小学館ライトノベル大賞 ガガガ文庫部門
しょうがくかんライトノベルたいしょう がががぶんこぶもん
小学館ライトノベル大賞のガガガ文庫系部門。
- 創設年
- 2006
- 主催
- 小学館
- カテゴリー
- ライトノベル・Web文芸
- 選考方式
- 公募
- 受賞対象
- 新人
- 開催頻度
- 年1回
- 締切時期
- 9月頃
- 発表時期
- 3〜4月頃
- 賞のステータス
- 活動中
説明
小学館ライトノベル大賞のうち、主に男性向け・一般向けライトノベルレーベルであるガガガ文庫系の受賞者を扱う部門。ルルル文庫部門は別賞として管理する。
賞品
- 主賞品
- 大賞受賞者には200万円が授与される。
- 賞金
- 2,000,000円
- ガガガ賞・ルルル賞:100万円
- 佳作:50万円
- 期待賞:10万円+2万円×12か月
- スーパーヒーローコミックス原作賞:賞金30万円+コミカライズ権
選考情報
選考プロセス
| 段階 | 審査員 | 通過率 | 発表 |
|---|---|---|---|
| 最終選考 | 選考委員(各回ゲスト審査員含む) | — | 合議による決定 |
関連の賞
- パレットノベル大賞
公式情報
https://gagagabunko.jp/grandprix/過去の受賞者
鬼の身体に人の心を宿した少女・獄門撫子と、胡乱で美しい無花果アマナが京都の怪異に立ち向かいながら、互いの傷と因縁に向き合う物語。
その乙女、化物を喰らうさだめ――
王弟・奇智彦が王国の継承争いに巻き込まれ、帝国から来た女奴隷シニストラとの出会いをきっかけに、王位をめぐる策略と陰謀に挑む物語。
兄が、死んだ。王が、死んだ。ならば――次の王は、誰だ?
VRキャラクターとして作られた響來との再会をきっかけに、理想と現実のあいだで自分の輪郭を探し直す青春ファンタジー。
理想の自分と、なれなかった自分がぶつかり合う。
父親がドスケベ催眠術師だった過去を背負う少年サジと、二代目を名乗る真友が騒動の中で関係を深めていく青春コメディ。
破天荒な催眠騒動の先で、ふたりの距離が変わっていく。
父がドスケベ催眠術師だった少年サジが、二代目を名乗る少女・真友と出会い、奇抜な催眠騒動に巻き込まれていく青春コメディ。
父の黒歴史に向き合うはずが、二代目を名乗る少女に巻き込まれる。
俺はひょっとして、最終話で負けヒロインの横にいるポッと出のモブキャラなのだろうかは、雨森たきびによる受賞作。刊行情報と賞データを照合して整理した作品で、人物の選択や時代・場所の空気を通じて、読後に残る問いを描く。
俺はひょっとして、最終話で負けヒロインの横にいるポッと出のモブキャラなのだろうかは、受賞歴と書誌確認をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。
悪霊術師のデッドエンドは、岸馬鹿縁による受賞作。賞データを起点に、独立した書籍刊行の有無を確認しながら整理した作品で、人物の選択や時代・場所の空気を通じて、読後に残る問いを描く。
悪霊術師のデッドエンドは、受賞歴と書誌確認をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。
悪夢屠りのBAKUは、長月東葭による受賞作。賞データを起点に、独立した書籍刊行の有無を確認しながら整理した作品で、人物の選択や時代・場所の空気を通じて、読後に残る問いを描く。
悪夢屠りのBAKUは、受賞歴と書誌確認をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。
公務員、中田忍の悪徳は、太刀川主による受賞作。賞データを起点に、独立した書籍刊行の有無を確認しながら整理した作品で、人物の選択や時代・場所の空気を通じて、読後に残る問いを描く。
公務員、中田忍の悪徳は、受賞歴と書誌確認をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。
ロストマンの弾丸は、水田陽による受賞作。賞データを起点に、独立した書籍刊行の有無を確認しながら整理した作品で、人物の選択や時代・場所の空気を通じて、読後に残る問いを描く。
