捨ててこそ 空也
『捨ててこそ空也』は、梓澤要による受賞作品。対象賞の選考で評価された作品として、作者の関心や表現上の特色が凝縮されている。
作品情報
梓澤要の受賞作『捨ててこそ空也』。
本項目は『捨ててこそ空也』について、受賞記録と書誌確認をもとに整理した作品情報である。識別子は受賞作そのものを収録した図書に限って採用し、雑誌号や関連記事の番号は除外した。
書籍情報
- 出版社
- 新潮社
- 発売日
- 2013-08-22
- ページ数
- 400ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 14 x 3.1 x 19.7 cm
- ISBN-13
- 9784103345312
- ISBN-10
- 4103345314
- 価格
- 458 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
民のために生き、市の聖として死す! 天皇の血筋を捨て、人々の悲嘆に身を捧げた空也。波乱と熱涙の生涯を描く仏教歴史小説の大作。
レビュー
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読後の静謐さを忘れないようにしたい
捨ててこそ 空也。 タイトルのままに、自我を捨てた生き方とそれを物語る静謐な文章。 心に残る良書でした。
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捨ててこそ空也
面白かった。
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昔昔
勉強になりました。 読んで良かった
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一応、良書
浄土思想というと、法然や親鸞ばかり取り上げられて賞賛されるが、社会活動を伴った市聖・いちのひじり・と言われた平安中期の空也上人を扱った小説。更には、奈良時代には行基という浄土思想の先駆者がいることもわかる良書。教団を作らなかったので、今日あまりにも忘れさられているのが残念。権力に対抗しながらも、政治的に立ち回った浄土宗・浄土真宗の過大評価が質されます。〇〇寛之さんにオススメしたいです。
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天の恵み 感謝
日本に輸入された高尚な仏教を庶民化 後の法然、親鸞、一遍へ続く 祈り 誰かのために自分が出来る事 人は救われなくてはならない いかなる者も 「菅原道真は根っからの学者、野心や権勢欲はかけらもなく」 「自らが無欲ゆえに他人の野心にうとく、警戒心もなく」 世の中のためには良かったのでしょうか? そう大それた事が出来る身でもなく 唄でも口ずさんで my bestとは何だろうか?など… わたしにとっては名著です
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とても面白い!
空也は平安時代の念仏僧として、また六波羅蜜寺の尊像で有名ですが、 一体どんな人物なのか・・・知らない方も多いのではないでしょうか。 (私もその一人です) 本書は天皇家での少年時代から、 出家し70歳で亡くなるまでの空也の生涯を描いたものです。 小説として最も秀でている点は、 平安時代の情景を読者に無理なく思い描かせるところにあると思います。 これは著者の優れた歴史感覚と、仏教思想への造詣の深さが土台となっているように思われます。 厳しい環境で暮らす人々の中に身を投じ、全国各地を遊行する空也。 陸奥への旅の途中、坂東ではもう一人の主人公(?)である 平将門との邂逅の場面があります。 なんといってもこれが面白い! たしかに空也と将門は同じ時代を生きた人物ですし、 遊行する空也は筑波山を臨む承和寺(いまの茨城県筑西市)に逗留したでしょう。 二人の出会いを想像するだけでロマンを感じるのは私だけではないでしょう。 また、空也の信仰は決して念仏だけのものではなかったようです。 心の底にある般若経への思いと、比叡山延暦寺での受戒と決別などの様は、 読み手の宗教的意識(情緒)を刺激するものでした。
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omosiroi
omosiroi
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宗教には興味がありませんが、一気に読み切りました。
仏教に興味のある方は、より深く理解が出来るのと思います。私は特に興味はなかったのですが、表装の絵が社会科の教科書で見覚えのあるものと、新聞の書評が良かったので興味を持ち購入しました。人として、人々のために「何かをなす事」の素晴らしさ、凄さを感じて、一気に読み切ってしまいました。ボランティアとカタカナでいわれることが多いですが、日本人の深層に流れる、人としての生き方を改めて確信できました。良かったです。
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