日本の文学賞

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桃山ビート・トライブ

小説すばる新人賞

桃山ビート・トライブ

天野純希

安土桃山時代の芸能者たちが一座を組み、権力と芸をめぐって駆け抜ける歴史エンタメ。

歴史小説安土桃山芸能友情権力

作品情報

戦国の熱気の中で、芸と生がぶつかる。

第20回小説すばる新人賞受賞作。戦国の熱気と芸能の力を、疾走感ある筆致で描く。

書籍情報

出版社
集英社
発売日
2008-01-05
ページ数
320ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784087712087
ISBN-10
4087712087
価格
2434 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

桃山時代の痛快ロック小説! 安土桃山時代。秀吉が権勢をふるい、三成が野心に燃えた頃、型破りな音楽と、自由な踊りを武器に、権力に立ち向かった若者たちがいた。破天荒なエネルギーとリズムで疾走する痛快時代青春小説! 第20回小説すばる新人賞受賞作。

1979年名古屋生まれ。愛知大学文学部卒業。

レビュー

  • お宝ザクザク

    美品であり迅速な発送に感謝です。 今後もまた利用したいショップ。

  • ぐーぐぐー

    戦国なのにR&Rな話。ロックンロールって入力変換してると何故か内田裕也を思い出す。。。あらすじはありきたりな青臭いストーリーだけど、戦国時代にこんなにロックな話があったら面白い。時代小説で笑ってしまったし、感動もして読みやすい。流石新人スバル賞作品。

  • 夢のあるもしものお話

    天野先生のデビュー作。 一気に読んだ。 文章から音楽が溢れてくるような作品。 本当にこうだったのかもしれない、こうだったら面白いと読み手に夢を与えてくれるように思う。 久々に素敵な本に出会えた。

  • 映像化よりはコミック化

    書評読み&タイトル+ジャケット衝動読み。 三味線の音が好きです。時代物の音楽の要です。素敵です。 というわけで、みなさん時代ものロック要素満載と言ってますので読みました。 地の文が面白いと思います。時代ものだとどうしても背景の時代に合った言葉選びをすると思うけれど、ビートを利かせてウェスタンラリアートもかまして! ただ、☆みっつなのは四人集まるまでが長かったのと、年月経過がやたら多かったこと。 会話読みをする質なので、地の文はあんまり念入りに目を通さないんですよ。なので、二ヶ月経ったとか何年経ったとか、うっかりすると読み過ごす。 喧嘩っぱやい女の子・ちほ。色気のない部分が可愛いらしい。 うっかり四十路近い弥介は優しげなおにい気分。 つッ走り系の主人公につきものの、暴走歯止め役はナイーブ過ぎてちょっと見てられなかった。 映像化希望が多数の中、コミック化希望です。 映像はなー。ぴったし合うキャストでないと魅力半減だし。 なので、音一切出ないコミック化。矢沢あいで。 デザイン世界なら腕の見せ所でしょう、矢沢あい。 時代ものの衣装。出せない音の聴かせどころな、サイレントムービーのごとく。

  • 予習に。

    舞台を観に行くので読んでおこうと購入しました。本を読むのも歴史も得意じゃないけど、読みやすくてとても面白かったです!

  • ロックだ

    断然、文章から聴こえてくる音楽はロックだ。客受けを計算しつくしたポップスではなく、時代に挑戦するロック。 安土桃山時代。豊臣秀吉の晩年も近づく頃を舞台にしているが、奇想天外な設定を活かしつつ、時代小説めかない現代的な言葉遣いで描かれているところが読みやすい。 文化や風俗の面では時代的な背景が書き込まれており、史実ではないことは了解できるが、本当にこんなことがあったかも、ありえたかも、あったら面白いかも、と思わせられる。 そのあたりのバランス感覚、なめらかな語り口といい、これがデビュー作かと舌を巻いた。 なにより、悲劇は出てくるのだけれども、悲劇に終わらぬ底抜けの明るさ、やむにやまれぬ熱気と活気、若々しさとと力強さを秘めているのだ。 人の持つ力を信じる。音楽の持つ力を信じる。まだまだ捨てたものじゃない。 痛快で、遊び心がたっぷりで、ノリがいい。理屈じゃなく、面白かった。

  • 新しい、エネルギーを感じる。

    織田信長が召抱えていた黒人・弥助、三味線を盗んだ藤次郎、笛師の小平太、そして踊りの天才・ちほ。 この四人が出会い、ゲリラライブを行い、後には一座を組んで五條河原で人気を博す。 戦乱の時代から秀吉の天下統一を経て、次第に何でもありの世界から、管理された窮屈な時代への 過渡期に咲いた破天荒なセッション。 速いテンポのアフリカンビートと三味線、横笛のトリオに、ちほのダンスが観客を魅了する。 う〜ん、映像で観てみたい。 強いて言えば、視線の転換の際の処理や文章のあまさが新人らしいところだが、傾き者や新興の 商人たちなど、時代の雰囲気を生き生きと描写していて心地よい。 次作が楽しみな作家が登場した。

  • 映像を見たい!

    映画でも劇画でもいい。 この作品全体に溢れるロックのリズムを果し合いのように表現して欲しい。 そう思わせる作品です。 そろそろ次回作を希望します。

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