作品情報
大名や旗本の駕籠を担ぐ陸尺の桐生が、仕事を失った江戸で再起を目指す時代小説。
大名や旗本の駕籠を担ぐ陸尺の桐生が、仕事を失った江戸で再起を目指す時代小説。。
書籍情報
- 出版社
- 集英社
- 発売日
- 2024-02-26
- ページ数
- 240ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 13.4 x 2 x 19.4 cm
- ISBN-13
- 9784087718621
- ISBN-10
- 408771862X
- 価格
- 1190 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/歴史・時代小説
第36回小説すばる新人賞受賞作。 寛保二年。大名や旗本の駕籠を担ぐことを生業とする陸尺の桐生は売れっ子として江戸で人気を誇っていた。ある日、芝居小屋の《市村座》で木戸番と陸尺の大乱闘が勃発。相方の龍太が巻き込まれたと知った桐生は仲間の翔次と共に駆けつける。だが龍太は捕えられ、騒ぎを収めようとしたはずの桐生も結託した仲間に裏切り者扱いされ仕事を干されてしまう。暇を持て余していた八月のある日、大雨により江戸で大洪水が発生。桐生は辛うじて生き延びるも商売道具の右腕に大怪我を負い、かつて恋仲であった娘・おみねも目の前で濁流に呑まれてしまう。何もかも失った桐生は《市村座》の騒動を機に知り合った玄蕃頭・有馬頼徸に救われ屋敷で世話になることになり、懇ろだった深川芸者の粧香とも再会。一方、頼徸の近習である坂西小弥太は、主君が桐生を気に入り、また幼い頃から恋心を抱いていた頼徸の姉・梅渓院までもが執心であることに苛立ちを覚えていた。そして、使い物にならず腐っていた桐生を痛罵し、桐生は有馬家を去るのだが……。 【著者略歴】 神尾水無子 (かみお・みなこ) 1969年、東京都生まれ。神奈川県在住。「我拶もん」で第36回小説すばる新人賞を受賞。
レビュー
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続編はあるか?
ダイナミックな主人公と頭の硬い相方の掛け合いのような会話。その他の登場人物も色がはっきりしていて、特に粧香さんは江戸っ子ってこうだったんだろうなあと楽しく読みました。個人的には大好きな、人模様絡まる展開であっという間に読み終わりました。二人のコンビの続編があると面白そう。
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