の受賞作です。受賞時の作品名と著者情報に基づき、作品単位の書誌識別子を確認しました。

辻村七子の『時泥棒と椿姫の夢』は、ロマン大賞で評価された作品です。

受賞作現代文学書誌確認
一原みう いちはら みう 大賞

『ロマノフ大公女物語 大帝の恋文』は、十八世紀ロシア宮廷を舞台にしたヒストリカルロマンスです。大公女アンナの婚約をきっかけに、ピョートル大帝と教育係マリアをめぐる愛と政争が交差していく。

ロシア宮廷の華やぎの奥で、恋文が歴史を揺らす。

304ページ
ヒストリカルロマンスロシア宮廷ピョートル大帝大公女政争
小湊悠貴 こみなと ゆうき 佳作

『スカーレット・バード 天空に咲く薔薇』は、コバルト文庫のファンタジックなロマンス作品です。空と薔薇をめぐる華やかなイメージの中で、少女の恋と運命、身分や世界の制約が絡み合う。

天空に咲く薔薇のように、恋と運命が鮮やかに開く。

288ページ
ロマンスファンタジー少女小説運命コバルト文庫
白川紺子 しらかわ こんこ 大賞
嘘つきな五月女王

『嘘つきな五月女王』は、ロマン大賞の受賞作として記録される作品。のちに改題・改稿されて文庫デビュー作へつながった可能性を確認したが、受賞時タイトルそのものの紙書籍識別子は確定できない。

受賞時タイトルから文庫デビューへつながる、少女小説系新人賞の作品。

少女小説新人賞改題改稿
希多美咲 きた みさき 大賞
月下浮世奇談

『月下浮世奇談』は、ロマン大賞の受賞作として記録される作品。のちに改題・改稿されて文庫デビュー作へつながった可能性を確認したが、受賞時タイトルそのものの紙書籍識別子は確定できない。

受賞時タイトルから文庫デビューへつながる、少女小説系新人賞の作品。

少女小説新人賞改題改稿
藍川竜樹 あいかわ りゅうき 大賞

男と偽って陰陽師として出仕する少女を主人公にした平安怪奇コメディ。宮廷の怪異、師弟関係、恋愛要素を軽やかに組み合わせている。

ひみつの陰陽師は、藍川竜樹の視点から題材の核心をたどる受賞作である。

304ページ
平安陰陽師ライトノベル
はるおかりの はるおか りの 大賞

呪われた出生ゆえに心を閉ざした王と、政略結婚で後宮に入った美姫が、宮廷の罠に巻き込まれながら互いの孤独へ近づいていく中華風ロマンス。華やかな寵愛譚の奥に、信頼を取り戻す物語がある。

後宮の罠の中で、閉ざされた心に寵愛の光が差す。

272ページ
後宮政略結婚中華風ロマンス寵愛
湊ようこ みなと ようこ 大賞

氷雪王と呼ばれる冷酷な皇帝と、地方伯の娘として皇后に選ばれたアイリスの政略結婚を描くロマンス。愛を拒む王と務めを背負う皇后の関係が、歴史を語り直すような構成の中で切なく変化していく。

凍てついた王の心に、遅い春が訪れる。

272ページ
政略結婚王と皇后悲恋歴史ロマンス
我鳥彩子 わとり あやこ 佳作
最後のひとりが死に絶えるまで

『最後のひとりが死に絶えるまで』は、我鳥彩子による2009年の受賞作です。刊行形態と書誌識別子は公開情報で単行本・文庫・短編集として確実に確認できる範囲に限定し、掲載誌や雑誌号の識別子は含めていません。

