作品情報
光に守られながら、とわは自分の足で世界へ出ていく。
新潮社の単行本として刊行された長編。孤独な少女が、日々の手触りと小さな出会いの積み重ねを通じて生をひらいていく。
書籍情報
- 出版社
- 新潮社
- 発売日
- 2020-10-29
- ページ数
- 256ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 13.5 x 2.1 x 19.5 cm
- ISBN-13
- 9784103311935
- ISBN-10
- 4103311932
- 価格
- 1400 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
帰って来ない母を待ち、〈とわ〉は一人で生き延びる。光に守られて、前を向く。暗い淵のなかに身を沈めて仰ぎ見る、透き通った光。「生きているって、すごいことなんだねぇ」。歌う鳥たち。草木の香り、庭に降りそそぐ陽射し。虹のように現れる、ささやかな七色の喜び。ちっぽけな私にも、未来、はあるのだ。読み終えると、あたたかな空気が流れます。本屋大賞第2位『ライオンのおやつ』に続く、待望の長編小説。
レビュー
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大好きな作品
小川糸さんの作品が大好きでこれまでもたくさん読ませていただきました。このとわの庭、素敵なあたたかな作品ですね。気に入りました。 繰り返し読みたい1冊です。 。ありがとうございました
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土の中で根を張るように生きていく人の話
だけど、 主人公が過酷な人生を生きていくための 糧は幼少期に ちゃんと育まれていたんだと感じられる 素晴らしい物語だった。 目が見えない人の話だったんだけれど 白杖は目が見えない人の 1割程度しか使っていないということに びっくりした。 知らなかった。。。 目が見えないからこその、 感じ方が言葉の節々に現れていて 本なのに、活字なのに 季節の移ろいを主人公と一緒に楽しめたり 友達との出会い、 恋 ヒトとの距離が 縮まっていくときのわくわくと ちょっとの不安のドキドキの心模様とか もうとても共感がいっぱいだった! 前半部分は 目には見えないけれど、 土の中で根っこを伸ばしていく物語 そして、その根が伸びたからこそ 後半 とわの庭にたくさんの花や鳥たちが 生きる喜びを歌っているのだと思った 芽吹く命のきらめきを感じられる 素敵な一冊だった お庭の描写が美しいの✨ 芽吹く今の季節にぴったりの本! そして、いつしか 主人公が ハーレーに乗れていること アフリカのサバンナで大自然を感じていること を夢を、共に見たくなる、信じたくなる 物語だったと思う。 人はどこからでも這い上がれるだろうし 人は何にでもきっとなれる。 狭い範囲で想像してないで こうやって思考の外へ連れ出してくれる 素晴らしい物語だった!
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自立について考えさせられる
中盤に恋人との性的な描写が生々しいので、18R対象の小説です。 それ以外の文面は、5つ星です。
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グッとくる
言葉の紡ぎ方が優しいと思いながら読み進めました。自分の現実には考えられない状況下でこの子はどうなってしまうんだろう...と最初は不安でしたが、最後希望を見つけて生きる強さを身につけた主人公、周りの人々がとっても素敵でした。
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一気に読み上げました
小川糸さんの作品は「食堂かたつむり」「ライオンのおやつ」と本書で3冊目。どれも静かな描写の中に強く心を揺さぶられ、時間を忘れて一気に物語の中へ没入してしまいます。 物語の世界を想像し、主人公はどんな風に感じていたんだろうと、時々目を閉じて読み進めました。 喜怒哀楽という感情があまりにも大雑把に感じられる、そんな気持ちになる一冊でした。
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出会いを大切にできること。
幸せな選択を自分で選べるようにするためには、素敵な人との出会いを大切にすること。主人公にとって、出会いは普通の人と比べたら少なかったかもしれないけど、少しの素敵な出会いを大切に、相手の人を大切にできたから、助けられたし、幸せな選択をすることができたのだとおもう。
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一気読みしました
読み応えもあり次から次へと手を止めることが出来ず一気に読了しました
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前半星4、後半星2
前半は、とわと母親の生活が見えるように細かく描かれていたが、 後半、とわがとわの庭がある生死を彷徨うような劣悪な環境下に置かれていた家に戻ってからの話に違和感を持った。 とわがまるで目が見えるようになったかのような描写がテンポよく進むのだが… 一番疑問に思ったのが、 とわがだんだん劣悪な環境に置かれるようになった時、 毎週水曜日に訪れるオットさんは何をしていたのか。 一番異変に気づけるはずのオットさんの責任は重い。
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