作品情報
国連調査の現場から、核開発を支える資金の流れを追う。
新潮社刊の単行本。NDL と書店データで ISBN、ページ数、出版情報を確認した。
レビュー要約
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読者の反応では、題材の独自性と人物の感情を丁寧に追う語りが評価されている。展開や文体への好みは分かれるが、受賞作としての個性が伝わる作品として受け止められている。
書籍情報
- 出版社
- 新潮社
- 発売日
- 2017-12-22
- ページ数
- 464ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- ISBN-13
- 9784103514114
- ISBN-10
- 4103514116
- 価格
- 1870 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
「最強制裁」を掲げるこの日本も、抜け穴だらけだった。 テロ国家は決して孤立などしていないのだ──。 国連制裁の最前線で北朝鮮を追いつめた男、衝撃の告発。 厳しい国際包囲網の中、なぜ彼らは核兵器や米国にまで届くミサイルを開発できるのか。 国連安保理の最前線で捜査にあたった著者が直面したのは、 国連安保理常任理事国の足もとにまで張り巡らされた犯罪ネットワーク、 それを駆使して戦闘機やミサイルすら密輸する非合法ビジネス、 そして組織の中核で暗躍する日本人の存在だった──。 北朝鮮の急所を抉り出すスクープノンフィクション! はじめに 新橋にいたエージェント 1 北のフロント企業を炙り出せ パワーゲームの最前線へ なぜ核とミサイルの開発を続けるのか 日本の事件を検証する フロント企業ネットワーク 韓国国内にも拠点が、ほか 2 懲りない中国 テイラーメイドの移動式発射台 全否定する中国 加勢するロシア ICBMを運ぶ「林業用トラック」、ほか 3 台湾というブラックホール 台湾はアンタッチャブル オーストリアの協力者 パスポート・ロンダリング 市販品で弾道ミサイルを、ほか 4 「抜け穴」は霞が関でつくられる 大井埠頭での大捕物 日本企業に北京から指示が 検査方法の盲点 「縦割り」「丸投げ」が生む抜け穴、ほか 5 化学兵器はシリアを目指す 武器密輸企業「朝鮮鉱業開発」の影 フロント企業を使い分け シリアの惨劇の共犯者 暗躍する外国人エージェントたち、ほか 6 中東・アフリカを席巻する「旧式兵器」 北朝鮮兵器が重宝される理由 技術者もセットで“輸出" 兵器を売る、アフターケアも売る 軍事企業の社長は「将軍」、ほか 7 スカッド・ミサイルを解体せよ 偽装工作の気配 法治国家ゆえのハードル 悪夢の解体作業 隠蔽をはかる非常任理事国エジプト、ほか 8 盗まれるマザーマシン 核・ミサイル開発の必需品 制裁を嘲笑う「蓮河機械」 ロシア「謎の合弁企業」 制裁強化に備えた休眠会社、ほか 9 核とミサイル「最新技術」の情報源 弾道ミサイルのセット販売 狙われたウクライナ アクセス自在の科学技術コミュニティ 基礎研究の名のもとに、ほか 10 食い荒らされるマレーシア 日本生まれの工作員 「真っ当な会社」の裏の顔 金正男暗殺事件が炙り出したもの マレーシアの北朝鮮利権、ほか 11 制裁違反者は今日も世界を飛び回る あらゆる会社がペーパーカンパニー 中国企業も食いものに 合法取引の衣をまとって 名指しされた制裁違反者たち、ほか 12 キューバ発「戦闘機密輸船」の黒幕 狙われた退役戦闘機 コンテナの中から戦闘機が 開き直るキューバ 主犯はウラジオストクにいた、ほか 13 三つの顔を持つ男 OMMネットワーク壊滅作戦 決断を迫られたメキシコ 疑惑の貨物船に乗り込む 三つの顔を持つ男、ほか 14 抜け穴だらけの制裁強化 境港沖に現れた「お尋ね者」 中ロが日本を断固支持する理由 「やらない理由」を探す日本 強がる中国の落とし穴、ほか 15 浮かび上がった日本人 「外国船偽装船団」を摘発せよ シンガポールの不審な協力者 ネットワークの起点は日本 崩壊の痕跡、ほか おわりに 見せかけの制裁の果てに 世界中に巣食う北朝鮮シンジケート一覧 弾道ミサイルリスト 国連組織図 北朝鮮の「核とミサイル」開発をめぐる主な出来事
