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ワセダ三畳青春記 (集英社文庫)

酒飲み書店員大賞

ワセダ三畳青春記 (集英社文庫)

高野秀行

早稲田近くの三畳間で過ごした学生時代を、探検部や下宿の住人たちとの日々を通して描く青春エッセイ。貧しさと自由、奇妙な共同生活が、著者らしい軽やかな語りで立ち上がる。

学生生活早稲田下宿青春

作品情報

三畳一間の下宿から、型破りで騒がしい青春が広がっていく。

高野秀行が早稲田時代を回想した代表的エッセイ。風呂なし共同トイレの下宿、探検部、周囲の変人たちが織りなす日常を、辺境ルポにも通じる観察眼で描く。

レビュー要約

  • 個性的な住人たちの描写と、貧乏暮らしを笑いに変える語り口が支持されている。軽く読める一方で、若い時期の無茶と自由への郷愁も残る。

書籍情報

出版社
集英社
発売日
2003-10-17
ページ数
296ページ
言語
日本語
サイズ
10.5 x 1.8 x 15.2 cm
ISBN-13
9784087476323
ISBN-10
4087476324
価格
792 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

家賃12000円。早稲田の超ボロアパート野々村荘はケッタイな住人だらけ。三畳一間の私の部屋は探検部のタマリ場となり…。限りなく「おバカ」な青春を描いた書き下ろし傑作。(解説・吉田伸子)

レビュー

  • 面白かった!

    個性的な人達が登場し生活する状況がおもしろい。文章も楽しかったので一気に読みました。

  • 一気読みしちゃいました。

    高野さんが書く世界の辺境は面白いといつも感じていて、それは自分の知らない辺境の話だからかと思っていました。しかしこの本では11年間住んでいた野々村荘の話がメインにも関わらずとても面白く、単純に高野さんが書く文章がとても面白いということに気づきました笑 なんというかすごく自然体な文章なんですよね。 だから物凄く読みやすい。

  • ここにたどり着いたなら買って読みましょう

    面白いです 最後まで一気に読める

  • 素晴らしい青春紀

    とんでもない人達が次々と周りに現れるのも著者の人柄だろうか。また、自分自身も含めて物事を捕らえる目がまっすぐなのがとても気持ちがいい。 下宿のおばちゃんも稀有なお人柄。世の中がこんな人ばかりなら良いのにと心から思ってしまう。 著者の恋愛により長過ぎる青春の三畳生活が終わるわけだがその模様も、思わせぶりな言葉も使ってないのに美しく胸に沁みた。 ただ、我が子が30過ぎまで定職にもつかず3畳や4畳半の住人だったら親御さんはさぞ心配された事だろう。 今の著者の成功を喜びたい。

  • ここまで来たなら買って読め

    『青春を山に賭けて』が青春記モノの至高の「能」だとすれば、『ワセダ三畳青春記』は青春記モノの至高の「狂言」だ。 これ以上の能書きは不要。ここまで来たなら買って読め。絶対に、絶対に後悔しない。

  • ワクワクします

    高野さんファン必見の一冊です。

  • 実は切ない話しでもある

    あ~面白かった。まるでよしもと新喜劇を見ているよう。おのおののキャラクターが濃くてマイペースに生きている姿はホント笑えた。ただ、この本で切なかったのは時間というのは必ず流れていってしまうことを示唆した点。筆者のまわりのメンバーも歳を重ねることに変わり始めて、あるものは就職するし、あるものは実家に帰るし、そして、筆者も無事に会社へ就職することになったわけだ。日々ほんのすこし変化しているけども、その変化は微細で捉えることが難しい。だが、年単位でとらえると、その変化は歴然!振り返りたい人生でありたいと思った。

  • 本当におもしろいんだけど、終盤の奥さんへの熱烈なラブレターでドン引き

    高野の真骨頂。各キャラたちがいい距離感で描かれていて、本当に愉快で楽しめた。ときどき、視点がちょっと意地悪すぎるんじゃないかと思えたが。 本当に夢中で読めて、読んでる間ほぼ楽しかったんだけど、終盤のラブレターがちょっと……。 10年くらい前、SNSの知り合いの男の方で、初めてか二回目くらいの恋人ができ、毎日のように、浮かれた、赤面ものの、思春期の男の子みたいな、(おぞましい)内容がアップされていたのを思い出した。 こんなん読ますなよと思った。

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