日本の文学賞

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櫓太鼓がきこえる (集英社文庫)

小説すばる新人賞

櫓太鼓がきこえる (集英社文庫)

鈴村ふみ

相撲部屋の呼出見習いになった少年が、裏方の仕事と人間関係のなかで成長していく青春小説。

相撲青春職業成長人間関係

作品情報

土俵の声が、少年の居場所をつくっていく。

第33回小説すばる新人賞受賞作。角界の裏方「呼出」に光を当てた作品。

書籍情報

出版社
集英社
発売日
2023-02-17
ページ数
344ページ
言語
日本語
サイズ
10.5 x 1.5 x 15.2 cm
ISBN-13
9784087444919
ISBN-10
4087444910
価格
880 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

市川紗椰さん推薦!! 引っ込み思案だけど真っすぐな篤。ストイックな部屋頭の武藤さん。ちゃんこ長で心優しい山岸さん。マザコンの宮川さん。どのキャラクターも愛おしい! 17歳の篤は高校を中退し、現実から逃げ出すように叔父の勧めで相撲部屋に呼出見習いとして入門。関取はいないし弟子も少ない弱小部屋の朝霧部屋で力士たちと暮らすことになる。ベテラン呼出の進さんに教えを乞うが、引っ込み思案の篤は本番で四股名を間違えて呼ぶなど、しくじってばかり。焦りや葛藤を覚えながらも、日々土俵で声を張り、少しずつ成長していく。第33回小説すばる新人賞受賞作。

レビュー

  • 少年たちの心情が面白い

    一人の少年とその少年を取り巻く若者達の繊細に揺れ動く心情が切なくて泣けました。これから相撲を見る時には呼出の子の名前もしっかり聞きたいと思います。

  • 読んでみて楽しかったです

    別に有りません。

  • 相撲に興味がない人にこそ読んでもらいたい

    相撲に興味はなかったのですが知人に薦められて本書を読みました。 最初は「呼出」など初めて聞く単語が多くページが進みにくかったのですが、 読み進めていくうちに、物語に引き込まれて一気読みしました。 特に登場人物が皆どこにでもいそうな人だけど、 それぞれ個性的で魅力的でそれぞれにドラマがある。 一つ一つはとても小さなドラマだけど、 それに感動し涙がでました。 これを機に相撲を見てみようかなと感じさせてくれる作品でした。

  • ドラマ化希望‼︎相撲好きは勿論の事、新入社員にも読んで欲しい一冊‼

    小説を読み慣れてない私も楽しく読めました! 読んでいる自分が、あたかも『呼出』という仕事をそこでしてるかのような繊細かつ鮮明な情景描写が味わえる一冊です。特に中盤からラストにかけてが好きです♪新人賞受賞した作品だけあり、おすすめします‼︎ ★是非ともドラマ化して欲しい一冊 ★新入社員も読めば力が湧いてくる応援本 ★中々上手くいかない方の心に沁みるわたる一冊 ★相撲の『呼出』という仕事について知る事で支えている方々に注目する面白さを味わえます。 ★師匠や先輩、ファン、両親との人間関係が複雑かつ絶妙に情景描写されており、篤の人生の中で様々な葛藤を抱き、どのように乗り越え、また成長していく姿は必見です。 ★物事を違う視点でも楽しめる楽しさも知れました。 ★自己肯定感を高めたい方におすすめです。 ★篤の恋?未来の行方は?ドキドキします。 ★新入社員の時を思い出しました‼︎ ★両親との話は泣けます。 ★是非とも続編を希望します!

  • 相撲知らない人にこそ読んでほしい

    相撲に興味があまりなかったですが、 薦められて読みました。 普段関わらない人たちにでも 「呼出」などを説明臭くなく、 違和感なく読み進めることができました。 ある程度読み慣れしてきたら、 そのまま最後まで読み切りました。 所謂メインどころではない登場人物にフォーカスし、 ニュースなどでは力士よりそっちが気になるようになりました。

  • オススメしません。

    とにかく、拙い。オブラートに包んでも、この表現しか湧かないくらい、何もかもが拙い。 一番疑問に思ったのは、何故に呼出を選んだのか?ということ。 主人公の篤は、高校を中退し、実家を出たいという一心で相撲の知識もないまま、憧れも志もなく呼出になったのだが、それであれば、行司でも床山でも、何なら力士でも良かったはずである。元も子もないことを言えば、住み込みの仕事なら何でも良かったということだ。 叔父の勧めとはいえ、その叔父の憧れが呼出だったということだけ。行司に憧れていれば行司、床山であれば床山であっただろう。つまり、「呼出」でなければならないという確固たる理由付けが全くなく、「呼出を取り上げれば、審査員に好印象を持ってもらえる」というような、やましい気持ちで取り上げたんじゃないの?と疑いたくなる。 そもそも、その肝心の呼出の仕事も、テレビで取り上げられたものをなぞっているだけで、何も目新しいものはなく、はっきり言って心底がっかりした。 読んでいくうちに、 ・幕下以下の力士は無給だけど、呼出も同じなのか? ・地方巡業と本場所で仕事の違いはあるのか? ・水付け(力士に力水を渡したり、タオルを渡したりする人)の仕事は何年くらいでやらせてもらえるのか? など、色々と疑問が湧いたが、全部スルー。 気になったので、この作者のインタビューなどを読んでみると、取材はしないで書き切ったらしい。 道理で薄っぺらいわけだと納得してしまった。こういうニッチな職業を取り上げるのなら、ちゃんとした取材くらいして欲しいものである。 他にも指摘したい部分はあるけど、作者に一番問いかけたいのは、実際に呼出に従事している方々に、こんな半端なものを出版して、失礼だと思わなかったのだろうか?ということである。 目立たず、華がない裏方稼業だけど、その分、大相撲という伝統を守っている「矜持」があると思う。 呼出よりも力士のことばかり書かれているミーハーな内容だし、何より、逃げ出した人間の更正場になると思われても迷惑だろう。 作者も出版社も審査員も、そうは考えなかったのだろうか? 不誠実で内容のない作品。 まず、買って読むのをオススメしない。

  • 勇気を与える作品

    私は相撲自体に興味はありませんでした。 しかし、上司の勧めでこちらの本を手に取り読みました。 最初は相撲界の裏方である「呼出」について描かれているストーリーかと思いました。 しかし、篤という青年が「呼出」として働き、もがいて苦しんで成長していく姿が描かれており、葛藤を抱きながらも辛抱強く続けていく篤に心を打たれました。 また、努力し続けること、やり続けることで必ず誰かが見ているということ、報われるということに様々な境遇で戦っている人々に勇気を与える作品だと思います。 学生、社会人問わず是非手に取って欲しい作品です!

  • もがいてる人に読んでほしい本

    ある理由から、高校を中退した主人公は親戚の勧めで相撲業界に就職。ただし、職種は裏方である「呼出」という仕事だった。 新社会人ならば誰もが経験する、仕事に失敗しながらも、あがく様子が丁寧に描かれています。 なぜなのかはわからないのですが、不器用ながらも懸命に仕事に取り組む彼らの姿に涙が出ました。(悲しい場面ではなかったのですが) 私は相撲のことはよくわからないのですが、楽しく読めました。 表紙も爽やかで素敵な作品です。

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