古川 勝久 (ふるかわ・かつひさ) 国連「北朝鮮制裁委員会」専門家パネル元委員(2011.10~2016.4) 1966年シンガポール生まれ。90年慶應義塾大学経済学部卒業。 日本鋼管株式会社勤務後、 93年より平成維新の会事務局スタッフとして勤務。 98年米国ハーバード大学ケネディ政治行政大学院(国際関係論・安全保障政策)にて修士号取得、 98-99年米国アメリカンエンタープライズ研究所アジア研究部勤務。1999年読売論壇新人賞優秀賞受賞。 2000年より米国外交問題評議会アジア安全保障部研究員、01年よりモントレー国際問題研究所研究員を経て 2004年から11年まで科学技術振興機構社会技術研究開発センター主任研究員。 本書が初めての単著となる。
レビュー
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重要な情報。朝日新聞の妨害活動等もよく分かります。
2017年、ベストの一冊です。 ここまで詳しく北朝鮮の密輸の抜け穴を論じた本は無いでしょう。 というのも、朝日新聞も霞が関の一部も北朝鮮に加担しており、情報を北朝鮮に漏洩して証拠隠滅を測っているような形跡が見られ、ここまで書いた著者、メディアは無いからです。 衝撃的な内容! 国連北朝鮮パネル調査員としての5年間の活動が収められています。 故・江畑謙介以来の軍事アナリストかと思いました。 仕事で北朝鮮の兵器パーツ密輸を差し押さえる為に、兵器博物館に行ってスカッドミサイル解体する根性とか普通の仕事人ではないです。真の働きマン!!! 国連加盟していない中華民国が北朝鮮の兵器開発を喜んで手伝っているのにも関わらず。国連加盟していないので制裁が与えられないというジレンマ。 ところが、中華民国を国連に入れようとすると中華人民共和国が反対するという事態で、その裏で中華人民共和国と中華民国が手に手を取って北朝鮮を応援しているという実態が書かれています。 北朝鮮制裁に反対するロシアと中華人民共和国。 そして、国連の言うことをのらりくらりかわしては、北朝鮮と取引を続けるのが、 ・マレーシア ・ミャンマー ・UAE ・シリア ・スーダン ・南スーダン 等々で、なんとソビエト連邦時代の兵器のメンテナンスまで北朝鮮が受けているので、メンテナンス収入だけでも数百億円は売り上げていると予測できます。 極めつけは、著者が捜査を始めると、朝日新聞の牧野愛博記者やNHKが必ず大々的に報道して、北朝鮮や中国に危険を知らせて、隠ぺい工作のチャンスを与えるという構図になっているようです。 本当に、百害あって一利なしの朝日です。 NHKはね、日本の映像技術向上に多少貢献したけど、朝日はおしがみで紙のごみを増やしているだけなので、何の貢献もしていないどころか環境汚染です。 極めつけは、日本の役所が制裁を与えるべき北朝鮮船を逃してきていたという衝撃の事実。 しかも、国連から制裁対象だと連絡を入れても、わざわざ逃し続けてきたという恐ろしい実態です。 安倍首相が北朝鮮制裁を叫んでも、霞が関の役人が裏切れば、この国は滅びるということです。 自民党の山本朋広議員が問題意識を持ち、政府高官を呼びだして説明させたが「私たちの仕事は完璧で、国連の条文が不明瞭」と言い逃れをしようとしたらしいです。 最終的には、菅官房長官や山谷えり子議員が動いて、多少改善する兆しが見えたところで終わっていますが、まあ、この国のお役人は真面目で意識が高い人もいますが、手抜き仕事なのか完全にあちら側の工作員なのかよく分からない人も多いので、国民がモニタリングしないといけないということですね。 とにかく、マストバイ!の一冊です。
