再起 (ハヤカワ・ノヴェルズ 競馬シリーズ)
競馬界を舞台に、事故や陰謀に巻き込まれた主人公が再び立ち上がるディック・フランシスのミステリ。競馬スリラーらしい職業描写と、不屈の人物像が軸になる。
作品情報
競馬界の緊張と再生の物語を組み合わせた冒険ミステリ。
ハヤカワ・ノヴェルズから刊行されたディック・フランシス晩年の競馬ミステリ。翻訳は北野寿美枝。危機からの回復と事件の解明が並行する。
レビュー要約
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主人公の粘り強さと競馬界の具体的な空気が魅力とされる。恋愛要素の薄さを物足りなく感じる読者もいるが、安定したサスペンスとして読まれている。
書籍情報
- 出版社
- 早川書房
- 発売日
- 2006-12-01
- ページ数
- 401ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784152087799
- ISBN-10
- 415208779X
- 価格
- 2350 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/評論・文学研究/外国文学研究/英米文学
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レビュー
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相変わらず読ませる
競馬シリーズの中でも人気シリーズともいえるシッド・ハレーもの。 インターネット・ギャンブル、八百長レース疑惑を調査するシッドに執拗な妨害圧力がかかり、 ついには新たな恋人マリーナもろとも危機に瀕する。 策を弄して敵を追い詰めていくシッド。 ラスト絶体絶命のピンチが… 相変わらずストーリーのうまさで読ませる。北野寿美枝の訳もまずまず及第。
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すみません…
久々のシッド・ハレーの姿、楽しく読みました。 が、しかし…、しかし…。 これを読む前にパーカーの「スクールデイズ」を読んだからかもしれませんが、 どうしても「スペンサーっぽい」感じが消しきれませんでした。 (もっとも、「スクールデイズ」自体は、スーザンもホークも出てこないですし、 本書と「スクールデイズ」が似ている、というわけではありません) シッド・ハレーシリーズの面白さは、私は苦しんで苦しんで、 それでもその苦しみを乗り越えていくところにあると思っています。 自分の弱さ、恐怖と向き合い、一度はそこから逃げようとしながらも、 それでも逃げずに立ち向かっていこうとする人間の強さのようなもの。 それを描いたものだと思っています。 確かに、ハレー自身がすでに探偵業である程度の名声を手に入れ、 (権力とか地位とか、そういう意味の名声でなく、『こういう人間だ』という意味で) 年齢的にも不惑を迎え(レビュアーの方の言葉にもあったように)、 『丸くなった』のかもしれませんし、自身に加えられた危害ではないという点も 影響しているのでしょうが…。 読んでいて、ちょっぴり寂しく、というか、 違うなあと思ってしまったのは、私だけでしょうか…。 「お帰りなさい」の思いを込めて、星は4つです…。
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現代化された競馬シリーズ(シッド・ハレー)登場
競馬シリーズ待望の再開。現代化された競馬シリーズ(インターネットビジネス、DNA鑑定など)盛りだくさんの内容にて初め良し、中間良し、終い良しの作品に仕上がってる。従来このシリーズは初めからアクションを起こすことが少なく、鮮やかなラストとのコントラストが特徴の一つであったのだが、今回ははじめから好ラップを刻む先行馬のように初めから飛ばしていってラストで2の足を使い、5馬身ぶっちぎりの1着みたいな感じになっている。 競馬シリーズの中でも派手な作品の1つといっていいであろう。 これだけの作品であるから息子のフランシスの助力が大きかったに違いない。 残念ながらフランシス本人は亡くなってしまったが、息子のフランシスは、競馬シリーズでの執筆活動はしているようなので、ハヤカワ文庫さんには、息子さんの競馬シリーズの翻訳および日本での出版をしてもらいたいと切に願っています。
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菊池光追悼
久しぶりのディック・フランシスの新作。しかもシド・ハレーものときたら、買わざるを得ない。あっという間に読み終えた。 でも、こんなのはシド・ハレーじゃない、って思った。シドは、もっと孤高の人って感じだったんだけど。本作では恋人にメロメロって感じ。 ただ、このシリーズは、そんなことはどうでもいい。とにかく新作を読めれば、それだけで幸せ。 それよりも自分がシド・ハレーの年齢を追い起こしてしまったのには驚いた。それと菊地光が亡くなっていたとは..
