誕生日を知らない女の子 虐待――その後の子どもたち
虐待を受けた子どもたちの「その後」を追い、医師や里親、支援者との関わりから回復の可能性を見つめるノンフィクション。被害の描写だけでなく、安心できる関係を取り戻す過程に焦点を置いている。
作品情報
傷ついた子どもたちが、信頼できる場所を得て生き直す過程を追う。
第11回開高健ノンフィクション賞受賞作。単行本は2013年に集英社から刊行され、のちに集英社文庫にも入った。子どもの側から虐待の後遺症を見つめ、再生を支える環境を記録する。
書籍情報
- 出版社
- 集英社
- 発売日
- 2013-11-26
- ページ数
- 296ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 13.9 x 2.5 x 19.4 cm
- ISBN-13
- 9784087815412
- ISBN-10
- 4087815412
- 価格
- 1263 JPY
- カテゴリ
- 本/社会・政治/社会学/社会学概論
第11回開高健ノンフィクション賞受賞作。虐待を受けた子どもたちは、救出された後、虐待の後遺症に苦しんでいた。 その「育ち直し」の現場であるファミリーホームに密着、子どもたちを優しく見つめる。
レビュー
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知れてよかった
色々と考えさせられる内容でした この本がきっかけで児童養護施設に関係する仕事に就きました 現実は本の何倍もハードな案件ばかりです 知らないで過ごすよりまずは本を読んで知れて良かったです
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哀しい
考えさせられた
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読むのは辛いですが勉強になります。
保育士の勉強で読みました。
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インタビュー本。
虐待を受けた子供を引き取り、育てる里親への、『その子はこんな虐待を受けて、こんなトラウマを持ってるから、こんな苦労しながら育てたんですよ』という、ただのインタビュー本だった。虐待を受けた子やそういう子を引き取って育てる里親の元を訪ね、インタビューをさせていただいたなら、もう少しマシな文章が書けなかったのかと、残念に思った。
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虐待により生き残った子供と亡くなった子供はどちらが幸せか分からなくなる
悲惨な出来事に対して我々はとかく二元論で考えがちである。虐待においては、生き残った子供と亡くなった子供。 亡くなった子供は世間的にかなりの同情や憐憫を受ける。亡くなった現場への花や優しい言葉などもとかくセンセーショナルだ。 それはもちろん可哀想なことこの上ないのだけど、徹底的な虐待を親などから受けて、 生き残った子供の悲惨さはこの本を見るまで真摯に考えることはなかった。 虐待児が抱え込む愛着障害。これは、半端ではない。狂ったように叫びだしたり、奇怪な行動をとる。 なかでも解離という現象は恐ろしい。人間のスイッチを切ってしまうからだ。 生きていれば、幸せになれる。そんな言葉は、この本にでてくる状況を見ると、消し飛ぶ。 むしろ生きているからこそ地獄の苦しみをあじわうこともある。それが被虐待体験なのだ。 虐待児を引き取り、その行動に悩まされる里親たちの姿も苦しい。 それでも、必死で子供たちを人間にしようとする心ある里親たちの奮闘ぶりには頭が下がるし、唯一の光だ。 最後のケースで出てくる女性は自分の娘に対して、現在進行形で殺意を抱いている。分かっていても止められない虐待の連鎖である。 彼女は自分の娘の誕生日を祝っている時、憎しみや怒りがわくという。自分は祝われたことはなかったと…。祝われている娘が憎たらしいのだ…。 この彼女の戦いは一生続くだろうけど、他人ながら幸せを願わずにはいられない。 一人の人間に幸と不幸のバランスがあるなら、金輪際不幸は訪れないくらいの苦しみを味わっているのだから…。 このようなノンフィクションにありがちな著者のいらない提言などはなく、 ひたすら具体的な人とのかかわりの中でその事象を真摯に追っていく作りがとても濃密でよかった。
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虐待から立ち直るきっかけが欲しい
読んでいて 苦しいのは自分だけではないんだなと思いました。ただ 私も治療して楽になるなら楽になりたい 助けて欲しいと今でも思います。前向きに進む為の力が欲しい 同じく心疾患を抱えるわが子達も立ち直れるため 自分がどうすべきか知りたいです。その答をみつけるための本を読みたいです。
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是非呼んでください
涙が止まりません
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泣けた!
世の中にこんな悲しいことが多く起きていることを知って泣けた。自分の親に感謝した。報道は『虐待』しか報じないので、ある意味、無責任な報道でしかなく、この本のようにより掘り下げて報道してほしいと思う。その子達の助けになれる人はすばらしい!