日本の文学賞

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4TEEN

直木三十五賞

4TEEN

石田衣良

東京・月島に暮らす少年たちの中学二年の一年を描く連作青春小説。友情、性への戸惑い、家族の問題、病や別れを、都会の水辺の町の空気とともに軽やかで切実に描く。

青春月島友情家族

作品情報

月島の少年たちは、十四歳の一年で友情と痛みを同じ速度で覚えていく。

『4TEEN フォーティーン』は、石田衣良の連作短編集。月島に暮らす少年たちの十四歳の時間を追い、都市の下町的な空気、仲間同士の結びつき、成長の痛みを瑞々しく描く。

レビュー要約

  • 少年たちの日常の明るさと、成長期に避けられない痛みの描き分けが評価される。読みやすい語り口の中に、喪失や家族の問題が自然に入り込んでくる。

書籍情報

出版社
新潮社
発売日
2003-05-22
ページ数
251ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784104595013
ISBN-10
4104595012
価格
1000 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

地下鉄の階段を上がる。目の前にずらりと並ぶもんじゃ焼き屋。裏道に入れば木造の長屋が残り、そして目線を上げれば、そこにはスカイラインを切り取る超高層マンションが。それらがみんな奇妙に調和して共存する町、それが僕らの町、月島。 180センチ、100キロの巨漢、ダイ。 ウェルナー症候群という難病のナオト。 勉強が得意なジュン。 かっこいいことを言ってもどこかイケてない、テツロー。 月島中学に通う中学二年生四人組が一年間で経験する様々な出来事。入院中のナオトの許に大まじめで「エンコー」の女子高生をプレゼントし(「びっくりプレゼント」)、過食・拒食を繰り返す同級生とつきあい(「月の草」)、自転車旅行と偽って2泊3日で新宿の町を探訪し(「十五歳への旅」)……。この町でぼくたちは恋をし、傷つき、死と出会い、いたわり合い、そして大人になっていく。 その他「空色の自転車」「大華火の夜に」「月の草」「ぼくたちがセックスについて話すこと」「飛ぶ少年」の、瑞々しい八つの物語で描く今どきの十四歳、青春ストーリー。

石田衣良(いしだ・いら) 1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。広告制作会社勤務後、コピーライターとして活躍。97年『池袋ウェストゲートパーク』でオール読物推理小説新人賞を受賞し作家デビュー。都会暮らしの男女の機微を描いた恋愛小説や、現在を生きる少年の世界を少年の視点で描いた作品群で注目を集めている。『うつくしい少年』『波の上の魔術師』『スローグッドバイ』など著書多数。『娼年』『骨音』で過去二回直木賞にノミネートされるなど、今もっとも活躍している書き手のひとりである。

レビュー

  • 青春小説

    素晴らしい小説でした。

  • 面白かったようです

    中学1年男子に購入したら一瞬で読んでおり驚きました。面白かったのでしょう。

  • スピード感のある思春期の変化

    主人公4人だけでなく、それを取り巻く14歳のそれぞれの心情や心身の成長を、自転車で街中を疾走するスピード感に重ねながら描いた短編集。読みやすく爽快感のある作品。

  • 4TEEN

    大変面白い。この齢の感受性を思い出した。

  • 素晴らしかった!!町並み、少年たちの優しさ、風、、情景がとても浮かびました

    石田衣良さんファンです。美丘、眠れる真珠が好きです。4TEEN。初めは短編集と聞いて、それぞれ違う登場人物で違う世界観なのかと思いきや、4人の少年たちの様々な場面のお話。友達の闇や、問題に立ち向かったり、知り合った大人の人の手を取り助け合ったり、一話進むごとにこの少年たちをどんどん好きになってしまいました。優しくて、強くて、でもちゃんとまだ子供で。石田衣良さんの描くキャラクターは、やっぱりみんなキラキラしていますね。月島の町並みもとても生き生きと描かれていて、情景がとてもよく浮かびました。まるで一緒に数ヶ月を過ごしたように感じました。なんとも瑞々しい小説です。

  • 娘用に購入しました

    読書感想文用に購入させて頂きました。 商品の到着も早く、すぐ手に取ることができて満足です。

  • 変わり者の息子には合わなかった模様

    コロナ自粛の期間に退屈だろうと購入。 好きな感じじゃなかったようで初めの数ページ読んで放置してます。 いつか読むでしょう(笑)

  • 中学生の読書感想文に読ませました

    読後感の良い一冊。題名からわかるように、14歳の物語。子供向けな話ではないので、リアルな14歳で読むのも、大人でもよいとおもう。

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