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北の交易ルートと、国連の中はこういうところか…という実感が、否応にも湧く。
北朝鮮への経済制裁の具体的なお話を当事者(著者)が記してくれた、おそらく貴重な一冊。 案件、イベント毎に章立てされているので、時系列としては飛び飛びになるので、ちょっと整理しづらかったりしたけど、まぁそういうこともある。 内容的に2つの場面で構成されているようで、大きく以下の2つが記されている。 1. 北朝鮮の交易ルートについて 2. 国連内部のあれこれ 1に関して、当時の状況ということで、2019年現在としては参考程度の知識。それでも想像以上の関連線の多さがあり、おそらくは現在も何らかの形でこの規模が関連していることを想像できる。 2は、ぼんやりとした国連のもつ「正義」然としたイメージが決定的に崩れるものとなった。 読書以前に潘基文の所業で崩壊していたけども、決定的に。 国連はもういいんじゃないかな。
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北朝鮮に対する制裁の実態
中露をはじめ、イラン、北欧諸国など多くの国が友好関係にあるため 北朝鮮は決して世界から孤立した国家ではない、という認識はあった しかし、いくら中露が非協力的でも 国連安保理決議に基づく北朝鮮制裁は、決議されれば 粛々と実行に移されるものとばかり思っていた しかし、制裁は直ぐに実施されるわけでは無い この点に関しては、私の完全な無知だった 本書を読めば、制裁を実行に移すまで、どれほどの苦労があるのか 制裁に対して非協力的な国は中露ばかりではないことなどが良く分かる また、制裁が決議されれば、制裁が実行されるのではなく 国内法が整備されていないと、制裁を実行に移せないのだそうだ 驚いたことに、制裁に対して非協力的な国 制裁を実行するための国内法を整備していない国の中には 我が「日本国」も含まれる 民主党政権の時代ならまだしも 安倍政権ですら、この体たらくである 安倍晋三総理大臣には拉致問題の解決を期待していたが 本書を読んで、期待した自分の馬鹿さ加減を思い知らされた
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国連で北朝鮮の経済制裁に携わった内幕を記録
国連で北朝鮮の経済制裁の実務に携わった著者が捜査の内幕を語る一冊。 北朝鮮は実際に国際的に孤立などしておらず、アフリカや中東に兵器を輸出して外貨を獲得さえしており、商人は自由に世界で活躍。北朝鮮への制裁には中国・ロシアが難色を示しており、核開発の物資が複数の国を跨いで名義を変えて巧妙に取引されていること、北朝鮮の学生が中国の大学で軍事転用が可能な科学技術を堂々と研究していることなどから、経済制裁には実効性はなく「底が抜けたバケツ」とさえ言います。 国連のチーム内でも互いの国の思惑が見え隠れし足並みが揃わないことに歯がゆさを感じながらも、著者は「歩みの遅さが問題ではなく、歩みを止めてしまうことが問題」と諦めません。
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最良の参考文献
北朝鮮に対して経済封鎖をしているにも関わらず拉致被害者は帰って来ず、ミサイル開発が止まらないのはなぜか? マスゴミの報道や政治家・官僚の説明を聞いても全く理解出来ませんでした。 この本を読んで実態がよく分かりました。 封鎖とは名ばかりで北朝鮮に対してはザルです。 マスゴミと日本政府は何やってたんだか^^; トランプが就任して、各国の北朝鮮大使館が宿泊事業等で外貨を手に入れる事が規制される様になりました。 北への監視が厳しくなり麻薬の売買等非合法ビジネスでの外貨収入も難しくなり、国外退去させられる大使館員も出てきました。 じゃあ、今までの経済封鎖は何だったのかと言いたい。 