ロストマンの弾丸は、受賞歴と書誌確認をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。
受賞時題名『デッドリーヘブンリーデッド』を『君はヒト、僕は死者。世界はときどきひっくり返る』に改題して刊行されたガガガ文庫作品。天獄と地国に分かたれた世界で、死者の少年デッドが空から落ちてきたヒトの少女ファイと出会い、叶わない恋と世界の転換に向き合う。
ヒトの少女と死者の少年が出会うとき、分かたれた世界の均衡が揺らぎ始める。
受賞時題名『令和生まれの魔導書架〜全天時間消失トリック〜』を『シュレディンガーの猫探し』に改題して刊行されたガガガ文庫作品。探偵嫌いの少年と、謎を解くのではなく神秘として残そうとする「迷宮落としの魔女」が出会い、ミステリーとファンタジーの境界で知恵比べを始める。
謎を解く探偵に抗い、魔女は謎を神秘のまま迷宮へ落とす。
受賞時題名『サンタクロースを殺した。初恋が終わった。』を『サンタクロースを殺した。そして、キスをした。』に改題して刊行されたガガガ文庫作品。失恋した青年の前に、望まない願いだけを叶えるノートを持つ少女が現れ、クリスマスを消すための疑似恋愛が始まる。
クリスマスを消すために始まった恋人ごっこが、終わったはずの初恋を揺り戻す。
受賞時題名『フェイクタウン・ブルース』を『このぬくもりを君と呼ぶんだ』に改題して刊行されたガガガ文庫作品。人工の空と太陽に覆われた地下都市で、フェイクを嫌う少女レニーがトーカと出会い、偽物だらけの世界の中で確かなぬくもりを探す。
作りものの空の下で、つないだ手のぬくもりだけが本物になる。
受賞時タイトル『ラブコメを絶対させてくれないラブコメ』は、刊行時に『現実でラブコメできないとだれが決めた?』へ改題された。ラブコメに憧れる高校生が、偶然に頼らずデータ分析と反復練習で現実を理想のラブコメへ近づけようとする、メタ視点の青春ラブコメである。
ラブコメは起こるものではなく、作り上げるものだと信じる少年の実験が始まる。
受賞時の題名から改題され、『夏へのトンネル、さよならの出口』として刊行された青春SF。欲しいものが手に入る代わりに時間を失うトンネルをめぐり、喪失を抱えた少年少女が選択に向き合う。
時間を失うトンネルの先で、少年少女は願いと喪失に向き合う。
魔術と学園ラブコメを組み合わせ、クラスメイトが使い魔になる関係から騒動が広がるライトノベル。コメディの勢いとバトル要素を併せ持つ。
クラスメイトが使い魔になり、魔術学園の日常が動き出す。
復讐とアクションを軸にしたガガガ文庫のライトノベル。追い詰められた人物が思わぬ協力関係を結び、暴力と正義の境界を走る。
復讐の熱が、危うい協力関係と戦いを呼び込む。
受賞時の題名から改題され、『千歳くんはラムネ瓶のなか』として刊行された青春ラブコメ。クラスの中心にいる少年の輝きと歪みを通じて、承認、嫉妬、成長を描く。
ラムネ瓶のビー玉のように、青春の輝きと歪みを見つめる。
強大な力を持つオークの青年を主人公に、異世界での冒険と欲望にまっすぐな関係作りを描くライトノベル。刊行後はコミカライズ版も展開された。
最強のオーク青年が、異世界で力と欲望を隠さず進む。
お前の母ちゃん魔法少女!は、栗ノ原草介による受賞作。賞データを起点に、独立した書籍刊行の有無を確認しながら整理した作品で、人物の選択や時代・場所の空気を通じて、読後に残る問いを描く。
お前の母ちゃん魔法少女!は、受賞歴と書誌確認をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。
《このラブコメがすごい!!》堂々の三位!は、飛田雲之による受賞作。刊行情報と賞データを照合して整理した作品で、人物の選択や時代・場所の空気を通じて、読後に残る問いを描く。
《このラブコメがすごい!!》堂々の三位!は、受賞歴と書誌確認をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。
グリムの赤い万華鏡は、氷桃甘雪による受賞作。賞データを起点に、独立した書籍刊行の有無を確認しながら整理した作品で、人物の選択や時代・場所の空気を通じて、読後に残る問いを描く。
