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金翅のファティオータ (C・NovelsFantasia く 3-1 四界物語 1)

C★NOVELS大賞

金翅のファティオータ (C・NovelsFantasia く 3-1 四界物語 1)

黒川裕子

受賞作として選ばれたこの作品は、作者固有の語り口で人物の感情や場面の緊張を描く。短い題名の奥に、時代や人間関係の変化に触れる読み味がある。

受賞作人間関係緊張余韻

作品情報

『四界物語1 金翅のファティオータ』は、受賞作として選ばれたこの作品は、作者固有の語り口で人物の感情や場面の緊張を描く。

受賞作として選ばれたこの作品は、作者固有の語り口で人物の感情や場面の緊張を描く。短い題名の奥に、時代や人間関係の変化に触れる読み味がある。

レビュー要約

  • 設定や語り口の個性を評価する声がある一方で、展開の癖や文体の濃さを読む人によって重く感じる場合もある。

書籍情報

出版社
中央公論新社
発売日
2010-07-01
ページ数
253ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784125011172
ISBN-10
4125011176
価格
990 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

Amazon.co.jp: 金翅のファティオータ (C・NovelsFantasia く 3-1 四界物語 1) : 黒川 裕子, 黒葉.K: 本

レビュー

  • 大賞受賞…???

    思うに、作者が「こういうのが、あたし好きなの!」と全力で主張している作品だと思いました。 だから、「私も好き!」というふうに世界観に入れる人にとってはよい読み物になると思います。 でも、私はそうは思えなかった。なので低い評価です。 なにより、文章に致命的なバグがあります。 このままでは意味や、キャラが成立しません。 読んでいて5回ほど、本を破り捨てたくなりました。 穿った見方になりますが、作者は思い込みの強い人ではないでしょうか。 文章の繋がり、単語の意味を一つ一つ吟味して選んでいるというよりは、自分の思いの赴くままに書き連ねている感じがしました。 また、自分では説明したつもり、描写したつもりになっていることが多すぎるのでは。でも残念ながら、作者のイメージが紙面から浮かんではきませんでした。 また、ファンタジー作品の肝である独自の設定、物語内で使われる言語や名前のセンスが悪いと感じました。 いろんな世界観、他作品からのいいとこ取りをするのはかまわないのですが、統一感がまったく見られません。 それに加えて2つの民族の関係があまりに不自然です。 純血主義のように見えて、優劣があるようにも見えます。 しかし優劣があるのなら、混血が純血より低く扱われるのは疑問。 実際にどうなのかも大事ですが、現実にどういう立ち位置なのかが考えられていないのでは。 このあたりが後々説明されるのでしょうか? 台詞回しも???となる場面が多いです。 個人個人がケースごとに口調を変えるのは当然のこととしても、それがあまりにも突飛過ぎたり芝居掛かっていすぎで気持ち悪いです。 キャラの作りこみが残念です。 基本、イケメン美女は善いもの、それ以外は悪いもの、という構図のように思えます。まあ作者の趣味でしょうか。 また、上に挙げたような理由もあり、キャラの統一感が無い気がします。作者の理想を全部ぶち込んだらこうなりましたという感じがします。 全体的に、底が浅いという印象を受けました。 やりたいこと、目指したところはなんとなく朧気に理解できます。 「竜」というファンタジックな装置を話の根幹に据えた物語は、ドラクエを例に挙げるまでもなく、とてもワクワクするものです。ファンタジーにとってはこのワクワクが何よりも大事だと思います。 ですが、残念ながらこの作品はそれを昇華するだけの技術やノウハウや論理が欠けているのかな、と思いました。 ただ、絵はとても綺麗でした。

  • 世界観はとても魅力的

    トゲウオ、波頭馬等この話独特の単語が多い割には物語の世界に入り込みやすいです。 情景が絵のように浮かぶ感じ。 主人公も、他のキャラクターにも中々好感を持てるんですが、肝心の話にちょっとちぐはぐな感じを受けました。 肝心の場面が説明不足、キャラクターの感情の変遷がちょっと追いづらいところが見受けられます。 まあまだ一巻目なので説明不足と感じたところに説明がついて、物語が更に面白くなるといいなあ…

  • 地名、人名…

    面白いです。文章も読みやすい。 ですが、地名、登場人物の名前が覚えにくい。 もうちょっと、簡単に2~4文字位でわかりやすくお願いします。恐らく作者がこういった字面がお好きなのだろうとは思いますが、わかりやすくのが一番!と思います。

  • 賞レースはバカにできない

    さすが大賞受賞に恥じない佳作だと思います。 売れないと続編が出ないだろうから、ぜひ売れて欲しい。 このレビューが役に立つかわからないけど・・・ オリジナリティやストーリーテリングの巧みさは当然として、 作品世界の描写がすごくみずみずしいです。 波の上を駆ける馬。 人の世に同化した異種族の禍々しさ、美しさ、その神秘、歌声、まなざし、海底の双子の国、失われた過去の約束、現世の悲劇、竜の心臓、この世のものとも思えない刺客たち、孤独な美貌の第一皇子と、共鳴する孤児、真の竜の王の幼生、 ストーリーを思い返すと、目の前はやはり一面の海。それも頭上に海。 海上を駆けて竜の眷族を倒す爽快感と、過去に囚われて水底に沈みゆくような気だるい気分を同時に味わえるお得な一冊。 一巻でほっとんどすべての手札を明かしてしまって、あとはそれを使ってどうゴールするかという・・・ 出し惜しみしてないから中だるみもなく、どこの局面をとっても無駄がない濃密さ。 登場人物たちも当然ながら魅力的で、その孤独も悲哀もひっくるめて魅力的で、次巻で会えるのが待ち遠しいです。 売れるといいなあ・・・

  • なかなか。

    個人的には本当に新人さんなのですか?と思えるほど、面白かったですよ。 多崎先生以来かなぁ。。読んでいてドキドキしました。 こういったファンタジーが好みっていうのもありますが、 グイグイ読み進める事が出来て、楽しかったです。 展開もスピーディだし、敵だと思ったら味方だった!とか。 帝国の王位継承者の王子とその相棒となった主人公の物語ですが、 主人公の影がちょっとうす〜いかなぁと思います。 周囲にとても魅力的な登場人物が多くいるので、致し方無し、かな。 設定も面白かったです。海をメインにした世界観。 海中にある、滅びた第四界とその血を引く人たち。 この世界では、美しい人(第四界の末裔)たちが迫害されているのね。。。 綺麗な人、好きですね。脳内保養になるから〜。 第四界は、竜を擁していながら何故戦に負けたのか不明だけど、明らかになるのかな? 王子の出生の秘密や、帝国の王(王子の父親)の不気味さやら 今後、どんな展開になるのか続きが気になりますので、 これからすぐに読む予定です。

  • スケールが大きい

    いかにもファンタジー!なお話でした。 女王竜がいて美青年騎士がいて老獪な王がいる。 海の底にある国。 海の上を不思議な生き物で走り回り、竜の背にのって空を飛ぶ。 ベタだけど面白いと思いました。 オリジナルの設定と造語が多いので少し読みにくいですが、一度イメージが掴めれば想像の翼がはばたきます。 夢見るようなロマンに溢れていました。

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