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狂気の左サイドバック: 日の丸サッカーはなぜ敗れたか

小学館ノンフィクション大賞

狂気の左サイドバック: 日の丸サッカーはなぜ敗れたか

一志治夫

サッカー選手の生き方と競技の熱を追うノンフィクション。ピッチ上の激しさと、選手を取り巻く人間的なドラマを描く。

ノンフィクションサッカー選手競技

作品情報

『狂気の左サイドバック』は、ノンフィクションを入口に人間の心の動きを描く作品。

サッカー選手の生き方と競技の熱を追うノンフィクション。ピッチ上の激しさと、選手を取り巻く人間的なドラマを描く。

書籍情報

出版社
小学館
発売日
1994-08-01
ページ数
220ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784093794817
ISBN-10
4093794812
価格
9 JPY
カテゴリ
本/スポーツ・アウトドア/スポーツ

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レビュー

  • 都並が狂気なのか、そこまで書き込んだ著者が狂気なのか

    <ドーハ世代>の代表的サイドバック、都並敏史の<戦い>を描いたノンフィクション。 週間ポスト「21世紀国際ノンフィクション大賞」の第1回受賞作品である。 少年時代〜JFL(読売クラブ)時代の都並も取り上げてはいるが、メインはドーハの悲劇前後。 左足くるぶしの骨折をおして米国W杯最終予選の代表チームに帯同し、チームと共に、そして自らと<戦う>姿が中心である。 「狂気」という言葉が都並のキャラクターにフィットしているかというと議論の分かれるところだが、本書自体がもつ<気配>は間違いなく「狂気」。もの狂おしく、鬼気迫るものがある。 くるぶしにボルトをねじ込む手術。練習前に骨折した箇所やボルトをねじ込んだ穴に直接麻酔を打つ。練習後に襲ってくる猛烈な痛み。それらの描写には思わず目を背けたくなる。まさに「狂気」。 都並が狂気なのか、そこまで書き込んだ著者が狂気なのか。 スピード感あふれる文体、多面的な取材に基づいた立体的な構成は本格派のノンフィクション。傑作である。

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