グリムの赤い万華鏡は、受賞歴と書誌確認をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。
ピンポンラバーは、谷山走太による受賞作。刊行情報と賞データを照合して整理した作品で、人物の選択や時代・場所の空気を通じて、読後に残る問いを描く。
ピンポンラバーは、受賞歴と書誌確認をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。
空飛ぶ卵の右舷砲は、喜多川信による受賞作。賞データを起点に、独立した書籍刊行の有無を確認しながら整理した作品で、人物の選択や時代・場所の空気を通じて、読後に残る問いを描く。
空飛ぶ卵の右舷砲は、受賞歴と書誌確認をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。
『平浦ファミリズム』は遍柳一の作品で、受賞対象として記録されている。書誌データベースで単行本またはそれに準じる刊行形態の識別子を確認できた。
受賞記録から読む、遍柳一『平浦ファミリズム』の輪郭。
『ひきこもり姫を歌わせたいっ!』は水坂不適合の受賞対象作品。Amazon JP、NDL Search、Google Books で単行本・文庫・短編集としての識別子を確認できなかったため、掲載誌や募集結果の情報とは切り分けて扱う。
受賞記録から読む、水坂不適合『ひきこもり姫を歌わせたいっ!』の輪郭。
『その過去にイピカイエー、この結末にマザーファッカー。』は谺の受賞対象作品。Amazon JP、NDL Search、Google Books で単行本・文庫・短編集としての識別子を確認できなかったため、掲載誌や募集結果の情報とは切り分けて扱う。
受賞記録から読む、谺『その過去にイピカイエー、この結末にマザーファッカー。』の輪郭。
『翡翠と琥珀』は酒井田貫太郎の受賞対象作品。Amazon JP、NDL Search、Google Books で単行本・文庫・短編集としての識別子を確認できなかったため、掲載誌や募集結果の情報とは切り分けて扱う。
受賞記録から読む、酒井田貫太郎『翡翠と琥珀』の輪郭。
『世界の終わりに問う賛歌』は白樺みひゃえるの作品で、受賞対象として記録されている。書誌データベースで単行本またはそれに準じる刊行形態の識別子を確認できた。
受賞記録から読む、白樺みひゃえる『世界の終わりに問う賛歌』の輪郭。
華志摩さんは、天宮伊佐による受賞・候補作品。賞の記録で作品名は確認できるが、Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式で同名の単行本・文庫・短編集として確実に対応する書誌を確認できなかったため、雑誌号や応募原稿の識別子は採用しない。
華志摩さんをめぐる確認済み情報を、受賞作データとして整理する。
ヒイラギエイクは、海津ゆたかによる受賞・候補作品。賞の記録で作品名は確認できるが、Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式で同名の単行本・文庫・短編集として確実に対応する書誌を確認できなかったため、雑誌号や応募原稿の識別子は採用しない。
ヒイラギエイクをめぐる確認済み情報を、受賞作データとして整理する。
ふあゆは、今慈ムジナによる受賞・候補作品。賞の記録で作品名は確認できるが、Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式で同名の単行本・文庫・短編集として確実に対応する書誌を確認できなかったため、雑誌号や応募原稿の識別子は採用しない。
ふあゆをめぐる確認済み情報を、受賞作データとして整理する。
満点飾りのがんばり論!は、屋久ユウキによる受賞・候補作品。賞の記録で作品名は確認できるが、Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式で同名の単行本・文庫・短編集として確実に対応する書誌を確認できなかったため、雑誌号や応募原稿の識別子は採用しない。
満点飾りのがんばり論!をめぐる確認済み情報を、受賞作データとして整理する。
