日本の文学賞

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月虹のラーナ (コバルト文庫)

ノベル大賞

月虹のラーナ (コバルト文庫)

響野夏菜

人間のいなくなった世界で出会った道化師、売り子、軍人の三人が、眠りを探して不思議な遊園地から旅立つ幻想ファンタジー。古い言い伝えに導かれ、虹の生まれる場所を目指す旅が描かれる。

幻想ファンタジー喪失と再生

作品情報

眠りを失った世界で、三人は虹の生まれる場所を探す旅に出る。

第18回ノベル大賞受賞作。コバルト文庫から刊行され、後年電子版も出た作品で、終末後のような静けさと童話的なイメージを組み合わせた初期代表作として読める。

レビュー要約

  • 幻想的でやわらかな雰囲気を評価する声があり、後年の作者作品とは異なる初期の瑞々しさに触れられる作品として読まれている。

書籍情報

出版社
集英社
発売日
1995-12-01
ページ数
272ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784086141390
ISBN-10
4086141396
価格
350 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

まぶしい光が、世界を包んだ後、暗闇が訪れた――人間のいなくなった遊園地で出会った命を持たない3人は、「眠り」を探して不思議な旅に出る…。幻のデビュー作、リリカル・ファンタジー!

レビュー

  • 幻想的で叙情的な世界が魅力

    審査員に絶賛されたコバルト大賞受賞作を含む、中篇三作。同じ世界の陸、空、海を舞台としていますが独立した作品としても楽しめます。おとぎ話のような世界観が印象的。おすすめです。

  • 独自の世界観を彩る連作

    デビュー作を含む、人間が消え、昼が消えてしまった世界での物語を紡いだ、 おとぎ話のような中篇が3本。 西にあるという眠りを求め、世界を旅する3体のロボット。 地上で出会った人に恋した、雲の上に住む空の民。 海の底で嵐とともに沈む恋人を待ち続ける人魚。 それぞれ独立した話として読めますが、要所要所で接点があるので、 まとめてひとつの物語としても楽しめると思います。 S黄尾に代表されるコメディ色が全く無い、綺麗な幻想小説です。

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