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星界の紋章1: 帝国の王女 (ハヤカワ文庫 JA モ 1-1)

星雲賞

星界の紋章1: 帝国の王女 (ハヤカワ文庫 JA モ 1-1)

森岡浩之

星界の紋章は、森岡浩之による受賞作品。人物、時代、社会、記憶のいずれかを軸に、題名が示す主題へ読者を導く作品である。

受賞作品社会記憶人物

作品情報

星界の紋章は、受賞歴を通じて読み継がれる森岡浩之の作品である。

星界の紋章は、森岡浩之の関心が凝縮された作品として、文学賞の選考で評価された。読者は題名に込められた問題意識を手がかりに、作品世界の背景と登場する人々の関係を追うことができる。

書籍情報

出版社
早川書房
発売日
1996-04-11
ページ数
272ページ
言語
日本語
サイズ
10.6 x 1.2 x 15.2 cm
ISBN-13
9784150305475
ISBN-10
4150305471
価格
638 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

帝国の王女

レビュー

  • 傑作SFライトノベル

    漫画版から入った口ですが、いやこれが面白い。 中世ヨーロッパ(ファンタジー)的なアーヴ帝国と、遥か未来の銀河系規模のスケール感、独自のSF設定がするりと頭に入ってくる。 ハヤカワなのでもっと堅いSFなのかなと思っていたのですが、読みやすく理解しやすく、何より面白いボーイミーツガールでした。

  • 電車の中でたのしめます。

    久しぶりに読み直したけれど、このたわいなさは何とも気持ちいいです。

  • 一つだけ気になる点が

    まさに序章といったところ、最新刊まで読みましたが、とても素晴らしかった。 私が読んだ、スペースオペラの中では、トップクラスの面白さです。 序盤は少し退屈でしたが、どんどん面白くなっていきました。 一つだけ気になる点が私か作者が生きてる内に完結するのかが気がかりです

  • 小学の終わりぐらいから中学に上がる頃に、この作品に出会ってからもう二十数年。片時も離さず持ち歩いて、数え切れない程に何度も何度も読み耽って、もうカバーはボロボロ。

    私にとってのスペースオペラ作品はこの星界シリーズと云っても良いくらいに想い入れがある作品。 ざっとかいつまんで云うなら、人類が恒星間航法を実現した宇宙を舞台に、言葉や文化、生きて来た歴史の違う少年と少女が出逢い、そして、それを取り巻く登場人物達によって展開されていく群像劇として描かれている作品と云った処か。 ネタバレを避けて説明するの難しいな。 物語の導入ともなるこの第1巻では、この物語における世界の環境、生物、言葉、文字、文化、技術、経済、政治、歴史等々の成り立ちが事細かく、物語の展開に合わせて随所で明らかにされて行く。 ※全体的に読みやすいけど、事細かく作り込まれているので世界観が構築されるまでは情報量過多になるかも。 そして、シリーズを通し、物語の進行上で何気無い拍子に既存世界の足跡もちらほらと散見される処が中々の"スパイス"になっていたりする。 ※"夢の樹が継げたなら"も繋がってんのかのぅ? 私達の世界に地続きの物語として、在り得るかも知れない世界の未来のひとつとしても存在するのだと、子供心にワクワクさせられたのは良い想い出。 兎に角それから小説にくっそはまって、森岡浩之さんの小説は殆ど買い漁って読み漁りました(まる) カバーがもうボッロボロです。 最後に恐らく"コア過ぎる星界シリーズマニア"にしか解らないであろう台詞で締め括ろうと想う。 "そんなあなたに発芽する!!" ※全員生存で最後まで生き延びS獲得。 コツは時空泡の集合離散と一撃離脱、そして艦船の損耗管理と艦隊の位置取り。 気になったら調べるなぅ。 それとアーヴ語知りたきゃ星界シリーズファンサイトもあるでよ。 ※もう二十数年経ってるけどまだあるよね? "ダイッセーレッ!!"

  • ライトノベルのように見せかけて

    アニメがきっかけで読むことになった小説です。 ボーイミーツガールで始まるストーリーなのでゴリゴリのSF小説が好きな方は「……?」と思うかもしれません。 レーベルがハヤカワ文庫ですが、現在ならライトノベルとして出されていたかもしれません。 ですが、アーヴという異種族、その生き物が作り出す異文化、星間航行技術の説明はまさにサイエンスフィクションです。 アニメ版だと航行技術や戦闘の説明がサラっと流されていますが、小説版だとその説明がやたら面白く書かれています。 執筆ペースが遅くなかなか新刊が出ないのが難ですが、第一シリーズだけ読むのも十分にアリ。 読んで星の世界へと旅立ってみましょう。

  • 世界設定が魅力的

    意図せずも多くの恨みを買っての今の地位に,戸惑いと自問自答を繰り返す少年と, 王女の身分でありながら,窮地で役に立てない自身に腹立たしさの消えない彼女など, 身分違いの二人の出会いから始まり,接近やそれぞれの成長や意識の変化も窺わせてと, 96年の作品に不適当かもしれませんが,ベタなボーイ・ミーツ・ガールとジュヴナイルSF. 一方,家督や立場への考えをはじめ,家族や生殖など文化面もしっかりと練り込まれ, それが種族の異なる二人のズレだけでなく,物語の流れに組み込まれているのも好印象. ただ,独自言語は結構なのですが,一般的な言葉にもルビが付くのは却って読みづらく…. また,彼と彼女の邂逅を長い目で見守ろうとする大人たちと,その直後に訪れる悲劇は, そんな思いなどつゆ知らず,自分だけの世界であがく二人の姿も相まって胸を打たれます. そして,彼らがそのことに気付いたとき,何を思い,見るのかにも期待が膨らむところです. 反面,いささか話の動きが遅めで,ここから彼らが何を目指すのかが曖昧にも感じられ, 終盤での騒動が巻またぎとなったことについては,やや物足りなさが残ってしまいました.

  • 微妙。。。

    読みにくい。 多少なら独自の用語を使えば良い。ただし、距離、連絡艇、珈琲にまで独自の物を使われると読み難い事この上ない。 階級、職業くらいはまあ許せるけど。。。

  • SFに嵌るキッカケになる本

    星界の紋章、第一巻 帝国の王女です。 主人公の少年ジントは、宇宙からの大きな災厄のため、 故郷を追われ、別惑星へと連れて行かれる。大義名分 としては留学となってはいたが、己の意思で故郷へ帰 ることはできない。留学先で、自分の惑星を侵略した ものたち(アーヴ)のため、侵略者たちの一人として生 きる道しかなくなった(?)主人公自身のため、主計修 技館(軍の事務官を養成する学校)に入学するため勉学 と友だち作りのためミンチウというスポーツに専念す る。そしてついに主計修技館に入るため、第二の故郷 デルクトゥーを去るため、デルクトゥー宇宙港へ、そ こに侵略者の迎えが――見目麗しきアーヴとの出会いが。 読み所3つ挙げます。 (1)ジント「複雑だなぁ」。 (2)アーヴの微笑。 (3)帝国の根幹に関わる問題を批判するジント。 上記以外に、飲食物や飲食物を口にするときの描写、抜 け目のなさそうなジントじゃない主人公が時折見せるそ そっかしさ(「一服、盛られたか?」、眠ってるふりなど) とそれを良い味わいに変えるジントの人間性と言動がこの 巻の味であり、さらにアーヴの愛の形の説明、八王家の説 明、付録:帝国星界軍翔士位階があるので最初の一巻という 価値を除いても、十分過ぎるほどの価値を持った巻です。

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