沈める寺
『沈める寺』は木崎さと子による作品で、芸術選奨文部科学大臣新人賞の1988年回で選ばれた。受賞作として、作者の関心や表現の特徴を伝える一作である。
受賞作現代文学作者の表現
作品情報
芸術選奨文部科学大臣新人賞で選ばれた木崎さと子の『沈める寺』。
『沈める寺』は木崎さと子による作品で、芸術選奨文部科学大臣新人賞の1988年回で選ばれた。受賞作として、作者の関心や表現の特徴を伝える一作である。 新潮社の刊行物として読者に届けられた。
書籍情報
- 出版社
- 新潮社
- 発売日
- 1987-06-01
- ページ数
- 247ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784103661016
- ISBN-10
- 4103661011
- 価格
- 485 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
Amazon.co.jp: 沈める寺 : 木崎 さと子: 本
レビュー
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確か新聞の本の紹介を読んで興味が湧き、古書で取り寄せて読みました。
う~ん、星の数でわかると思います。
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終り方が少々肩すかしだが
1987年に発表され、翌年の芸術選奨文部大臣新人賞を受賞した作品。作者は1982年にカトリックの洗礼を受けているそうで、中編『白い原』では新興宗教が扱われていたが、本作では地方の浄土真宗の大寺が中心舞台となる。阿弥陀仏に帰依し、神道等は認めないその宗派に、女占い師をからめていて、宗教的なテーマへの関心を窺わせる。 大寺の住職の妻祐子と、その下寺の住職の息子昭二、その二人の視点で、ストーリーは進められる。 しかし、最後はかなりあいまいなままで幕を閉じることになる。祐子の息子は結局どうするのか。最後の事件で明らかに心に傷を負ってしまった昭二の心中はどうなのか。一応助言者的な役割をしていた藤木にしても最終的には明確な位置づけが与えられていないように思える。 途中はどうなることかとおもしろかっただけに、終わり方は少々肩すかしな感じだった。