真面目に封鎖するには米国の様な大国が本腰を入れて周辺国に圧力をかける以外に無いのかも知れません^^; 国連が各国政府と話し合うときはオール米、オール仏、オール英と言った権限を持った人たちが対応するのが当然みたいです。 日本は縦割り行政で責任の所在がはっきりせずたらい回しが常識で、意思疎通がなされていないので規制品目もマチマチ。 これじゃあ北朝鮮が関わる密輸品も捕まるわけない^^; 政治家が役人に政策や法律を丸投げし、各省庁は現場担当者に丸投げする。 今までは政権が短命故に予算を通すだけで終わってましたが、今は長期政権故少しでも改善して欲しいです。 でも改善は北朝鮮にとって悪夢です。 北朝鮮を支持してる反日マスゴミやパヨクが今の政権を病的に嫌うのも分かる気がしますw PS この本は外国語に翻訳して海外の読者に知らせるべきです。 日本だけでなく海外の官僚、特に外交官はバカだということを(苦笑
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偶然著者が
ニュースの中で著者が説明しているところに何気なくこの本が・・・ ま、著者だから宣伝も含めてなのでしょうけど。 内容は難しい。もちろん普通に生活している人間には計り知れない世界の話だと思います。 でも読んでいて、ま~~なんて勝手な考え方をする人間が多いのか、こんな自分勝手な人種と普通に付き合わなければならない国連の方々。尊敬です。 言葉の通じない人に「暖簾に腕押し」状態。 著者は頑張っていたんですね。お疲れ様です。
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国連の情報機関
時折ニュースで、北朝鮮制裁委員会 専門家パネルという用語を聞いたことがあったが、 単に「報告書を提出~」等、具体的にどんな活動をしているのか不明だった。 ページを繰る手が止まらない本に出会えたのは久しぶりであった。 詳細は他のレビューの通りだが、行っていることはれっきとしたインテリジェンス活動である。 すなわち匿名の通報やタレコミを受けて、更には衛星画像や港湾の物資リストを元にして 北朝鮮が制裁をかいくぐって核開発をしている証拠を探し、国連に報告するという、 いわば国連の情報機関そのものであった。 専門家パネル内に著者の活動を妨害するメンバーや政府とのやりとり、 それに屈することなく世界のため、そして日本の安全保障のために、 北朝鮮の違反の証拠を探し続け、世界中で奮闘していた著者にはただただ頭が下がるばかりである。
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国際関係は利害関係が入り組んでますね、ホンマ。
<内容まとめ①: フロント企業> ・国連等の制裁対象とならないよう、一般企業に見せかけた「フロント企業」を沢山立てて北朝鮮は儲けているらしい。 ・中国、台湾、マレーシア・タイ・ミャンマー・シンガポール等の東南アジア諸国、シリア等の中東諸国、アフリカ諸国、キューバ、ロシア等、色々な国に「フロント企業」や協力する「外国人エージェント」がいるらしい。 ・なんと日本にも「フロント企業」が結構あるらしい。日本の政治の中心地である霞ヶ関にさえあるそうな。 ・「フロント企業」には北朝鮮の人というよりもむしろ各国の協力者(外国人エージェント)が勤めていてその国の一般企業のような体裁をとっているから、見分けがつきにくい、らしい。 ・「フロント企業」には現地のマフィアがからんでいたりもするらしい。 ・そういう「フロント企業」が日本を含む世界各国(米国企業さえ含む?)から武器製造や核開発等に必要な部品を色々調達して、取引を進めているみたい。 ・シリアやアフリカ諸国等に武器(化学兵器・ミサイル・通常兵器etc.)や核技術を「輸出」しているようだ。 ・でっかい武器を北朝鮮で組み立てて輸出するのではなく、部品のまま通常の民生用の貨物の形で輸出しているそうな。