砂の海のレイメイ: 七つの異世界、二つの太陽 (ガガガ文庫 ガな 12-1)
砂海を舞台に異世界をまたぐ冒険を描くファンタジー。
作品情報
七つの異世界と二つの太陽の下で、レイメイたちが進む。
レイメイと仲間たちが、砂の海と異世界をまたぐ航海に挑むガガガ文庫の冒険譚。
書籍情報
- 出版社
- 小学館
- 発売日
- 2024-07-18
- ページ数
- 344ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784094531992
- ISBN-10
- 4094531998
- 価格
- 858 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
その瞳は暁の如く、未知の世界をその手に。 空に七つの異世界が浮かび、文明は砂海に沈んだ。 異世界直下、武装勢力ストランド・フリートの力の法が支配する世界で、その支配に抗い、ドリル潜航艇で刃向かう少女がいた――その名は、砂漠海賊レイメイ。 ある日、レイメイは敵艦隊から強奪した旧文明の遺物の中で、冷凍睡眠していた少年と出会う。百年の眠りから覚めた彼の名は『月兎』――旧文明の忍者だった。 別の時代、相反する道を生き、交わるはずのなかった二つの道。この出会いが、旧文明と異世界をも巻き込む壮絶な戦いの火種になるとは、まだ知る由もない。 「こんなところで死ぬのは許さん。ゲット。おまえをあたしの夫にしてやる」 自由を求める海賊と、忠義の忍が手を結ぶとき、絶望の海に新たな日が昇る――天穿ち、大海を掘り進む世紀末航海譚、ここに抜錨! 【編集担当からのおすすめ情報】 小学館ライトノベル大賞では、壮大な世界観をスルスル読ませる筆力と、終盤の手に汗握る熱い展開で高評価を得た力作! PAN:Dさんデザインの褐色ヒロインも必見! 砂漠海賊と忍者の異色バディが紡ぐ超スケールの物語をぜひご堪能ください!
レビュー
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ボーイミーツガール冒険譚
まず世界観が良い、7つの異世界が浮かぶ世界。そこから砂が降り注ぎ砂に埋まった世界。そこを縄張りとしたレイメイという1人の少女とコールドスリープから目覚めた忍者の少年ゲットとのボーイミーツガール物語。設定だけでドキドキ・ワクワクしてきます。レイメイという少女の明るい性格にも暗くなりがちなターニングポイントでも随分と助けられます。私は1人の読み手としてレイメイとゲットの物語の続きを読みたいです。続巻を烈しく希望すると共にこの物語を1人でも多くの人に読んで欲しいです。
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劇場版のような粗削りの新人作品
タイトルと世界観からすごく期待した新作。 悪くはなく、よくまとまっているとは思います。でも、2,3冊かけて描いていい内容を1巻に圧縮して描いているので、緩急がほぼなく急ばかりの劇場版、という感じで読み疲れました。 ベテランの文章力だけでポンポン読ませることができるほどではないのも原因のひとつでしょう。 もうちょっと時間かけて敵との因縁やキャラ掘り下げ、徐々に敵の戦力を削るとかを描けば、悪くないキャラ造形なので、読者にもっと思いいれとかできたと思います。 舞台となる世界が広いので、まだまだ物語は描けるでしょうが、ラスボスともいえそうな相手との対決やキャラ伏線をだいたい1巻で終わらせてしまったのは勿体ないと思います。 まあ今のご時世ですから1巻で新人新作の全部を詰め込むというのもアリでしょうけど。 今回は事件の騒動が多く、じっくりしたキャラの感情面でのやりとりや繋がり強化のドラマ性が弱いので、今回のアクション映画のような展開より、そちらを強化した話が次は私は読みたいと思いました。 作者さんの伸びしろや舞台となる世界からまだ描こうとおもえば描けることはあるでしょうし、今回そこそこの出来なので、次もあるようなら期待してみたいです。
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完成度は高いけど
『作家性』はない。 そこそこ練られた設定。そこそこ深堀された登場人物。そこそこの脚本。 SFな世界観がやりたいのか、復讐劇をやりたいのか、ボーイミーツガールな冒険譚がやりたいのか。 全部がそこそこで、読後に何も残らない。 『違い』を出そうとして、詰め込んだだけに見える。
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海賊と忍者のバディ
メインの男女の関係性がさわやかで、しかしロマンスも忘れずに描写されていて良かったです。
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設定が甘すぎて色々台無し
文明が崩壊した後の世界感で砂漠が舞台なんだけど、う〜ん50ページで嫌になり100ページで挫折(笑) 砂海船は、謎金属で出来た外輪船→船体浮かせなきゃ動かんやろーもちろん浮かせる機構無し 潜水艦ドリル付き(笑)ロマン兵器だけど〜バックで砂漠に潜れる訳ないやろーしかも1人で操艦とか無理だし! 主人公?もアホの子すぎてちょっと受け入れられないな〜 総評 全てにおいて設定が甘い 科学技術、異世界技術?を融合させるなら上手く読者を騙してあり得そうと思わせて欲しかった
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ワクテカ冒険活劇とボーイ・ミーツ・ガール
※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります あふれるロマンに,たぎる情熱,また跳ねっ返りな一方で,いじらしいヒロインや, 彼女に振り回されながらも,興味,そして…と少しずつ彼女に引き込まれていく少年. さらには,立ちはだかる連中を前に,信念と強気一辺倒で仲間に引き込んでいく様子は, 少年漫画のようワクテカ冒険活劇と,ボーイ・ミーツ・ガールがお好きなら楽しめる一冊. ただ,『異世界』については,多くが思想像するであろうものとはだいぶ違っていて, 『あとがき』でも触れられてはいましたが,そのアイデア自体は面白いと思ったものの, 煮詰め切れてはいない印象で,続きがあるのか,謎や疑問が浮かびがちなのは残念でした. このほか,ヒロインが持つ特殊能力にしても,序盤で煽ったほどに膨らんだ感じはなく, 確かに終盤でも使われてはいましたが,もう少し派手な見せ場がほしいように思いました.
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ドリルで削ったがごとく荒削りな王道(?)ガール・ミーツ・ボーイ
小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作。 いかにもガガガらしい、変な作品。こういう唯一無二の物語を届けてくれるからガガガ文庫はやめられない。 砂漠化した世界×褐色ボディのまぶしい海賊少女×冷凍睡眠から目覚めたクールなニンジャ少年 =笑いあり胸アツありの王道冒険譚。 なんだこれは。こんな等式があってたまるのか。 あってたまるんです。ガガガ文庫ならね。 応募時点のタイトル『砂漠海賊レイメイ様の逆ハー冒険航海日誌!』が伝えるとおり、屈強なマッチョ・ハーレムを夢みて海賊をしている……という今日日めずらしいバリバリ肉食系ヒロインが魅力的。草も生えない砂漠の世界じゃ草食男子はお呼びじゃねえ——そう言わんばかりのレイメイ様の猪突猛進っぷりが、心地いいと感じてしまうのは私にマゾっ気があるせいでしょうか。 ぱっと見では情景が伝わってこないダブついた描写や、風呂敷を広げすぎじゃないかしらと思ってしまう世界観設定など気になる点は多いものの、裏を返せばそれだけ伸びしろがあるということ。次巻ないし次回作でも、ぜひ己が道を突っ走っていただきたい作家さんです。