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ナイトメアはもう見ない 夢視捜査官と顔のない男 (集英社オレンジ文庫)

ノベル大賞

ナイトメアはもう見ない 夢視捜査官と顔のない男 (集英社オレンジ文庫)

水守糸子

遺体に触れると死の瞬間を追体験できる特殊捜査官を主人公にしたミステリー。受賞時の題名から改題され刊行された。

特殊捜査喪失過去

作品情報

過去の死に触れる力が、未解決の真実へ硝子を導く。

「さよなら、Mr.ナイトメア」を改題した集英社オレンジ文庫作品。能力を持つ主人公が、先輩の失踪と謎のメッセージを追うなかで、自分を縛る過去にも向き合う。

レビュー要約

  • 読者からは、題材への切り込み方と人物の感情をすくう筆致が評価されている。一方で、静かな展開をじっくり読む作品として受け止められている。

書籍情報

出版社
集英社
発売日
2019-01-18
ページ数
304ページ
言語
日本語
サイズ
10.5 x 1.7 x 15 cm
ISBN-13
9784086802321
ISBN-10
4086802325
価格
660 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

「硝子。……あんたはそのままでいてな」。 そう言っていた、先輩捜査官の川上未和は行方をくらませてしまった。 夢で他人の記憶を見る異能を持つ“夢視者”の笹川硝子は、特殊捜査官として京都府警に勤めていた。 遺体に触れるとその者の死の瞬間を追体験できる能力を活かし、事件を解決に導いている。 そんな中、同じ特殊捜査官で先輩でもあった川上未和が、硝子に「ナイトメアはもう見ない」という謎のメッセージを残して行方不明になってしまう。 さらに以前、夢視捜査をする際に使用する薬品L-pxが紛失したことがあり、 未和が持ち出したという疑惑がかけられていることを知った硝子は、未和の行方を追い始めたが……? 2018年ノベル大賞佳作受賞作!

レビュー

  • とても楽しく読ませて頂きました

    以前、紹介の記事を読んでから、電子書籍になるのをずっと待っていました。 あまり書くとネタバレになってしまうので伏せますが どのキャラも魅力的で、設定や展開も興味深く、どんどん読み進めてしまいました。 結末を早く知りたい気持ちと、早く読むともったいない、じっくり読みたい…という気持ちで、久々にわくわくしながら小説を読みました。 試し読みをされて先が気になったかたは、購入されてみてはいかがでしょうか。 作者様の次の作品がとっても楽しみです。 (できれば、この作品の続きが読みたいです!)

  • 地に足がついた現代ファンタジー

    死者に触れることで夢の中で死を追体験する「夢視者」の主人公・硝子。 その力を使って警察として活躍している。けれど都合よくそれで検挙率を大幅に上げるものではない。夢を見るために薬を使ったり、薬には使用許可が必要だったりと、現代ファンタジーっぽさのある異能についてもきちんと説明があって、ふわふわしたファンタジーではなく地に足がついたものでした。 上司や同僚もなかなかキャラがしっかりしていて良かった。 硝子が前向きで一生懸命ですごく好感が持てました。恋するお相手の定食屋のマスターがほのぼのっとした感じで、けれどは実は……。 新たな関係性が見えたラスト、ぜひ今後の硝子の活躍を読んでみたい作品でした。

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