勇者に期待した僕がバカでしたは、ハマカズシによる受賞・候補作品。賞の記録で作品名は確認できるが、Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式で同名の単行本・文庫・短編集として確実に対応する書誌を確認できなかったため、雑誌号や応募原稿の識別子は採用しない。
勇者に期待した僕がバカでしたをめぐる確認済み情報を、受賞作データとして整理する。
神話的な力と地域性を組み合わせたライトノベル。埼玉を舞台に、神統という大きな設定を現代的な語りへ落とし込む。
埼玉県神統系譜は、受賞記録と書誌確認から輪郭を整理できる中村智紀の作品である。
受賞時題名の作品で、刊行時には魔導都市を舞台にしたバトルファンタジーとして展開された。
フルホシュタットの魔術士は、受賞記録と書誌確認から輪郭を整理できる尾地雫の作品である。
夏の記憶と花火のイメージを軸にした青春ライトノベル。失われる時間と感情のきらめきを追う。
あの夏、最後に見た打ち上げ花火はは、受賞記録と書誌確認から輪郭を整理できる助供珠樹の作品である。
受賞時題名の作品で、刊行時には異世界と錬金術をめぐるファンタジーとして再構成された。
異世界錬金メカニクスは、受賞記録と書誌確認から輪郭を整理できる伊神一稀の作品である。
刊行時は『奇械仕掛けのブラッドハウンド』。猟奇事件が起きる街で、探偵業を営む青年が「指」をめぐる因縁に巻き込まれるダークファンタジー。
願望を具現化する「指」をめぐり、探偵たちの悲劇と喜劇が動き出します。
刊行時は『夏の終わりとリセット彼女』。事故で記憶を失ったクラスメイトの少女と、恋人だったらしい少年が、関係をもう一度始める青春小説。
忘れられた恋人関係を、夏の終わりにもう一度始める青春グラフィティです。
刊行時は『スチームヘヴン・フリークス』。蒸気と神秘が発展させたアメリカの街ビザーバーグを舞台に、怪人たちが暴れ回るスチームパンク風ライトノベル。
蒸気と霧の街で、怪人たちの騒動がアメリカンな疾走感で広がります。
刊行時は『クレイジーハットは盗まない』。人形を盗む怪盗シャルルが、身に覚えのない予告状をきっかけに島の秘密へ踏み込むアクションファンタジー。
人形専門の怪盗が、偽の予告状から魔女の島の謎へ引き寄せられます。
『祝園の短い歌』は、大桑八代による受賞作です。Amazon JP 検索、NDL 検索、関連出版社情報を確認対象としましたが、受賞作そのものを収録した単行本・文庫の ISBN は確認できませんでした。掲載誌・記事レコードの識別子は流用していません。
大桑八代の受賞作として記録される『祝園の短い歌』。
『人形遣い』は、賽目和七による受賞作です。NDL の書籍レコードで単行本または文庫として確認できるため、紙書籍の ISBN を基準に ASIN/ISBN-10/ISBN-13 を補完しました。
賽目和七の受賞作として記録される『人形遣い』。
『王子降臨』は、手代木正太郎による受賞作です。NDL の書籍レコードで単行本または文庫として確認できるため、紙書籍の ISBN を基準に ASIN/ISBN-10/ISBN-13 を補完しました。
手代木正太郎の受賞作として記録される『王子降臨』。
『ラブコメの魔』は、木村百草による受賞作です。Amazon JP 検索、NDL 検索、関連出版社情報を確認対象としましたが、受賞作そのものを収録した単行本・文庫の ISBN は確認できませんでした。掲載誌・記事レコードの識別子は流用していません。
木村百草の受賞作として記録される『ラブコメの魔』。
『ノノメメ、ハートブレイク』は、近村英一による受賞作です。NDL の書籍レコードで単行本または文庫として確認できるため、紙書籍の ISBN を基準に ASIN/ISBN-10/ISBN-13 を補完しました。
近村英一の受賞作として記録される『ノノメメ、ハートブレイク』。
刊行時に『狩りりんぐ!萩乃森高校狩猟専門課程』へ改題された学園コメディです。ゲームの狩猟に憧れる少年が、現実の狩猟専門課程で過酷な実習と仲間に出会います。
りあモンっ!は、受賞時の評価点を手がかりに作品世界へ入っていける一冊です。
第六回小学館ライトノベル大賞の優秀賞作として確認できる作品です。単独刊行の確実な書誌 ID は確認できないため、雑誌や別作品の識別子は使わない。
