日本の文学賞

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けさくしゃ

吉川英治文学新人賞

けさくしゃ

畠中恵

『けさくしゃ』は、畠中 恵による受賞作で、2013年の該当文学賞で選ばれた作品です。受賞情報と書誌データを照合し、作品単位で紹介できる範囲の情報を整理しました。

受賞作受賞作2013年

作品情報

2013年の受賞作として記録される『けさくしゃ』の書誌と作品概要。

『けさくしゃ』について、受賞一覧の記録、国立国会図書館などの書誌検索、および公開されている書籍データを突き合わせて整理した作品情報です。単行本または収録書籍の識別子が確認できた場合のみ bookIdentifiers に反映し、雑誌掲載情報だけで確認された識別子は採用していません。

書籍情報

出版社
新潮社
発売日
2012-11-22
ページ数
377ページ
言語
日本語
サイズ
13.5 x 2.5 x 19.1 cm
ISBN-13
9784104507177
ISBN-10
4104507172
価格
800 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

Amazon.co.jp: けさくしゃ : 畠中 恵: 本

レビュー

  • 面白かったです。

    なかなか粋な面白い内容でした。畠中さんの作品いつも楽しみにしています。

  • いつもと違う

    しゃばけシリーズとは趣の違う、分厚く、読み応えのある作品でした。

  • やっぱり畠中作品!

    しゃばけシリーズがすきですがこの作品にも読むのが止まらなくなって次作が読んでみたいなと思わされました。 楽しくあっという間によめました。

  • 今一つ盛り上がりきらない・・・

    柳亭種彦という、魅力的な主人公を得て、相当面白いはずなのだが、今一つ、盛り上がりきらない。主人公のキャラクタが、固まりきらないまま、出て来てしまったか? また、調子?拍子?の乗りが、どうも合わない。はりせん叩いて、巷談唸るような、とんとん拍子を期待したのだが、散文的と言うか、詰まるというか、調子が出て来ない。特に、「けさく」を通して、犯罪を暴くという、一番面白いはずの所が、一番調子はずれである。同じことを繰り返してるように見える。ちゃっちゃとやってほしいのである。 等々、ストレスが、相当溜まるのだが、 話自体は、面白い。 アイディアも面白い。 主人公も魅力的(のはず) ので、是非、七五調か、歌舞伎調で、次作を生み出して欲しいと思う。

  • お気に入りがまたひとつ・・・

    楽しく読ませて頂きました。 畠中さんらしい作品です。次回作も期待してます。

  • 腕っぷしは弱いが、趣味人としてたいそう名高い粋な、旗本の殿様・高屋彦四郎が、強欲だが目利きな版元・山青堂山崎平八に乗せられ、ついつい戯作を手掛けた事で、身に降り掛かった難題を、戯作仕立てで謎を解く新感覚時代ミステリー。

    長編合巻「偐紫田舎源氏」などで知られる江戸時代後期の戯作者・柳亭種彦が、葛飾北斎画で読本「阿波之鳴門」を執筆する前(世に出る前)の、暇を持て余していた旗本の殿様だった頃が背景のフィクション小説。 身に降り掛かる災難を、戯作にして謎を解いてくといった新しいタイプのミステリーである。 畠中氏の物語の主人公は、病弱であったり、柔和であったり、どこか頼りなげでありながらも、頭の切れが素晴らしいといった人物が多く、スーパーヒーローではい。 この度も、旗本の殿様で、かつ見た目は申し分ないのだが、小普請組でお役目はなく、身体も弱く、腕っ節はからっきし。そして何より愛妻家である。 魅力的な主役の回りを固めるのは、これまた彦四郎をして言えば、「狸」の山青堂。抜け目がなくどこか寝穢く、だがそう悪い人間ではない、芯から憎めない男と、殿様に対しても遠慮のない中間・善太。 殿様を補うべく、この善太の多彩振りが物語中盤からの山場になる。 読み終えて、ベストセラー作家の畠中氏に対して、僭越ではあるが、「幅が広がった」と感じている。 読み易さも入り込み易さも、相変わらずの巧さなのだが、言うなれば、これまでの読者層よりも幾分年齢高めの、時代小説ファンにも十分に楽しめる作品であった。 謎解きも、彦四郎の戲作といった想像上で進行するのだが、それに無理もなく自然に受け入れられる。

  • 江戸文化が垣間見える

    程よいテンポの展開と、江戸文化や出来事が織り込まれ、学校ではさらっと流してしまった江戸の面白さを知ることができる。

  • 個性豊かな登場人物で引き込まれる物語

    江戸時代を舞台にしたあらゆる騒動に巻き込まれる小説家の物語です。 しゃばけシリーズが好きなら、きっとこの物語にも引き込まれると思います。 主人公は出世意欲のない愛妻家の武家、彦さんです。 版元(といっても起業間もない…というか起業もまだという)の山仙堂さんにそそのかされ、 戯作者になってしまいました。 書いた物語が原因で騒ぎが起こったり、 旗本が戯作者になってしまったことが原因で騒ぎが起こったりし、 それを戯作を作るという方法で解決していきます。 とにかく、彦さんや山仙堂さんをはじめとして、 登場人物の個性が見事に面白いです。 皆、ほんとに面白い。 また、現代とは違って、出版に関してはあらゆる規制があって、 命がけで書いたり、描いたりしていたという江戸時代の大変さも伝わってきます。 そんな時代に武家でありながら戯作者になってしまった彦さんの あたふたしつつも呑気な個性に引き込まれます。 これもシリーズ化してほしいです。

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