日本の文学賞

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受け月

直木三十五賞

受け月

伊集院静

表題作を含む短編集。野球、家族、別れ、老いをめぐる人生の一場面を、静かな哀感と抑えた筆致で描き出す。

短編集野球家族人生

作品情報

月を見上げる願いのように、人生の終わり際の思いが静かに残る。

伊集院静の直木賞受賞作。人生の折り返しや別れの局面に立つ人物を描き、勝敗や成功では測れない時間の重みを感じさせる。

レビュー要約

  • 作品の背景と構成を丁寧に追う読者から支持されている。主題の重さに対し、叙述の落ち着きと人物の輪郭が読みどころとして受け止められている。

書籍情報

出版社
文藝春秋
発売日
1992-05-01
ページ数
259ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784163132402
ISBN-10
4163132406
価格
2251 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

人が他人のために祈る時、どうすれば通じるのだろうか。表題作ほか、選考委員の激賞を受けた「切子皿」など大人のための小説七篇

レビュー

  • とても

    良かった。

  • 淡々としている。著者らしい本。

    淡々としている。著者らしい本。

  • ホロリとした秀作でした

    少し古い本ですが、気になって読んでみました。短編集ですが、伊集院静らしい、どれも野球絡みで、読んでいてホロリとさせられました。噂通りの素晴らしい本でした。

  • HIX

    中古品という事でコンディションが心配でしたが、とても状態が良かったです。 また、機会があれば利用したいと思います。

  • 通勤の間に

    通勤の電車の中で読むには最適です。一編読み終わる毎に心が洗われる気がして活力が湧き上がって来ます。 最近は子供の影響でサッカーばかりですがたまには近所の草野球や少年野球の見物にでも行こうか…と思わせてくれました。

  • 変わる価値観と普遍

    『受け月』です。 直木賞受賞作です。受賞した時「こんな上手い作家がまだいたのか」と言っていた選考委員がいたような気がします。わざとらしーなー、とも思ったのですが、読んでみると、確かに上手いです。まだいたのか、は別として。 短編集です。いずれの作品も、野球が題材として盛り込まれています。 でも野球がメインではなく、野球を通して人間関係、心理のあやを描いています。これが上手いですね。心にしみます。 大人の小説です。 ただし、ちょっと注意が必要なのが、書かれた当時と、もうとっくに21世紀になって随分経った時期とでは、野球に対する価値観も変わってきていると思われることです。 かつては野球は日本における花形スポーツで、ネコもシャクシも野球でした。そしてまあ体育会系の価値観が支配的でした。タバコを吸って、ぽいと投げ捨てる大人が格好いいと見えていました。 現在の価値観で読むと、その辺にちょっと違和感を覚えるのですが、あくまでも野球やタバコは小道具ですからね。 メインは人間関係と心理描写。これはあるていど普遍的なものだと思いますので。

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