ウラビトのトビラは、受賞時の評価点を手がかりに作品世界へ入っていける一冊です。
表現が徹底管理された近未来社会で、下ネタを武器にした抵抗が始まる学園コメディです。刊行時は赤城大空名義となり、過激な設定を風刺とテンポで押し切るシリーズへ展開しました。
下ネタという概念が存在しない退屈な世界は、受賞時の評価点を手がかりに作品世界へ入っていける一冊です。
刊行時に『猫にはなれないご職業』へ改題された妖怪ファンタジーです。陰陽師の家に関わる猫又が、人間と妖異の事件に巻き込まれていきます。
吾輩は猫又であるは、受賞時の評価点を手がかりに作品世界へ入っていける一冊です。
刊行時に『俺、ツインテールになります。』へ改題された変身バトルコメディです。ツインテールを愛する少年が、異世界から来た敵と戦うため少女戦士へ変身します。
それは、ついんてーるの異世界は、受賞時の評価点を手がかりに作品世界へ入っていける一冊です。
失恋で生きる希望を失った三浦加奈は、学校の屋上で「ライオン」「ブリキ」「カカシ」と呼び合う少年少女に出会う。『オズの魔法使い』になぞらえた関係の中で、傷ついた若者たちが復讐と救いの境目を揺れながら、居場所を取り戻していく青春小説。
屋上に集まった傷だらけの少年少女が、復讐の先に自分の居場所を探す。
軽音部で居場所をなくした兎田晃吉は、物置部屋でギターを鳴らしていたところを漫研の兎毛成結奈に見られる。文化祭を前に、認められない者たちが集まり、軽音部へのリベンジに向けて走り出す青春ロック小説。
笑われ者のギター少年と漫研の少女が、文化祭で世界をねじ伏せにいく。
平凡な高校生・増川唐人の腹から、寄生虫が進化した美少女サナが飛び出してくる。宿主から栄養をもらう代わりに彼を守り、さらに恋人になると言い出すサナによって、唐人の日常は奇妙なラブコメへ変わっていく。
寄生虫の美少女が腹から現れ、平穏な日常をキセイ系ラブコメへ変える。
人との距離をうまく測れない少年少女の恋愛と痛みを、ずれた認識の積み重なりとして描く青春小説。受賞時の『From~とある不幸の手紙』から刊行時に『キミとは致命的なズレがある』へ改題され、違和感そのものを物語の核に据えている。
すれ違いでは済まない認識のずれが、恋と痛みを決定的に変えていく。
受賞時の『ここめが生き肝を食べた。』は、刊行時に『赤鬼はもう泣かない』へ改題された。鬼や民話的なモチーフを下敷きに、ギャグとキャラクターの勢いで押し切るライトノベルとして展開する。
鬼のモチーフを勢いのある会話とギャグで走らせる、変化球の青春ライトノベル。
浮遊大陸を舞台に、冒険者見習いの双子が開拓船の旅へ巻き込まれるRPG風ファンタジー。勇者らしくない勇者という軽さと、訓練生活から外界へ踏み出す冒険の高揚を組み合わせている。
勇者らしくない少年と双子の姉が、浮遊大陸の外へ向かう冒険に乗り出す。
漫画の中の存在だったはずの少女が現実に現れ、主人公の日常を混乱させる青春ラブコメ。オタク文化のパロディと、現実と二次元の境界が崩れる騒がしさを前面に出した作品である。
あこがれのななかさんは、画面の向こうではなく現実に立っていた。
人の弱い心を侵し死へ導く黄昏に覆われた世界で、青空を取り戻す少女と彼女を奪取する任務を負った青年が旅をするライトノベル。終末的な設定と逃走劇を組み合わせたロードストーリーである。
茜色に閉ざされた世界で、青空を生む少女をめぐる逃走が始まる。
巨大な生き物や異形の存在を思わせる題名の、未刊行応募作。第4回小学館ライトノベル大賞では優秀賞として発表され、同回の他作品と同じく異色の設定を評価された。
題名だけでも、日常から外れた生き物の気配を呼び込む作品である。
帝都を舞台に、呪い師の兄妹と異能力者たちが少年結社ウサギ団の侵略に立ち向かう異能バトル。受賞時の題名を含むシリーズは刊行時に『いばらの呪い師』となり、本作の要素は第3巻『侵略、少年結社ウサギ団』に展開されている。
空飛ぶ城とゾンビの軍勢が迫る帝都で、兄妹は絆をかけて戦う。
妖怪やもののけが現れる時代を舞台に、若侍と拝み屋、不思議な娘が藩の陰謀へ踏み込むライトノベル。剣戟とあやかしの気配を組み合わせた和風ファンタジーである。
妖怪やもののけが現れる時代を舞台に、若侍と拝み屋、不思議な娘が藩の陰謀へ踏み込むライトノベル。
