作品情報
おてんば令嬢はキョンシーにされ、道士とともに自分を陥れた相手を追う。
2012年度ノベル大賞読者大賞受賞作。『Cobalt』掲載後、集英社コバルト文庫から刊行された。怪異としてのキョンシー設定を、令嬢の自立、犯人探し、恋愛要素と組み合わせた少女向けファンタジー。
書籍情報
- 出版社
- 集英社
- 発売日
- 2013-10-01
- ページ数
- 224ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784086017596
- ISBN-10
- 4086017598
- 価格
- 350 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
令嬢とは名ばかりのおてんば娘・芳玉は、気づくとキョンシーになって人を襲っていた! 暴走を止めてくれた道士の黎によれば、何者かによって仮死状態にされているらしい。芳玉は犯人探しを始めるが…?
レビュー
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キョンシー姫のお通りだ。生きているものは道を開けろ
キョンシーブームに育った私はキョンシーという単語でひかれて購入しました。 新作かと思えば、実は7年前の作家さんのデビュー作だったようです。 面白さでいえば、まあまあ。 一応貴族のお嬢様の芳玉が主人公。ある日キョンシーになってしまい、それを治すために美形の道士と事件を解決するというもの。 仕掛けとかは面白く、もっと掘り下げれば、ガチなモステリー要素のあるチャイニーズファンタジーにできた気もしなくはないです。 しかし、主人公の一人称視点で話が進むので、基本的には美形やら恋にドキドキするティーンズ小説という感じです。 もともとコバルトで発売ですから、そういうジャンルでの戦略が正しいのかもしれません。 今だと、ビーンズとかビーズログあたりに見る、なんとなく中華ぽいファンタジーのジャンルです。 アイデアとか悪くはないのですが、良作になるには届かないという感じでしょうか。
関連する文学賞
- ノベル大賞 第43回(2012年) ・読者大賞