春の砦
『春の砦』は、広告制作会社を舞台にした藤森益弘の小説です。サントリーミステリー大賞では優秀作品賞に選ばれ、謎を前面に押し出すよりも、仕事と恋愛の感情の揺れを日常の中に置いた作品として読まれます。
広告業界恋愛中年の感傷日常の謎
作品情報
広告制作の現場を背景に、日常の中でほどけていく謎と感情を描く。
2003年に文藝春秋から刊行された単行本。NDL で 404 ページの図書として確認でき、ISBN は 4-16-321920-X です。第20回サントリーミステリー大賞の優秀作品賞として、同賞の最終回に記録されています。
レビュー要約
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ミステリーとしての仕掛けよりも、広告制作会社の空気や恋愛小説としての読後感に注目する声がある。題材の選び方に意外性があり、落ち着いた筆致を評価する読み方ができる。
書籍情報
- 出版社
- 文藝春秋
- 発売日
- 2003-06-15
- ページ数
- 404ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784163219202
- ISBN-10
- 416321920X
- 価格
- 34 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
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レビュー
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つかみ所のないお話
広告会社に勤める安芸の携帯電話にかかってくる無言電話、そしてある日その中から「ひろゆきさん」という女の声がした、彼をそう呼んだのは従兄弟の宮部響子だけだった、彼女は25年前の冬パリで自殺していた。とミステリータッチで始まるお話、結局は人間関係恋愛物、つかみ所のないお話でした。
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人生には分岐点がいくつも・・・胸が熱く
上ヶ原を思い出しました。あの頃は、夢ばかり見ていて・・。今、あの世界の戻ったら・・・いいえ、そのままがいいのです。うら若き日の偽り・・・。そんなことを思い出させて、胸が久しぶりに少し熱くなりました。
関連する文学賞
- サントリーミステリー大賞 第20回(2003年) ・優秀作品賞