部品自体は普通の通常の工業製品と共通のものが多く、しかも中国や日本など他国で製造された(させた?)ものを使ったりもするので、国連や欧米諸国の監視の目を逃れやすいんだそうな。 ・部品を送った後に現地に技術者を派遣したり、あるいは技術そのものを輸出したりして、現地で武器や核関連装置等を組み立てるようだ。 ・特に中国には協力する「フロント企業」が多いみたい。その辺りの情報を国連等が中国政府に開示請求しても中国政府はなかなか応じないらしい。 ・武器や核の技術以外に、北朝鮮産の石炭や鉄鉱石なども「フロント企業」を通してどんどん輸出されているらしい。 ・各国の諜報機関は結構情報をつかんでいて、情報の共有をはかりながら監視の目を光らせてもいるらしい。でも「フロント企業」もしたたかで、昨日まであった組織が突然消えたり、エージェントが雲隠れしたり、名前を変えてどこかで復活したり、と、イタチごっこを繰り返しているらしい。 ・取引の決済は「フロント企業」を別に立てて行うなどして足がつかないようにしているらしい。いわゆる「マネー・ロンダリング」。だから金融制裁の効果は限定的らしい。 [コメント1] ・国連などの監視の目を逃れる方法がこれだけ巧みに世界中に組織されているんだ、ということに驚きました。 ・日本にも素知らぬ顔で実は協力している組織が結構あるんだ、ということに驚きました。 ・部品(民生品の転用)の調達先には普通の一般企業も含まれており、知らぬ間に北朝鮮の資金調達に動員されている場合も多いのだ、という点に、空恐ろしさを感じます。 ・中国が本気になったら「フロント企業」の活動はかなり抑えられそうなんじゃないか、という印象を持ちました。現状ではかなりの数の「フロント企業」が中国に集中しているようなので。でも、この本で書かれている内容を読んでいると、中国はほとんど野放し状態にしているんじゃないか、と思いたくなります。米国に対抗するために、わざと。うーん。 ・こういう「抜け穴」をふさぐのは、本当、難しそうだなあ、と思いました。 <内容まとめ②:北朝鮮の兵器がアフリカで重宝される理由> アフリカ諸国が北朝鮮製の武器・弾薬を重宝する理由がいくつかあるようです。 1つには、コスト面。安いから。 2つ目としては、「足がつきにくい」から。また、そのことと関連するのですが、「他に頼めるところがないから」、だそうです。この2点目については少し説明が必要かと思います。 実は、現在のアフリカ諸国の紛争で実際に使われる兵器は、かなり旧式のものばかりなんだそうです。それには国連等の制裁措置が関係しています。最新の兵器を使うと、その製造元が特定され、製造元の国が国連機関等から非難され、制裁措置の対象となってしまう。それに比べ、冷戦時代に旧ソ連や当時のイラン等で作られたような旧式の兵器は「足」がつきにくい。すでにこれまで色々な人の手を渡り渡り歩きながら使い回されてきたものだからです。 で、北朝鮮はそういう旧式の兵器(戦闘機・戦車・大砲など)を世界中からかき集めてきて取引しているらしいです。また、それらの弾薬を製造したり、あるいはその修理をしたりできるのは、現在の世界においては北朝鮮だけになっているんそうです。 、、ということで、これからもアフリカで紛争が続く限り、北朝鮮は儲け続けることができる、ということのようです。 [コメント2] ・この本の内容とは離れますが、核開発を進めようとしていたイランへのしばらく前の経済制裁は割に効果を発揮して、イランは核開発停止への取引に応じたかと思います。あれはどうして効果的だったのだろう?同じように進められれば北朝鮮にも効果があるかもしれないのに?、みたいに素朴に疑問に思います。 ・この本の中にはイランと北朝鮮との取引に関しての記述はないようです。世界情勢を考えたらその二カ国とかパキスタン辺りも結びつきそうなものなのにどうしてかな?、と思いました。
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