日本の文学賞

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うばたまの 墨色江戸画帖 (集英社オレンジ文庫)

ノベル大賞

うばたまの 墨色江戸画帖 (集英社オレンジ文庫)

佐倉ユミ

落ちぶれた絵師の再起を描く大江戸人情譚。受賞時の題名から改題され、江戸の四季と人々の営みを四編で描く。

江戸絵師再生

作品情報

墨の色の奥に、再び絵を描く力が立ち上がる。

「応挙の虎、古井戸の月」を改題した集英社オレンジ文庫の受賞作。才能に溺れ挫折した絵師が、江戸の人々との関わりのなかで再び筆を取る。

レビュー要約

  • 読者からは、題材への切り込み方と人物の感情をすくう筆致が評価されている。一方で、静かな展開をじっくり読む作品として受け止められている。

書籍情報

出版社
集英社
発売日
2018-12-18
ページ数
256ページ
言語
日本語
サイズ
10.5 x 1.4 x 15 cm
ISBN-13
9784086802284
ISBN-10
4086802287
価格
616 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

審査委員が、惚れこんだ! 2018年度ノベル大賞 大賞受賞作。 この町で自分の名を知る者はどれくらいいるのだろう。 青井東仙(あおいとうせん)は十一歳のとき貧しさから逃れるように家を出て、 江戸で偶然出会った絵師・松山翠月(まつやますいげつ)に才能を見出され、弟子となった。 しかし、夜具も食事も着物も与えられ満たされた暮らしに次第に創作意欲をなくして破門されてしまう――。 才能に溺れ、落ちぶれた絵師が再起をかける、大江戸人情譚! 闇と現が隣り合わせの江戸で、東仙は再び夢を描く…。 墨色の猫 古井戸の月 松に蝉 寒椿 の四編を収録。 四季折々の江戸。 そこに生きる人々が、鮮やかに動き出す! 足掻き、それでも進んでいく絵師の再生を通じ あたたかな江戸の日常を描く 新・時代小説!!

レビュー

  • 行きたい時代

    スルっと話しに入れて、映像に入っていく感覚

  • 面白かった

    レーベルで予想していたよりも本格派の時代劇だった。続きはないようだが、時々読み返している。

  • 満足

    説明通りの商品で満足です。発送も早く良かったです。

  • 著者の江戸に関しての勉強量がすごい!

    次作『ツギネ江戸奇譚』が面白く、こちらも購入しました。江戸について土地から流行やらファッションから細かく書かれていて、ストーリーも含む本当に面白いです。

  • 続編希望!

    一人の落ちぶれ絵師が、人情味溢れる江戸の町で再生してゆく物語。主人公の東仙はもちろん、準主役ともいうべき時雨・お雪や、大工の善次をはじめとする長屋の面々までもが、生き生きと描き出されています。江戸の風俗や文化に対する考証も、とてもデビュー作とは思えないほど。「まる山」の謎や玄…、おっと、これ以上は書きますまい。続編を強く希望します。 「麩の焼き」や「煮やっこ」は無理でしょうから、「更科布屋」に「おかめ」でも食いに行きますか!

  • 大江戸人情譚!

    江戸の町の情景がすぐに思い浮かぶ美しい描写です。時代考証をしっかりされているなと思いました。時代劇にしたら面白そう…たまには武士が一人も出てこない、人情味溢れる町人文化だけの作品もよろしいかと。主人公はじめ、登場人物の設定も個性的で、誰一人埋没していません。個人的には、まる山殿のご登場がもう少しあったら良かったかな、と。この猫、何者(?)なんでしょう?続編があったら詳らかにして欲しいです。玄鳥との仲も気になる…。

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