日本の文学賞

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もう一度デジャ・ヴ (JUMP j BOOKS)

ジャンプ小説新人賞

もう一度デジャ・ヴ (JUMP j BOOKS)

村山 由佳(著), 志田 正重(著)

高校生の矢崎武志が、テレビに映った見知らぬ風景をきっかけに強烈な既視感へ引き込まれる青春ファンタジー。意識を失うたびに戦国の記憶を追体験し、前世の宿命と現在の恋が重なっていく。

前世の記憶青春恋愛戦国時代宿命

作品情報

時を越えてよみがえる記憶が、少年の恋と運命を動かしていく。

村山由佳の初期長編で、ジャンプJブックス版として刊行後、文庫版と電子版でも読まれる作品。既視体験を入口に、現代の高校生活と戦国の記憶を往還しながら、主人公が自分の感情と過去の因縁に向き合う。

書籍情報

出版社
集英社
発売日
1993-06-04
ページ数
268ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784087030099
ISBN-10
4087030091
価格
817 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

何気なく見ていたテレビから強烈なデジャ・ヴ<既視感>を受けた高校2年の武志。それから彼の夏休みは一転した――。はるかな時を超え、めぐりあう恋人たち。今、運命の扉が開かれた!

レビュー

  • ちょっと意外・・・

    今までに幾つか村上由佳の作品を読んできましたが、今作は間違いなく異色なものになっていると思います。 今回はファンタジーということで、ジュナイブルものと言いますか、コバルト文庫にありそうな内容になっています。 前世の記憶や因果、時を超越する恋、また主人公の純粋さも相俟ってとってもロマンチックです。 所々粗さはあるように思いますが、短くまとまっているのでオススメしいます。

  • 迅速丁寧

    速やかに送っていただき、本もきれいで安心しました。

  • ここからがスタート?

    村山作品の中でも、特にスピード感が早く、描写も軽いという印象。 前世や運命が一応のテーマになっているが、過去と現実のリンクが重点的に描かれているわけでもない。あくまでサラッとしか描かれていたので、読後感がほとんどと言っていいほど無かった。 そんなわけで、自分の中では、本作はあくまで初期作品であって、「ここからスタートしたのだなあ」と村山由佳さんについて物思いに耽るためだけの小説になってしまった。

  • なかなか。

    他の村山由佳さんの作品に比べたら大分薄いです。 話の内容っていうか、本の厚さとか。文字も大きいです。 小説にどっぷり浸かってて「重いものが読みたい!」という人には多分物足りないでしょう。 ストーリーの内容は漫画にしたら面白そうだなぁ、って感じです。 テンポがよく、さらっと読めて戦国時代の物の割には難しい所は無い。 なので、普段あまり本を読まない人にオススメします。

  • 村山さんの処女作

    この作品を書いた時は、まだ、 物書きとしての心構えもできておらず、 若書きだと、村山さん本人が後書きで書いています。 ストーリーは、凝っているとか、 オリジナリティを感じる作品ではなく、 何処かの映画で見た事があるような気すらしますが、 女性の視点から書かれた、男性主人公の感情などは、 今の作品にもつながる、村山さんらしいものだと思いました。 ストーリーに入りやすく、読み入ってしまいました。 簡潔に言って、面白かったです。 現在と前世の物語が各章で交差しながら進むので判りやすかった。 エンディングも、その先の物語を読みたくなるような いい終わり方だった。

  • 永遠の恋のリフレイン

    『もう一度デジャ・ヴ』です。本は薄いですし、中身の字も詰まっていないので読みやすいです。 直木賞作家のデビュー作、第一回少年J小説・NF大賞佳作受賞作ということで、ライトノベル的です。ライトノベルと言い切ってもいいのかもしれませんが、イラストは入っていませんので。 内容は……前世からの因縁と、生まれ変わりの中でまた巡り会う、というものです。ありがちといえばそうかもしれませんが、よく工夫され、まとまっています。 現在の高校2年生を主人公とした場面はchapter○、南部藩を舞台とした忍びの若者と武家奥方の場面は○の章、として交互に展開されます。 登場する忍びは、甲賀の流れをくんでいて、真田幸村の支配下に入らず出奔した者達の裔、という設定です。時代小説部分も、そんなに難しいことはなく、特に専門知識が無くても普通に読めます。

  • 運命とか

    「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズにもちょろっと登場する矢崎武志くんの物語。 村山さんご自身があとがきで述べているように「若書き」です。 戦国時代と現代とで話しが交互に進められ、中々スピード感のある作品です。 「あと数ページで終わってしまう」と思うと集中できなくなったくらい、 主な登場人物に愛着を抱いてしまいました。 「天使の卵」ほどの心理描写はないのだけど、どこか新鮮な感動を与えてくれます。 前世とか、運命とか。私はちょっと信じてみたくなりました。

  • 変わったノベライズ。

    このノベライズ版(ジャンプJブックス)の「もう一度デジャ・ヴ」は少々変わっている。 それは村山由佳山が書いた小説と志田正重さんが書いたマンガが一冊の本になっているからだ。 交通事故の時、ある女性の声が聞こえ、作品内の番組で前世の記憶がよみがえりかけた主人公の男子高校生。 作品が進むに連れて生まれ変わるたび必ずその女性と関わりを持っていたが、 前世で結ばれず離ればなれになり悲しい結果に終わってしっていた。 徐々に前世の記憶が蘇っていく主人公しかしその女性とはすでに出会っていた。 そして前世の記憶が全て蘇ったとき時を越えた真実が明らかになる。 この本を読んだときひょっとしたら自分にも前世で繋がりのある女性がいるのかもしれないと思ったのだが・・・いったい何時出会えるのやら・・・。 みなさんは「前世(生まれ変わり)」を信じますか?

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