一度死んだ少年が子ども時代から人生をやり直し、死を避けるための欠片を探すライトノベル。やり直しの設定を、恋愛や友情、後悔の回復へつなげていく。
一度死んだ少年が子ども時代から人生をやり直し、死を避けるための欠片を探すライトノベル。
現実を保存し、死によって過去へ戻れる能力を持つ少年を描くライトノベル。便利な力が人生を救うどころか、判断と責任を追い詰めていく構成が特徴である。
現実を保存し、死によって過去へ戻れる能力を持つ少年を描くライトノベル。
オカリナという奇妙な小道具をめぐって、平凡な日常からずれた騒動が広がる学園ライトノベル。脱力した会話と、どこへ転ぶかわからない展開が持ち味である。
オカリナという奇妙な小道具をめぐって、平凡な日常からずれた騒動が広がる学園ライトノベル。
園芸部の少年・葉ノ宮洋が、バラをまとった不思議な少女・尊莉花と出会う学園バトルライトノベル。植物型の銃や花をめぐる能力設定を軸に、奇抜な命令から恋と戦いが始まる。
バラをまとった少女の一言から、花と能力の学園バトルが始まる。
他人の顔を写し取る能力をめぐる奇抜な発想を、等身大の人物関係に落とし込んだライトノベル。姿を借りること、見られること、代わりになることの不安を、学園もののテンポで描く。
顔を写す力は、便利な変装ではなく、自分と他人の境目を揺らす。
世界同時多発テロの後、探偵事務所に届いた葉書から、七歳美郁を狙う刺客との戦いが始まる。救済者、破壊者、プログラムという言葉が交錯し、少女を守るための異能バトルが展開する。
少女を守るため、世界最強を呼び出す禁断のプログラムが動き出す。
少女・初雪が、姉のために別の女性の義妹として暮らすことになる百合ライトノベル。実姉と義姉への思い、作られた姉妹関係、童話的な引用が重なり、静かな緊張を帯びた日常が描かれる。
本物と偽物の姉妹関係が、少女の日常を静かに縛っていく。
異世界化した東京を舞台に、独自の用語と暴力的な学園活劇を構想したライトノベル賞応募作。租界跡や軍字、健字といった語法で大きな世界を立ち上げようとし、熱量の高さが評価された。
独自の語法で異世界の東京を描こうとした、熱量の大きな学園活劇。
受賞時題名『愛と殺意と境界人間』は、刊行時に『マージナル』としてガガガ文庫から出版された心理サスペンス。殺人嗜好者が集う地下サイトと連続殺人をめぐり、高校生が異常な事件に巻き込まれていく。
地下サイトと殺意が交差する、新感覚の心理サスペンス。
スター養成高校を舞台に、学園が配信するバラエティ番組と生徒たちの恋や騒動を描くライトノベルです。芸能学校もののにぎやかさとラブコメのテンポで、主人公たちの青春を見せます。
テレビ番組の中の学園生活が、恋と騒動を加速させます。
目覚めると自分の体が携帯電話になっていた、という奇抜な出発点から始まるライトノベルです。日常の道具に変わってしまった主人公を通じて、コミカルな混乱と自意識の揺れを描きます。
ある朝、俺の体は携帯電話になっていました。
形骸化した戦争を遠いものとして見ていた高校生が、同級生から銃口を向けられることで日常の足元にある暴力と向き合う。身近に迫る死を描く、新しい戦争の物語。
テレビの中の戦争が、教室のすぐそばまで迫ってくる。
受賞作『緑の闇』は、刊行時に『カラブルワールド 緑の闇』としてガガガ文庫から出版された。詳細な内容紹介は限られるが、改題後の文庫書誌で刊行を確認できる。
受賞時タイトルを残しつつ、文庫化でシリーズ名を冠した一作。
空っぽの手を持つ手品師と、半透明の飛行少女をめぐるゴシック調のラブコメディ。第1巻は受賞作をもとに刊行され、軽快な掛け合いと不思議な力をめぐる物語が展開する。
手品師の空っぽの手が、半透明な少女との出会いで物語を動かす。
恋に恋する高校生・吉岡さちは、告白をきっかけに思わぬ運命へ投げ込まれる。ほのぼのした日常は一変し、両想いになったばかりの相手と憎み合い、戦うことになる。
恋が実ったその先で、世界は不幸の連鎖を示しはじめる。
複数の人格を抱える青年イチロと不登校気味の女子高生イコが、都市伝説めいた存在「星喰い」に関わる失踪事件を追う。探し屋や夜の住人たちが交差する、異能サスペンスである。
道ノ森市の夜、星喰いをめぐる失踪事件が動き出す。