『最後のひとりが死に絶えるまで』は、我鳥彩子の受賞歴を語るうえで重要な作品です。

受賞作現代文学2009年
阿部暁子 あべ あきこ 大賞
いつまでも

終わらない思いを抱える若者たちの関係を描く青春小説。後に別題で刊行されたデビュー作の原型として、友情、夢、別れの感情が核にある。

終わらない思いを抱える若者たちの関係を描く青春小説。

青春友情別れ
みなづき志生 みなづき しお 大賞
ハイガールムの魔物

異世界的な地名を思わせる舞台で、魔物と人間の関係を描くロマン文庫系のファンタジー。冒険と恋愛の要素が、成長物語として結びつく。

異世界的な地名を思わせる舞台で、魔物と人間の関係を描くロマン文庫系のファンタジー。

ファンタジー魔物冒険恋愛
夏埜イズミ なつの いずみ 大賞

島と王子をめぐるロマンティックな物語として刊行されたコバルト文庫作品。幻想的な題名の通り、眠り、島、恋の気配をまとった少女小説として読まれる。

眠れる島で、王子をめぐる恋が動き出す。

256ページ
恋愛王子
ひずき優 ひずき ゆう 大賞

うわべだけの友人関係に違和感を抱く女子高生ミツハが、孤独な同級生・桐生に惹かれていく。危うい噂をまとった青年アサクラの言葉をきっかけに、信じられるものを探す物語。

偽物だらけの関係の中で、信じられる場所を探す。

256ページ
学園信頼孤独
崎谷真琴 さきたに まこと 佳作

死神トールは、死後も地上にとどまる兵士シルの魂を転生させる任務を受ける。伝説の鬼神と呼ばれたシルは少年の姿となり、未練を断つため愛する娘のいる国へ向かう。

死神と鬼神の魂が、未練を断つ旅へ出る。

240ページ
死神転生冒険
神埜明美 かみの あけみ 佳作

呪殺屋本舗という不穏でユーモラスな舞台に、紅茶とジュリエットのイメージを重ねたライトノベル。恋愛、呪い、日常の軽やかな会話が絡み合う。

ジュリエットと紅茶を ようこそ、呪殺屋本舗へは、受賞作として評価された神埜明美の作品です。

253ページ
受賞作人間関係時代と場所
広瀬晶 ひろせ あきら 佳作

架空の王国を舞台に、若者たちの出会いと運命の転回を描くコバルト文庫の長編。受賞作として刊行され、宮廷や権力をめぐる物語性と少女小説らしい感情の動きを重ねている。

王国の螺旋に巻き込まれた若者たちの選択が、静かに物語を動かしていく。

305ページ
王国ファンタジー運命少女小説宮廷
友桐夏 ともきり なつ 佳作

受賞時タイトル『ガールズレビューステイ』を改題して刊行されたリリカル・ミステリー。少女たちの時間、記憶、関係の揺らぎを、白い花が舞う印象的なイメージに重ねて描く。

白い花が舞う時間のなかで、少女たちの秘密と痛みが少しずつ形を見せる。

304ページ
少女記憶ミステリー喪失
中村幌 なかむら ほろ 佳作

異世界の王女クラウディアが助けを求めるところから動き出す、少女向け文庫のファンタジー。冒険と関係性の変化を軸に、若い読者に向けた軽快な物語として構成されている。

王女の願いが、冒険と成長の物語を呼び起こす。

256ページ
少女小説ファンタジー冒険王女成長
小林フユヒ こばやし ふゆひ 佳作
ラベル

受賞時点では単独書籍としての刊行を確認できないロマン大賞佳作。題名と著者名は賞情報に残るが、Amazon JP、NDL、出版社ページで単行本・文庫の識別子は確認できなかった。

単独書籍化を確認できない受賞作。

少女小説公募文学賞未確認刊行ロマン大賞
杉江久美子 すぎえ くみこ 大賞

環境汚染と犯罪が深刻化した近未来を舞台に、不可視のものを見る力を持つ中学生・伊吹が、自分の能力と新世代と呼ばれる存在の真相に迫っていくライトノベル。異能、都市の不安、自己発見が重ねられる。

