日本の文学賞

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小澤征爾さんと、音楽について話をする

小林秀雄賞

小澤征爾さんと、音楽について話をする

小澤征爾

指揮者の小澤征爾と作家の村上春樹が、クラシック音楽の聴き方、楽譜の読み方、演奏家の身体感覚、録音の違いについて語り合う対談集。ベートーヴェン、ブラームス、マーラーなどをめぐる会話から、音楽を聴く喜びが立ち上がる。

クラシック音楽対談指揮録音聴くこと

作品情報

世界的指揮者と作家が、録音を聴き比べながら音楽の奥へ入っていく。

小澤征爾と村上春樹の長時間にわたる対話をまとめた音楽対談集。村上の聴き手としての視点と小澤の指揮者としての実感が交わり、同じ曲でも演奏や録音によって別の表情を持つことを具体的に示す。

レビュー要約

  • 専門的な話題を扱いながら、演奏を聴き比べる楽しさと音楽家の思考が伝わる読みやすさが評価されている。

書籍情報

出版社
新潮社
発売日
2011-11-30
ページ数
375ページ
言語
日本語
サイズ
13.5 x 2.8 x 19.2 cm
ISBN-13
9784103534280
ISBN-10
4103534281
価格
1760 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

指揮者はタクトを振るように語り、小説家は心の響きを聴くように書きとめる――。 「俺これまで、こういう話をきちんとしたことなかったねえ」。ベートーヴェン・ピアノ協奏曲第三番、復活のカーネギー・ホール、六〇年代の軌跡、そして次代の演奏家達へ。「良き音楽」を求め耳を澄ませる小説家に、マエストロは率直に自らの言葉を語った――。東京・ハワイ・スイスで、村上春樹が問い、書き起こした、一年に及ぶロング・インタビュー。

レビュー

  • 眼光紙背に徹す

    本書は、村上春樹氏の企画・構成により2011年11月30日に発行された同一書名の文庫版で、新たに「厚木からの長い道のり」 (季刊『考える人』2013年秋号掲載)を収めてあります。小説家はマエストロを聴き尽くす。 東京で、世界の様々な場所で、時間を忘れ自由に語り合った1年に及ぶ日々 。不世出の指揮者、そのヒラメク魂に触れる迫真のロング・インタビューです。「そういえば、俺はこれまで、こういう話をきちんとしたことをなかったねえ」とマエストロは語っています。新しいベートーヴェンとマーラーのかたち、カーネギーホールの劇的な復活コンサート、カラヤンやバーンスタインと過ごした月日、そして、若い世代へと繋いでゆくもの。「心の響き」を求め、耳を澄ませる小説家にマエストロは率直に自らの音楽を語っています。 15年有余前に単行本を読み始めたときは、長年クラシック音楽に親しんできた1人としても、村上春樹氏の、音楽に対する洞察力は鋭すぎて読み続けられないほどでしたが、最近になってその真髄が少しずつ理解し始めてきています。多くのファンにおすすめしたい文庫版です。

  • 音楽好きを更に音楽好きに

    音楽が好きな人、クラシックでもジャズでも演歌でも、是非読んでください。

  • クラシック音楽が聴きたくなる

    この本を読むと、クラシック音楽が聴きたくなる。対談形式でも、小澤氏のワールドを引き出す質問が見事である。ジャズの本もそうだったが、村上春樹の手にかかると音楽が聴きたくなり、まるでちょっとした魔法のようだ。

  • 作家がインタビューするとこのように内面が明らかになるものかと思いました。

    村山春樹さんがこんなにクラッシックに詳しいとは知りませんでした。 対談を通してうまく小澤征爾の思っている事を引き出してくれ、指揮者がどのような感覚で演奏を作り上げているのか、コンサートまでの裏舞台を素人が垣間見れて感じ入れました。

  • 素人には意外と深い内容でした

    さわりだけ読んでギブアップでした。さすが音楽家というのはこんなに音に高感度な世界を生きておられるのかと、只々驚いたのと、オーディオの世界からみてマイク収録からスピーカー再生を考えたとき、とても再現できているものではないということが判りました。オーディオマニアの超端くれから見て、オーディオマニアは所詮趣味としての音再現の満足感でした。

  • 村上春樹が音楽にこんなに堪能だとは知らなかった。

    村上春樹が音楽にこんなに堪能だとは知らなかった。

  • 音楽の話も好きです

    村上春樹氏の小説、随筆の大部分を楽しく読んできましたが、この対談をはじめとした音楽の話しも好きです。

  • 理解、共感ではない。とてつもない深みに到達した人たちによる会話を楽しむ本。

    音楽について詳しいことは知らないし、クラシックが特に好きというわけでもない。 だた、昔読んだ小澤さんの「僕の音楽武者修行」が心に残っていた。 二人が話している音楽的な内容に共感できるところはほとんどない。共感という表 現は適切ではないかもしれない。とてもではないが二人の深さについていけないの だ。読者のほとんどは同じではないだろうか。ただし、このような深みに達するこ とのできる人間同士の会話がどのようなものか興味深く楽しめた。

  • Excellent vendeur

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