作品情報
さとり世代探偵のゆるやかな日常は、受賞記録と書誌確認から輪郭を整理できる九頭竜正志の作品である。
さとり世代探偵のゆるやかな日常は、九頭竜正志による作品で、日常の推理を中心に読める。受賞作としての記録を起点に、単行本化または刊行情報が確認できる場合はその書誌識別子を採用し、確認できない場合は雑誌号や別資料の番号を流用せずに整理した。
レビュー要約
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反応は作品の題材と語り口に向けられている。設定や問題意識を評価する読みがある一方、公開情報が限られる作品では書誌的な確認を優先して慎重に整理した。
書籍情報
- 出版社
- 新潮社
- 発売日
- 2015-04-30
- ページ数
- 362ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784101800325
- ISBN-10
- 4101800324
- 価格
- 30 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
大学生になった僕はやりたいことが特にない。幼馴染の灯影院に流されてうっかり「探偵同好会」を始めたら、ヤツのもっともらしい無茶推理に振り回される日々がやってきた。しょせん「休講の真相」程度の素人探偵の僕らは、やがて孤島の殺人にまで巻き込まれ――。軽やかなタッチで紡がれる会話芸の中から、現代の空気感があふれ出す新鮮ミステリ。
レビュー
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良かったです
子供に買ったので、私は本の内容は分かりませんが、楽◯でも売っていなかったので、こちらで中古の状態の良い商品が激安で購入出来て、感謝しております。
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後半の息苦しくて胸が締め付けられるような展開が好き
面白かったです。 一応連作短編形式という体裁なのですが、実際には長編です。 無気力な性格なのにツッコミだけは元気がいいワトソン役が、 自称イケメンで破天荒な探偵役の幼馴染の男に振り回される、 という王道的なストーリーです。 ちょっとお馬鹿なキャラ同士の会話が中心で、 テンポがよく、ギャグが面白いです。 前半はタイトル通り、日常の謎をゆるーい雰囲気で解決したり、 全然解決しなかったりします。 このまま、ほのぼの日常系ミステリーが続くのだろうなと思っていたのですが、 後半はシリアスな展開になり、驚きました。 個人的には、後半の息苦しくて無力感を覚えるような展開の方が好きです。 しかし、後半の展開も前半との落差があってこそ引き立つものなので、 このような構成になったのかなと思います。 続きがありそうな終わり方なのですが、続編が出たら読みたいです。
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あっという間に読み終わってしまいました
初めてミステリー小説を買いましたが、ゆるくてミステリーでとてもおもしろかったです。主人公の性格が好きだった。 作者さんの次回作早く読みたいです
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焦点が掴めず,ラストにも閉口
前半はタイトル通りのゆるい日常の謎も,謎解きも含めて微妙というのが率直な印象. どの話も大半をどうでもいい雑談が占めており,つまらない掛け合いは冗長でくどい上, 会話中心で進む軽いやり取りも,誰の台詞かわからなくなることが多いのは気になります. かと思えば,後半は一転.孤島を舞台に名家のドロドロを描いた事件へと移りますが, こちらはエピソードを詰め込みすぎで,伏線が丸わかりの言い回しも拙さが目立ちます. また,強引な物理トリックはまだしも,ある人物に絡めた『仕掛け』は意図がわからず…. このほか,語り部の青年と相棒の関係が強調されますが,その様子に不自然さは拭えず, 何より,葛藤の独り語りからそれまでを放り投げるラストには開いた口がふさがりません. 結局,日常なのか本格なのか,青年の内面なのか,どうにも焦点の掴みきれない作品でした.
関連する文学賞
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