幻視能力を持つ少年が、自分は何者なのかという問いに追い込まれていく。

272ページ
近未来異能環境汚染自己発見新世代
久藤冬貴 くどう ふゆき 佳作
シラトリ(出版時に『パーティのその前に』に改題)

出版時に『パーティのその前に』へ改題されたロマン大賞受賞作。華やかな場へ向かう直前の揺らぎを軸に、若い登場人物たちの期待、不安、関係の変化を描く少女小説。

パーティの前の時間に、まだ言えない思いが動き出す。

少女小説パーティ恋愛期待不安
倉世春 くらせ はる 佳作

核燃料再処理工場事故から十年後の竜泉地区を舞台にしたコバルト文庫作品。両親と故郷を失ったタロが、幻の蝶を追う女性カメラマンと出会い、喪失の記憶と希望に向き合う。

失われた故郷に舞う幻の蝶が、少年の祈りを呼び覚ます。

244ページ
少女小説原発事故喪失希望
佐藤ちあき さとう ちあき 佳作

『花雪小雪』は、佐藤 ちあきによるライトノベル。舞姫をめぐる華やかさと葛藤を、ロマンティックな物語として描く。

花雪小雪は、題名が呼び込む世界を手がかりに、人や時代の輪郭を静かに浮かび上がらせる。

315ページ
記憶社会人間関係
鷲田旌刀 わしだ せいとう 佳作

『つばさ』は、鷲田 旌刀によるライトノベル。翼という象徴に託して、自由や成長への憧れを描く青春ロマン。

つばさは、題名が呼び込む世界を手がかりに、人や時代の輪郭を静かに浮かび上がらせる。

272ページ
記憶社会人間関係
渡瀬桂子 わたせ けいこ 佳作
魂守記-枯骨報恩-

『魂守記-枯骨報恩-』は幻想性のある物語世界で、恩義、死者、魂のつながりを描くライトノベル系の作品。和風伝奇の気配を帯びています。

『魂守記-枯骨報恩-』は、和風幻想を軸に人物と時代の手触りを描く作品です。

和風幻想報恩
中井由希恵 なかい ゆきえ 佳作
ミューズに抱かれて

『ミューズに抱かれて』は芸術や創作への憧れを背景に、人の心を動かす美と恋愛感情を描くロマン小説。感性の揺れを中心にした作品です。

『ミューズに抱かれて』は、恋愛を軸に人物と時代の手触りを描く作品です。

恋愛芸術感性
霜越かほる しもごし かほる 大賞
高天原なリアル

神話的な高天原のイメージを現代的な感覚に接続した少女向け小説。現実の悩みと幻想的な要素が交差し、登場人物の内面を照らす。

高天原なリアルは、神話を手がかりに人の心と時代の気配を描く作品です。

神話現代少女小説幻想
さくまゆうこ さくま ゆうこ 佳作
1st フレンド

初めての親しい友だちとの関係を軸にした少女向け小説。友情の期待と不安、距離の取り方を、若い感情の揺れとして描く。

1st フレンドは、友情を手がかりに人の心と時代の気配を描く作品です。

友情少女小説初めて成長
久和まり くわ まり 大賞

『冬の日の幻想』は、久和まりによるライトノベル、文芸の作品。ロマン大賞で評価された作品として、作者の関心や時代性が表れた一作である。

ロマン大賞で注目された、久和まりの個性がうかがえる作品。

240ページ
ライトノベル文芸ロマン大賞
毛利志生子 もうり しおこ 大賞
カナリア・ファイル~金蚕蠱~

カナリア・ファイル 金蚕蠱は、毛利志生子による受賞作品。人物、時代、社会、記憶のいずれかを軸に、題名が示す主題へ読者を導く作品である。

カナリア・ファイル 金蚕蠱は、受賞歴を通じて読み継がれる毛利志生子の作品である。

受賞作品社会記憶人物
谷瑞恵 たに みずえ 佳作
パラダイス・ルネッサンス-楽園再生-

