日本の文学賞

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プリンシパル

吉川英治文学新人賞

プリンシパル

長浦京

終戦直後の暴力組織を舞台に、女ボスの運命を描く戦後ピカレスク小説。

戦後任侠権力歴史小説

作品情報

女が権力を握るとき、戦後史は別の顔を見せる。

新潮社刊。1945年の東京を起点に、綾女が組織の代行役として生き延びる物語。

書籍情報

出版社
新潮社
発売日
2022-07-27
ページ数
544ページ
言語
日本語
サイズ
14.1 x 2.8 x 19.8 cm
ISBN-13
9784103547112
ISBN-10
4103547111
価格
2310 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/ミステリー・サスペンス・ハードボイルド

1945年、東京。関東最大級の暴力組織、四代目水嶽本家。その一人娘である綾女は、終戦と父の死により、突如、正統後継者の兄たちが戦地から帰還するまで「代行」役となることを余儀なくされる。 懐柔と癒着を謀る大物議員の陥穽。利権と覇権を狙うGHQの暗躍。勢力拡大を目論む極道者たちの瘴気……。 幾多の謀略を経て、次第に権力と暴力の魔力に魅せられていく綾女。そして、鮮血に彩られた闘争の遍歴は、やがて、戦後日本の闇をも呑み込む、漆黒のクライマックスへと突き進み……。 『リボルバー・リリー』(大藪賞受賞)、『アンダードッグス』(直木賞候補)を凌ぐ衝撃! 国産クライムサスペンスの極北へ。

1967年埼玉県生まれ。法政大学経営学部卒業後、出版社勤務を経て、放送作家に。その後、闘病生活を送り、退院後に初めて書き上げた『赤刃』で2011年に第6回小説現代長編新人賞、17年『リボルバー・リリー』で第19回大藪春彦賞、19年『マーダーズ』で第2回細谷正充賞を受賞。21年『アンダードッグス』で第164回直木賞候補、第74回日本推理作家協会賞候補となる。ほかの著作に『アキレウスの背中』などがある。

レビュー

  • 物語が進むごとに面白くなるね。

    久しぶりに面白い本だった。残酷で苛烈。

  • 面白いの一言

    何しろ痛快な作品です。久々に一気読みしました!

  • 内容が良い

    良品を有難うございます

  • ウィンズロウの名に期待しすぎた。

    主人公・綾女のまわりの話ばっかりで、最後まで物語が広がっていかない感じ。帯にウィンズロウの名前が出てたからちょっと期待しちゃったけど、たとえば代表作『犬の力』なんかは、麻薬組織側、追う側、そしてその間にいるやばい人たちの背景までめちゃくちゃ丁寧に描かれてて、その各々の話が徐々に交錯して爆発するって言うか、読んでて「この世界、ヤバ…」ってなるんですよね。この作品もノワールっぽい雰囲気はあるけど、敵の視点とか、もっと別の立場からの話が入ってたら、もうちょい面白くなったんじゃないかなーと思いました。

  • 歴史。ヤクザ

    面白い。

  • 元ネタはゴッドファーザー

    どうなるのか、早く先をと思う反面、オチが読めてしまうのは難点か。 あと、長浦さんの作品はタネとなる映画がわかりやすいですねw 『リボルバー・リリー』が『グロリア』なら、これは『ゴッドファーザー』です。

  • 小曾根百合とは違うけど••••

    綾女、非常に魅力的な女性です❗清か、悪か、両方かも知れない。知的で強くて、そして危うい。小曾根百合とはまるっきり違うけど魅力的な女性でした。すごく楽しめました‼️

  • めちゃくちゃ面白かった

    いやー凄かった! 退屈するシーンが全くなくて一気に読んでしまった。これでもかこれでもか!と畳み掛けるサービス精神に放心状態にされる。 この著者の他の作品も読みます。

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