日本の文学賞

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書籍情報

出版社
文藝春秋
発売日
2016-02-12
ページ数
181ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784163904146
ISBN-10
416390414X
価格
1430 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

32歳の新人作家、いま注目のデビュー作!文學界新人賞受賞作「サバイブ」と芥川賞候補作「シェア」を収録。

レビュー

  • ベンチャー、コンサル、外銀で働いてるとより面白く読めるはず

    筆者はコンサルで働きながらベンチャー起業への投資や、コンサルタントの同僚、外銀の友達などがいるのではないかと思われる。 コンサルや外銀のズレた金銭感覚、ベンチャーにありがちな人間関係トラブルや金銭問題などが物憂げな雰囲気でストーリーに盛り込まれている。特にベンチャー、コンサルの両方に身をおいたことがある人なら、これって絶対◯◯さんのことだよねとか、このサービスAirbnbじゃんとか、外銀の人って確かにこんなお金の使い方するねといったリアリティが非常におもしろい。 私はベンチャーで働いているが、大変面白く読むことができた。 文學界新人賞も納得の作品。次回作にもぜひ期待したい。

  • 人は一人では生きられない、みたいな?

    文学界新人賞は最近ぱっとしない。軽く調べた限り、2010年以降で同賞から22人くらいがデビューしているが、うち本を出したのは5人ほど。その他の作家は雑誌掲載のみで、単行本はないという寂しい状況だ。まあ、これを「寂しい」と捉えるのが適切なのか、これが常態なのかはよくわからないが、この本はそんな過酷な文学界新人賞でサバイブして出版にこぎつけた、言わばエリートのような本なのだ。 シェア 表題作で芥川賞候補作。2018年の民泊新法で多くのホストが撤退したので賞味期限切れの感はあるが、「私は道が出来るまで待つなんて嫌です。誰かが、ぎりぎりの挑戦をする誰かが一番偉いんだって、私はいつも思っています」というベトナム人のミーちゃんは素敵だ。文章はこっちのほうが上手い。 サバイブ 外資系金融、コンサルなどのビジネスエリートの生態を描いた小説、しかも作者は東大卒で渦中にいた、というところだけでも風俗小説として案外面白いか。個人的にはえらく感傷的な小説で、2000年代には何もなかった、90年代には何かあった、みたいなところが案外著者は村上龍とか好きなのかなー、と感じた。 ストーリーはあると言えばあるが大きな事件はない。 二作読んだ感想としては、リーダビリティもあるし、なんとなく今っぽいところなんかも悪くないじゃん、ただあと一歩かなー、というところ。池袋、赤坂、御茶ノ水など東京の具体的な地名が出てくるのは良いし、表題作だけでなくサバイブのほうもシェアハウスというところで、一冊になってるのも悪くないなと思った。

  • 印象深い作品

    面白くて読みやすくて飛行機の中で一気に読めました。リアルな最近の世の中の描写のなかに少し郷愁のような何かを感じる印象深い作品でした。

  • 最初Bluetoothで

    Bluetoothで少し手惑いましたが今は順調に使えています。

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