パラダイス・ルネッサンス 楽園再生は、谷瑞恵による受賞作品。人物、時代、社会、記憶のいずれかを軸に、題名が示す主題へ読者を導く作品である。

パラダイス・ルネッサンス 楽園再生は、受賞歴を通じて読み継がれる谷瑞恵の作品である。

受賞作品社会記憶人物
荻野目悠樹 おぎのめ ゆうき 大賞

『シインの毒』は、荻野目悠樹によるロマン大賞の対象作。作品名が示す題材を軸に、人物、時代、場所、記憶の手触りをたどる作品として読める。

シインの毒という題名のもと、荻野目悠樹が対象に向き合う姿勢が前面に出る作品。

300ページ
受賞作ロマン大賞人物と時代記憶
弓原望 ゆみはら のぞみ 佳作

『マリオ・ボーイの逆説』は、弓原望によるロマン大賞の対象作。作品名が示す題材を軸に、人物、時代、場所、記憶の手触りをたどる作品として読める。

マリオ・ボーイの逆説という題名のもと、弓原望が対象に向き合う姿勢が前面に出る作品。

278ページ
受賞作ロマン大賞人物と時代記憶
小林栗奈 こばやし りな 佳作

『海のアリーズ』は、小林栗奈による文学作品です。1995年の受賞作として知られ、作品の題名が示す世界や人物の動きを中心に読まれます。

海のアリーズという題名を軸に、小林栗奈の作風と受賞時代の空気を伝える作品です。

214ページ
文学作品受賞作1995年
柴田明美 しばた あけみ 佳作

『聚まるは永遠の大地』は、柴田明美による文学作品です。1995年の受賞作として知られ、作品の題名が示す世界や人物の動きを中心に読まれます。

聚まるは永遠の大地という題名を軸に、柴田明美の作風と受賞時代の空気を伝える作品です。

204ページ
文学作品受賞作1995年
嬉野秋彦 うれしの あきひこ 大賞

中華風の幻想世界を舞台にしたロマン小説。月や虎のイメージをまといながら、運命に向かう人物たちの情念を描く。

『皓月に白き虎の啼く』は、ファンタジーを入口に人間の心の動きを描く作品。

252ページ
ファンタジー中華風世界運命情念
一条理希 いちじょう りき 佳作
パラノイア7

不安と疑念が増殖していく状況を、スピード感のある語りで描くエンターテインメント小説。現実感が揺らぐ感覚が題名に響く。

『パラノイア7』は、サスペンスを入口に人間の心の動きを描く作品。

サスペンス疑念心理不安
藤原京 ふじわら きょう 大賞
龍王の淡海(うみ)

龍王の淡海(うみ)は、藤原京による文学作品。時代や土地の空気を背景に、人間関係、記憶、選択の重みを描く物語として位置づけられる。

龍王の淡海(うみ)は、藤原京の作風と主題が凝縮された受賞作品です。

文学人間関係記憶
田中啓文 たなか けいぶん 佳作
凶の剣士

凶の剣士は、田中啓文による文学作品。時代や土地の空気を背景に、人間関係、記憶、選択の重みを描く物語として位置づけられる。

凶の剣士は、田中啓文の作風と主題が凝縮された受賞作品です。

文学人間関係記憶
矢彦澤典子 やひこざわ のりこ 大賞

氷雪がとけて生まれた新里を舞台に、山と土地に宿る時間、若い人物たちの運命が絡み合うファンタジー。集英社スーパーファンタジー文庫らしい異世界色を持ちながら、土地の伝承を思わせる空気を帯びている。

氷雪の山裾に生まれた里で、封じられていた時間が動き出す。

253ページ
ファンタジー伝承運命
青木弓高 あおき ゆみたか 佳作

美貌の人物たちと内なる魔性をめぐるファンタジー戦記。華やかな人物配置と不穏な力の動きが、ロマン大賞佳作らしい娯楽性を支えている。

美しさと魔性が、戦いの物語を妖しく動かしていく。

264ページ
ファンタジー戦記美貌魔性