作品情報
原発を背景に、暴力の連鎖と青春の危うさを描く。
集英社から1984年に刊行された作品。暴力が暴力を呼ぶ不穏な構図のなかで、若い世代の揺れを浮かび上がらせる。
書籍情報
- 出版社
- 集英社
- 発売日
- 1984-04-01
- ページ数
- 184ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784087724738
- ISBN-10
- 4087724735
- 価格
- 350 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
第7回(1983年) すばる文学賞受賞
レビュー
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東大教授の処女作
米文学者の作者によるすばる文学賞受賞作。東京駅近くで知り合った黒人青年ボブと、タイから来ている16歳の少女ソムシーは、ソムシーの姉が鎌倉で虹を見たというので、一緒に鎌倉へ行く。ソムシーも姉も、売春をして生計を立てているのだった。周囲の視線にいら立ったボブは、鎌倉の大仏を見たあと、いちゃついている日本人カップルに暴力を働いてしまう。フォークナー研究者による、外国人を主人公とした先駆的な作品である。
関連する文学賞
- すばる文学賞 第7回(1983年) ・受賞