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シド・ハーレー復活
これが最後か?と覚悟したShattered 以来待ちかねた長編は、 シド・ハーレーとともに還ってきました。 数えてみるとOdds Against から40年も経過しているのですが、 ヒーローには時の流れは関係ないのです。 毎回勉強して仕入れてくれる新ジャンルの知識が、今更ネット・ギャンブル…と思うのですが、 それもサー・フランシスならではのご愛敬と思いましょう。 しかし、金髪のオランダ美人と手をつないではしゃぎ、事あるごとに義手の左手に言及し、 自意識に悶々とする姿を読み進んでいると、こんな人だったっけ?と感じてしまいます。 思わず旧作の訳本を読み返したところ、いまだ人々の記憶に新しい栄光と尊敬に囲まれ、 悪人に「お前をおそれさせるにはどうしたらいいんだ!!」と言わせるあたりも含めて、 ご丁寧なくらい忠実に再現されてました。 読み手の側が、勝手にイメチェンしていたんですね。 それにしても日本版の訳者は大先生ですが、あの大時代な言い回しはちょっと…。
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「自己蔑視」との決別。
シリーズ四度目となる登場で、彼:シッド・ハレーもだいぶ丸くなったようだ。初登場で31歳だった彼も恐らくは、「不惑」を超えたハズだ。ここには、もう「自分自身を否定し、卑しんでいた」彼の姿はない。彼は、事故と事件(!)で「左腕」を失ったが、「誇り」は取り戻したのだ。今の彼に弱点はないハズであったが・・・。 今回の敵は卑劣にも、彼自身ではなく、彼の新しい恋人:マリーナを標的にする。彼と彼女がこの苦難をどう乗り越えるかが今回の山場だ。シッド・ハレーはもちろんだが、マリーナが良い。とても魅力的に、そして力強く描かれている。 *個人的には、別れた元妻:ジェニイとの関係も悪くはないようで、少しホッとした:笑。 最近流行りのダーティーヒーローと比較すると彼:シッド・ハレーは良い漢(おとこ)過ぎる(真面目、正直、礼儀正しいetc.)ので少々物足りない貴兄もいるかもしれないが、私は彼のことが好きだ。世間に悪ぶって生きる(チョイワル?)より、彼のように正々堂々として生きたいと思う。 PS もはや誰が「競馬」シリーズを書いたのかは、大した問題ではないと思う。なぜならこのシリーズにとって、「騎手:ディック・フランシス」の存在は不可欠なのだから・・・。 「再起」したシッド・ハレーとフランシス翁に乾杯を!
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Sid Halley Returned
6年ぶりのディックフランシス、そして再起にふさわしいSid Halleyの登場。 D.フランシスもよきアシスタントでもあった 愛妻Maryの死により筆を折ったかと思われたが、息子Felixの助力を得て、復帰作と なった。D.フランシスも往年の鋭さは 若干鈍ってきたところが感じられるが、 味わい深い作品となっている。 犯人の意外性。そして恋人Marinaに迫る 危険、スリルに富んだ展開である。 最後のアクションシーンは作者ならで はのものだ。 次作Felixとの共著も楽しみだ。
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競馬小説のディック・フランシス、「復活」の新作。
久びさのディック・フランシス作品にびっくりしたのは、私だけではないだろう。 既に大変な高齢でありながら、往時の筆力に劣らない作品をものしたことに、敬意を表したい。 相変わらず読者をぐいぐいと引っ張ってゆく、力強いストーリー運びは健在で、後半は本を置くことなく 一気に読了してしまった。 あまり、細かいことを云々せず、エンターテインメントを存分に、かつ素直に享受したい一冊だ。
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Enjoyable
Yet another gem. An enjoyable read.
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Lecture
Un bon Dick Francis, c'est à dire facile à lire, bon suspense même si l'ensemble de l'intrigue est prévisible, et plutôt agréablement écrit.
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The formula always works
This is another fine Dick Francis novel. It's amazing how his formulaic plots can each feel fresh and exciting. This story is about a private detective trying to solve a case involving the murder of a jockey and the apparent suicide of a race horse trainer. As Sid Halley, the detective, tries to unravel the mysteries surrounding these deaths, he must try to protect his girlfriend, who has been assaulted as a warning to halt the investigation. His decision to continue investigating places them both in deadly danger. This very satisfying story is filled with violence, romance, cutting edge DNA evidence and excitement. It is highly recommended.
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Super
LIebe Dick Francis, alle Bücher sind lesenswert, mal mehr mal weniger, aber immer humorvoll und mit Pferdesport, mag die Kombination
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Fast paced book
GREAT BOOK BY DICK FRANCIS.